日経平均中東情勢悪化で一時今年最大の下げ幅1,300円の3万7千円台割れ、ドル円往って来い | FP754のCFP試験&1級FP試験独学合格対策ブログ

日経平均中東情勢悪化で一時今年最大の下げ幅1,300円の3万7千円台割れ、ドル円往って来い

皆さん、こんばんは。
FP754です。

このブログのメインテーマであるCFP試験。

次回の2024年度第1回試験に向けて、新たにCFP試験対策をスタートしています。

 

本日の時事・法改正は・・・

 


【時事・法改正】

 

【金融】

 

[日経新聞総合4面記事(Web刊)] 
CFP試験分類:国内経済指標
出題キーワード:全国消費者物価指数、総務省、前年同月比2.6%上昇、2年連続2%以上

(FP754より)
<CFP試験対策>
日本の経済指標に関する問題は毎回出題されていますが、アベノミクスによるインフレ目標2%以上を掲げたことで、総務省の消費者物価指数は、日銀の国内企業物価指数とともに、物価指標として重要度が高く、昨年6月の前々回試験で、過去に出題されたことがあるラスパイレス式の計算問題が出題されたほか、文章問題でも単独の設問で、消費者、企業物価指数が出題されましたので、内容を確認しておいてください。
<視点>
3月は前年同月比2.6%となり、2年連続日銀目標の2%以上を達成、日銀がマイナス金利解除という利上げに打って出る中、現在は普段の生活でもインフレを痛感するとおり、日本の失われた30年の象徴だったデフレ経済と言う言葉は死語となっています。

 

 

【相場】

日経平均は中東情勢悪化で一時今年最大の下げ幅1,300円の3万7千円台割れ、ドル円は往って来いとなりました。

日経平均は、中東情勢の悪化を受けて、リスク回避の動きから大きく売られ、一時下げ幅1,300円、節目の3万7千円台割れと今年最大の下落となり、その後、下げ幅を縮小したものの、引け時も1,000円超の急落、NYダウはイランのイスラエルへの報復攻撃が限定的だったことで中東情勢への過度な懸念が後退したことで買われ、上げ幅200ドル超の続伸、ドル円は東京市場で中東情勢の悪化による地政学的リスクを受けて、久々にリスク回避の円高の流れとなって大きく売られ、154円台割れとなり153円台半ばまで急落しましたが、イランのイスラエルへの報復攻撃が想定より軽く限定的だったことが判明すると、一転して大きく買い戻され、154円台前半まで反発、その後欧州、NY市場でもジリジリと買戻しが進み、結局、東京市場の急落前の水準を回復する往って来いの展開となりましたが、為替介入への警戒感も根強く、155円台を目指す展開とはなりませんでしたが、下記コーナーの雑感で、週末の4月19日は相場展開の日になる可能性があるという話もしていましたが、荒れたのは日経平均で、ドル円は下落したものの結局元の水準に戻りましたが、日経平均とドル円の関係ですが、以前よく見られたリスク志向の株高円安とリスク回避の株安円高の組み合わせは崩れつつあり、株安円安の日本売りの流れも目立ってきていますが、日経平均やNYダウの日米株式の下落が続く中、米利下げ開始時期後ずれによる米長期金利の上昇を受けたドル円の上昇、すなわちドル高の流れが続く限り、円安も続いてしまうのでしょうか、ドル円はまたしても154円台で膠着状態が続いていますので、相場エネルギーが蓄積された後の次の大きな動きにも要注意です。

 


【最後にひとこと】

 

今日は風が強く、気温も一桁と冬並みに下がって寒かったです。

ところで、最近、日経電子版に連載されていた”ユニクロ秘録”という特集記事にて、日本における稀代の経営者であるファーストリテイリング創業者の柳井正会長兼社長の半生を垣間見ることができ、大変読み応えがある興味深い内容でしたが、”ユニクロ”という店舗名は略語であるなどその起源を初めて知りました。