米経済指標は強弱入り混じる内容で、NYダウ上昇、米長期金利低下、ドル円往って来いの展開 | FP754のCFP試験&1級FP試験独学合格対策ブログ

米経済指標は強弱入り混じる内容で、NYダウ上昇、米長期金利低下、ドル円往って来いの展開

皆さん、おはようございます。
FP754です。

このブログのメインテーマであるCFP試験。

次回の2024年度第1回試験に向けて、新たにCFP試験対策をスタートしています。

 

本日の時事・法改正は・・・

 


【時事・法改正】

 

【金融】

 

[日経新聞マーケット総合面記事(Web刊)] 
CFP試験分類:外国為替市場
出題キーワード:歴史的円安局面長期化、ドル円154円台、約34年ぶり円安ドル高水準、政府・日銀円買い介入警戒、米インフレ、米連邦準備理事会(FRB)、利下げタイミング曖昧

(FP754より)
<CFP試験対策>
外国為替市場については、まさに昨年11月の前回試験で、直物・先物市場や外国為替証拠金取引(FX)が出題されたほか、時事関連として、昨年6月の前々回試験で、毎回出題される日銀資料とは別に、これまであまり見られなかった形式で、2022年の世界経済および金融市場等の動向が出題されており、改めて現在の市場動向を把握しておくことが重要となりましたので、実務的な内容として確認しておいてください。
<視点>
ドル円は年初の140円台から、強い米景気、インフレ高止まり、米FRBの利下げ開始時期後ずれ、そして日銀のマイナス金利解除の金融緩和継続で、約34年ぶり高値となる154円台後半まで一方的に上昇、投機筋の円売りポジションの2007年以来の高水準まで積み上がる中、155円台での為替介入警戒感から膠着状態に入っているものの、ジリジリと上昇し、連日小幅ながら高値を更新し続けている状況で、155円での攻防が続いています。

 

 

【相場】

米経済指標は強弱入り混じる内容で、NYダウ上昇、米長期金利低下、ドル円往って来いの展開となりました。

日経平均は前日のNYダウが反発したことを好感し、上昇基調が継続したものの、半導体株の下落が重しとなって伸び悩みながらも続伸、NYダウは中東情勢の緊迫化が和らぐ中、発表された米経済指標が強弱入り混じる内容となったものの、米長期金利が低下したことを好感し、買いが先行、上げ幅250ドル弱の4日続伸、ドル円は155円台での根強い為替介入警戒感から、154円台後半で膠着状態で推移するもじり高となって、わずかに約34年ぶり高値を更新していましたが、NY市場で発表された米製造業PMIが予想を下回り、米長期金利が急低下すると、154円台後半で急落する場面がありましたが、続けて発表された米新築住宅販売件数が予想を大幅に上回り、米長期金利が低下幅を縮小すると、急速に買い戻され、結局、米指標発表前の水準である154円80銭台に戻る往って来いの展開となり、高止まり状態が続くことになる一方、ユーロドルは欧州ECBの6月の利下げ観測が高まり、下落基調が続く中、発表された独経済指標が強い結果となり、節目の1.07ドル台を回復すると、ユーロ円は165円台後半まで上昇し、約16年ぶり高値をつけるなど、ユーロは堅調に推移しましたが、ドル円は節目の151円台後半の高値を上方に突破した状況の時と同様、またしても節目の155円台乗せを前に膠着状態に入った様子ですが、毎日ジリジリと高値を更新していることからリスクは上方向であるものの、155円台に入ると、さすがこれだけ口先介入を繰り返してきた政府・日銀の為替介入が実施されるとの見方が強い一方、米FRBの利下げ開始時期が後ずれする中、その効果は限定的に終わる可能性が高いとの楽観的な見方もありますが、2022年の介入時には、見事に市場の裏をかくタイミングで実弾投入し、円安進行を食い止めた実績があることから、今回も絶妙がタイミングを伺っていると見られるものの、その間にドル円はどんどん上昇し、円安ドル高が進行してしまうという皮肉な結果となっていることから、早期の為替介入が望まれますが、果たしてそのタイミングはいつやってくるのでしょうか。

 

 


【最後にひとこと】

 

昨日スーパーに行くと、タイムセールだったのか、10個入りのたまごがSサイズだったものの200円を切る価格で売っていて、”おっ、ようやく安くなってきたか~”と思いましたが、その他の商品についてはあいかわらず高い印象で、特にニュースを見て思うのが、大都市圏のマンション価格の高騰で、もう億ションが当たり前の状況になっていますが、遠い記憶でいうと、2007年リーマンショックによる金融危機時には、当然、不動産価格も暴落し、割安な価格で売られていた記憶がありますが、不動産はその方のライフプランもあるので、買いたくなった時が買い時とは言いますが、いつか好景気は終わりを告げ、不動産価格も下落に転じる時が来るだろうし、更に日本は少子高齢化による人口減少による需給バランスから不動産価格も将来的には落ち着いてくることが見込まれ、更に現在の金利高により変動金利型住宅ローン金利も上昇しようとしていることもあり、もう少し賃貸で我慢し、様子を伺った方がよいでのはないかな~と思いました。