大阪成人病センターで開催された胸腺腫・胸腺がん患者の情報交換会&勉強会に参加してきました。
これは半年前に「ふたつば」という胸腺腫・胸腺がん患者会をたちあげられた秋田県の近藤セツ子さんと山本ゆきさん(故参議院議員 山本 孝史氏の奥さま)の企画によるものです。
少し前、「しまうまサークル@関西」に胸腺カルチノイドのご家族の方から相談があり、この勉強会に参加しようと思いました。
講師の奥村 明之教授は、大阪大学大学院医学系研究科呼吸器外科学の教授であり、日本胸腺腫研究会代表理事でもあります。
胸腺腫・胸腺がんのデータ分析から、胸腺がんがわかる今日までの歴史や病理分類ができるまでの沿革など、説明してくださいました。
おれから、たくさんのスライドと手術の動画をを見せてくださいました動画は10数本におよび、内視鏡で胸腔鏡術式やダヴィンチ(ロボット手術)、開胸手術など術式ごとの動画でした。
また、ステージごとの手術の動画もありました。
播種が見られることはあるが、リンパ転移は少なく、まれに肺に転移があるとのこと。
胸腺カルチノイドは1%くらいとのことで非常にまれな疾患であるとのことでした。
胸腺腫・胸腺がんもすくなく20年間で3000例のうちカルチノイは30例くらいとのことでした。
質問タイムに7つほど胸腺カルチノイドに限定した質問をさせていただきましたが、先生は的確にお答えくださいました。
残念なことは先生のレジュメがなく、私の走り書きのメモだけの記録なので、いっぱい、5年生存率などのデータや転移のリスクなど見せてもらったスライドを書き留められず、残念です。
盛会にり先生と患者で懇親会がおこなわれました。
私も、あつかましく飛び入りで参加させていただき、代表の山本ゆきさんや近藤セツ子さんに、いろいろ教わりました。
また大阪大学病院の奥村 明之教授と大阪成人病センターのセンター総長の松浦 成昭先生ともお話させていただき、「しまうまサークル@関西」のパンフレットをおいてくださるよう、お願いしました。
奥村教授は、よく京都に来られるそうで、私たちの患者会でも講演してもよいとおっしゃってくださいました。楽しみ~(^^♪