新年度入りとなる週明けの相場は、日経平均、NYダウ大幅安、米景気堅調でドル円上昇スタート | FP754のCFP試験&1級FP試験独学合格対策ブログ

新年度入りとなる週明けの相場は、日経平均、NYダウ大幅安、米景気堅調でドル円上昇スタート

皆さん、おはようございます。
FP754です。

このブログのメインテーマであるCFP試験。

次回の2024年度第1回試験に向けて、新たにCFP試験対策をスタートしています。

 

本日の時事・法改正は・・・

 


【時事・法改正】

 

【金融】

 

[日経新聞総合2面記事(Web刊)] 
CFP試験分類:国内経済指標
出題キーワード:日銀短観(全国企業短期経済観測調査)、大企業製造業業況判断(DI)、4期ぶり悪化

(FP754より)
<CFP試験対策>
国内の経済指標に関する問題は毎回出題されていますが、日銀短観はまさに昨年11月の前回試験で出題されましたので、内容を確認しておいてください。
<視点>

日銀短観の大企業製造業業況判断(DI)は4期ぶりに悪化、ダイハツ自動車の品質不正問題による自動車生産の減少が影を落とす形となりました。

 

[日経新聞国際面記事(Web刊)] 
CFP試験分類:海外経済指標
出題キーワード:ISM製造業景況感指数、日銀短観、景気判断の節目50、2022年9月以来17ヵ月ぶりに回復

(FP754より)
<CFP試験対策>
国内の経済指標に関する問題は毎回出題されていますが、海外の経済指標も重要で、ISM製造業景況感指数は昨年11月の前回試験で出題された日銀短観にあたる米経済指標で、CFP試験の出題において最も重要ですが、実務的にも週末発表予定の米雇用統計に次いで株式、金利、為替などの金融市場を動かすエネルギーがある経済指標であり、以前に出題されたことがありますので、内容を確認しておいてください。
<視点>

景気判断を節目となる50を2022年9月以来17ヵ月ぶりに回復、予想も上回ったことで、米長短金利が急騰、NYダウは金利上昇圧力か下落するも、ドル円は151円台後半まで上昇しました。

 

 

【相場】

新年度入りとなる週明けの相場は、日経平均、NYダウは大幅安、米景気堅調でドル円上昇スタートとなりました。

日経平均は新年度入りとなる取引で、日銀短観が4期ぶりに悪化したことや、機関投資家による期初に伴う益出しの売りが出て、軟調に推移、下げ幅550円超、2週間ぶりに節目の4万円台割れとなる大幅反落、NYダウは発表された米ISM製造業景況感指数が節目の50を回復する強い結果となり、米早期利下げ期待が後退し、米長期金利が約3%もの急騰となったことが重しとなり、売りが優勢となり、下げ幅250ドル弱の反落、ドル円は東京市場で日経平均が大幅安となる中でも、151円台前半から半ばで堅調に推移、欧州市場でも同水準のレンジ取引で推移していましたが、NY市場で米長期金利が上げ幅を拡大したことで、151円台半ばまで上昇したところで、発表された米ISM製造業景況感指数の強い結果を受けて、ドル全面高の展開となり、ドル円は151円台後半まで上昇が加速し、年初来高値を試す動きとなるかと思われましたが、手前で失速し、利益確定売りに押され、151円台半ばまで反落しましたが、下落が一服すると、米長期金利の上昇に下支えされ、151円台半ばから後半のレンジ取引に移行しましたが、ドル円を下支えする米景気ですが、注目の米ISM製造業がまさかの景気判断の節目50を回復する強い結果となり、改めて堅調な米景気を確認、米長期金利の急騰を招き、ドル円も上昇と、本日東京市場での政府の円安牽制を強めそうな堅調さを保っていますが、このままいけば、仮に週末の米雇用統計も強い結果となれば、瞬間風速的に年初来高値を更新し、節目の152円台をつける可能性がありそうですが、果たしてどうなるでしょうか。

 


【最後にひとこと】

 

昨日、日経平均が節目の4万円台割れとなり、3月中旬以来となる押し目買いチャンスの到来となりそうですが、本日の日経新聞1面見出しの株式分割の記事にあるとおり、上場企業の株式分割の動きが23年度は前年度比6割増となるなど活発化し、個人投資家にはこれまで単元株が高すぎて中々手が出なかった優良銘柄も株式分割により最低購入金額が下がることで手が届くようになっており、更に最近の証券会社では1株からなど単元株未満での取引も可能になっており、昨年1:25の大型分割を実施した昨日時点で時価総額6位のNTTなどはたった177円程度で購入できるなど、新NISAスタートとともに、個人投資家のマネーが流入しやすい株式投資の環境が整ってきたことを実感しています。

(投資は自己責任でお願いします)