「キスは?」
「ん?」
「キスしてくれないの?」
その言葉を聞いて満足げに微笑むジヨンは
「キスするよ~」
と鼻のあたまにチュっと軽くキス
「えっ」
明らかに落胆ている彼女に。
「すぐにこうしたかったけど、ミチの気持ちが知りたくて…」
とくちびるに…。
チュっと音をたてて軽くしたキスが
柔らかいキスに変わって
彼の舌は、彼女を味わいつくそうとするかのように
ゆっくり、優しく絡んでくる。
息が続かないけど。
止めたくなくて・・・。
ジヨンはそれを分かっていて
「ミチは甘い~ね」
と呼吸が楽になるまで
軽いキスを続けてくれる。
「さっきケーキ食べたからだよ~」
と彼女が照れていると。
「もっとケーキ食べたい?」
って聞いてくるし、企んだ顔してるからバレバレです。
「もっと?食べたいのはジヨンじゃないの?」
って抵抗して見せたのに。
「食べさせて欲しい?欲しくない?」
って聞かれたら、答えはひとつしかないよぅ
「ジヨンの好きなほうでいいよ」
てそれでも頑張ってみた。
彼、すっごくウケながら
生クリームを指ですくって
ミチのくちびるに乗せて。
自分はケーキ一口もぐもぐして。
でそのままちゅぅ❤
生クリームが体温で溶けてくるから
くちびるの触れ合う感覚がさっきよりも心地よくて
そのままジヨンが口の中まで進入してきて。
その甘くて…柔らかくて優しいキスに、なんだか泣きたくなった。
今が幸せすぎて、怖い。
手が届くところに彼がいてくれるのは。
多分、今日だけだから。
優しくされて、自分が彼にとっての特別だって感じられても。
明日どうなるかなんてわからない。
涙が溢れてしまっても。
それは嬉しいからなのです。
幸せな記憶は、感覚とともにあたしの中に刻まれて
あたしだけの思い出になる。
何も望みません。
何の期待もしていません。
けど・・・今だけ
今日だけはあたしのジヨンだって
思っていてもいいですか?
~~~~END~~~~
「ん?」
「キスしてくれないの?」
その言葉を聞いて満足げに微笑むジヨンは
「キスするよ~」
と鼻のあたまにチュっと軽くキス
「えっ」
明らかに落胆ている彼女に。
「すぐにこうしたかったけど、ミチの気持ちが知りたくて…」
とくちびるに…。
チュっと音をたてて軽くしたキスが
柔らかいキスに変わって
彼の舌は、彼女を味わいつくそうとするかのように
ゆっくり、優しく絡んでくる。
息が続かないけど。
止めたくなくて・・・。
ジヨンはそれを分かっていて
「ミチは甘い~ね」
と呼吸が楽になるまで
軽いキスを続けてくれる。
「さっきケーキ食べたからだよ~」
と彼女が照れていると。
「もっとケーキ食べたい?」
って聞いてくるし、企んだ顔してるからバレバレです。
「もっと?食べたいのはジヨンじゃないの?」
って抵抗して見せたのに。
「食べさせて欲しい?欲しくない?」
って聞かれたら、答えはひとつしかないよぅ
「ジヨンの好きなほうでいいよ」
てそれでも頑張ってみた。
彼、すっごくウケながら
生クリームを指ですくって
ミチのくちびるに乗せて。
自分はケーキ一口もぐもぐして。
でそのままちゅぅ❤
生クリームが体温で溶けてくるから
くちびるの触れ合う感覚がさっきよりも心地よくて
そのままジヨンが口の中まで進入してきて。
その甘くて…柔らかくて優しいキスに、なんだか泣きたくなった。
今が幸せすぎて、怖い。
手が届くところに彼がいてくれるのは。
多分、今日だけだから。
優しくされて、自分が彼にとっての特別だって感じられても。
明日どうなるかなんてわからない。
涙が溢れてしまっても。
それは嬉しいからなのです。
幸せな記憶は、感覚とともにあたしの中に刻まれて
あたしだけの思い出になる。
何も望みません。
何の期待もしていません。
けど・・・今だけ
今日だけはあたしのジヨンだって
思っていてもいいですか?
~~~~END~~~~