闘病を止めて
今は病と闘うことなく
無理に仲良くすることもなく
病気と共同生活中?な
ふじこのお母さん。


写真は嫌いよ 苦手なの

昔からそれが口癖だったけれど
ふじこの息子たちが生まれてからは
孫と一緒に写ってくれるようになった
ほんま孫の力は偉大やし
20歳と16歳になる現在も
彼らを生んだことは私の最大の親孝行やと思えてる




6年前の脳梗塞から
今の病気を患って10ヶ月
母にとっては辛く苦しい年月やったと思う
私にはあまり愚痴をこぼさないけれど
きっと今も痛みに耐えて暮らしていることを
側にいて感じてる

神戸と西脇

本当はもっと近くにいたい
実家からの帰り道は
次に帰る時も手を振ってくれるやろうか?
もしもし?と携帯に出てくれる日が
今日で終わってしまわへんやろか?
怖くて毎回、運転しながら泣けてくる

まだ ちゃんといてくれてるのに。




46歳になっても
お母さんになって20年も経って
息子たちが立派な青年に成長しても
私はお母さんを失いたくない
まだまだ、お母さんの娘でいたい

娘であることは、この先もずっと変わらへんのに。





ふじこから見て
専業主婦の完璧な家庭人の母が
「先生、私の役目は終わりました。幸せです。」
担当医の先生にそう言って
今後の治療を断ったとき
家庭に生き、家族の為に尽くし切った母を
心から尊敬すると思った
だから私はもう
1日でも長くいて欲しいと
すがらずに
生き抜く母に寄り添おうと決めた





気付いたらうたた寝している母にブランケットを掛けると
うっすら目を開けて
ありがと、と笑う

これはずっと
ふじこが母にしてもらってきたこと。



「あなたが生まれてくれて嬉しかった」

幼い頃から母に言われ続けたこの言葉を
ブランケットを掛けながら
これからはふじこが言うよ

お母さんの娘に生まれて良かった。





あと何回言えるかなぁ?なんて思わへん

何回も何十回も何百回も言うもんね!


お母さんがふじこのお母さんで
ほんまによかった😊