追悼 | そぉまの脳内散歩道 ~にのあい時々ROCK~

そぉまの脳内散歩道 ~にのあい時々ROCK~

嵐の相葉さんとにのあいとROCKが大好き♡
そんなそぉま脳内をてちてちしては徒然なるままに、
アラシゴト以外も好きなように綴っている、
なぁーーーんの役にも立たないブログです(*´∀`*)/

 本日は晴天なり☀️

ご無沙汰しております。そぉまです。
皆さんお元気してましたか??

今年もこの日となりました。
東日本大震災が発生した時間に
パート先で黙祷。
これから久しぶりにブログ書きこうか
と思います。
今日中にアップできるかな😅



お時間ありましたら、
「富岡町 夜の森(よのもり)桜並木」
で画像を検索してみてください。

福島県双葉郡富岡町にある小高い丘。
県内でも有数の桜の名所 夜の森公園と、
そこへと続く桜並木。

そのあたりは震災(原発事故)後
将来に渡って居住の認められない
“帰還困難区域”となり
毎年多くの人たちが訪れた美しい桜並木は
固く閉じられたバリケードの
「向こう側」
になりました。


ある年の春、ローカルニュースの映像の中で
立ち入り禁止のゲートに片手をつき
その向こうに広がる夜の森の桜並木を
じいっと見つめる高齢女性の姿を見ました。

それ以来わたしは
「夜の森の桜並木」と聞くと
春の暖かい日差しの中で
美しい桜並木を眺めている
とは到底思えないほどに強張って
なんとも言い表せない複雑な女性の表情を
思い出すようになったのでした。

自分の母よりも10は上に見えたあの女性は
今年も元気に春を迎えられたかな?
今年は笑顔で桜が見れたかな?と。


夜ノ森周辺はその後、“帰還困難区域”から
“特定復興再生拠点” へと変わりました。
自治体が町の復興計画とやらを作成して、
国から復興拠点と認定された場所は
除染作業やインフラ整備が
優先的に進められるのです。
そうして最終的に必要な条件を満たせば、
入っちゃだめ!な場所から
そこに住んでもいいよ!の場所へと
変わるわけです。(ざっくり)



夜の森のあたりは

来春の避難指示解除を目指して

いまも作業が継続中。


来月からは“準備宿泊(帰還困難区域内にある

自宅に宿泊し、生活再建の準備ができるように

なる)”が始まる予定。


今年1月には来春の目標としている

避難指示の解除に先立ち、

一部帰還困難区域への立ち入り規制が

緩和されました。


夜の森の桜並木へ入るゲートも

11年ぶりに開かれ

24時間、自由に、

立ち入れるようになりました。


ということはつまり、

帰還困難区域へ立ち入るには

行き先がたとえ自宅や自分の会社であっても

届け出て許可を受けなければならず、

出てくるときには

必ずスクリーニング(放射線量の計測)を

受けねばならないのです。

帰還困難区域の外に持ち出せるものも

制限されているということです。



県内外で避難生活を強いられている

福島県民は未だ33,000人もいます。



国は汚染処理水の海洋放出
の方針を固めましたが
残念ながら漁業関係者や住民の理解を
得られるに足る説明はされなかったようです。

何を言ってもどうせ反対なんだろ!
そんな声を地元でさえ耳にすることがあります。
遠く離れた場所ではいわんや。

しかし反対している人たちにとっては
それによって受けるダメージが
「自分ごと」なのです。
国や東電の言う「想定外」のことによって
我が身我が暮らしに
直接ダメージ受けてきた人たちは
簡単に首を縦に振って
また同じような状況になってしまった時の
その辛さが身にに染みているのです。

そして原発の廃炉作業は遅々として進まず、
その間にも
放射能に汚染された土壌は
除染作業によって待ったなしで増え、
汚染処理水はどんどん溜まっていく…


原発事故後11年経っても

こんな感じ、なのです。


さらに来春、避難指示が解除された町には

どれくらいの町民が

戻ってくるのかな…?


町民の方々のアンケート結果を見ると

現実はなかなか厳しい。


私が震災後に嵐のファンになって11年。

そう考えると

あっという間に過ぎたような気がしますが

たくさんの決断に迫られながら避難先で暮らす日々(小さいお子さんを持つ家庭では特に)の中では、十分に家庭の生活基盤を作り得るだけの時間

でもあります。


だって我が家のマイペースな次男でさえ、結婚して実家を出、ラーメンの街へと移り住んで娘を授かり住宅ローンを背負う。なんてことが

たかだが2年の間に起きるんですから!😵


そんなわけでアメブロから離れている間に
そぉまはおばあちゃんになり、
嬉々として孫の面倒を見てる間に
ロシアのウクライナ侵攻が始まり、
ヨーロッパ最大級と言われるザポリージャ原発や廃炉作業の続いているチェルノブイリが
ロシア軍に占拠されたとか。

なにかもう、暗澹たる気持ちになるニュースが
連日報道される中で迎えた2022年の3.11。

理由はどうあれ、有事の際、
原発は狙われる場所でもあるんだな…
と思わずにいられない状況です。

今も避難されている方々、
風評被害と闘っている県内の人々は
それぞれの未来を見つめ
それぞれの場所で奮闘を続けています。

今日は(もう終わってたけどw)
失われた命と
必死に生きようとしている命に思いを寄せて
眠るまでの時間を過ごそうと思います。