語学で身を立てる | bloggin'

語学で身を立てる

はい、また読書感想文です。

語学で身を立てる

これ、タイトルからして対象読者は英語がちょっと得意な若者で、語学で生きてくのもいっかな~、くらいのことを考えてる人、そして著者は同じく若い語学関係経験者かと思ってましたが、語学教授法の権威、猪浦教授の本。 あらゆるレベルの語学で身を立てたい人へのアドバイス、勉強法、語学を教える人間になる人のための教授法各種なども書いてあり、またまたモチベーションが上がったりくじけたりしてしまった。しかも著者の経験に基づく"語学習得(途中)者の分析"が鋭すぎて、痛いです。

TOEICで920点以上の人はえてして精読に欠け、文法をおざなりにしているということもあり、逆に800点代の人の方が翻訳業に向いている傾向がある…

私、確かに前者にあてはまります。翻訳業を目指していたときもありましたが(そして実際やってましたが)雑な訳であることは自覚しておりました、ハイ。 家族や友人に翻訳をやれば?などと言われて言葉につまったその理由は、自分みたいなズサンな人間に形に残るアウトプットで評価されるはずがナイ、というのを重々承知しているからなのです。社内翻訳は背景を知る機会もあり、推測で空白を埋めていてもOKなところはありましたが、アウトソースで働くとしたらまず無理。(旦那はフルタイムの仕事~これまでやってた秘書業務、社内通訳やらも含む~はあまり賛成してない。まぁいつもピリピリしてたからな~)

そのほかの道については通訳、語学教師の道なども書いてありました。通訳ははて、来週のテストで様子を見つつ検討するとして…

実は旦那の希望である週3日くらいのパート英会話教師の仕事を家の近くでみつけてしまいました。しかも来年この学校の300M内に、町営のスポーツジム&図書館ができるという。←こっちがちょっと魅力的。仕事に行った日は必ず通えるやん?

しかし語学教師、うーーむ。以前バイトで塾講師をしていた痛い経験を思い出します。責任が重くのしかかり、生徒に時間外で集中講義(喫茶店のドリンク代は私もち)した記憶が… 受験間近の学生を抱えると手を抜けないからキツイ。更に無理して数学を教えて答えに詰まった時には、生徒に疑惑の目で見られたし…


まぁ、ねぇ?すぐ働くつもりはないけど、色々先走って考えちゃう私でした…