朝から一日ゆっくり神戸で過ごす
そんな些細なことをしばらくしてなかった
帰省はしていたけれど
実家や病院との往復で終わってしまってた

Annがオープンしてからはとくに
走って来たな
歩いてるつもりやったけど
走ってたんかもやなー



母の焼香の列に並ぶ2人を見たとき
自分でもびっくりするくらい
一気に涙が溢れ出た

たくさんの決めなあかんことと
仕事の段取りと息子らの予定と
疲労困ぱいで不安定な父を支えるのとで
ふじこが泣いてるわけにいかんくて
油断したらすぐ流れそうになる涙を
必死に口角上げて阻止してたのに
ふじこより号泣してる前後に並ぶ2人を見て
倒れ掛かるように泣き崩れてしまった

頭で考えて行動をコントロールして
どうにか黙ってお辞儀をしてたのに
一気にコントロール不能になってもた


ふじこ以上に泣いてたもんな
ずっこいわー。





自分で3人分オソロイ3つを購入し
神戸っ子なら誰もが知ってる水色の
しかもどデカいサイズの紙袋をぶら下げ
いつもの待ち合わせ場所へ走ってやって来て

出産祝いかっ!!笑

自分でツッコミながら
4月生まれのふじこと
7月生まれのもう1人にプレゼントしてくれたり



 
ふじこが袋を開けようとすると
〝両方開けたらもったいない!私のん開けよう!〟
意味の分からん気遣いをして
自分用のプレゼントを犠牲にしてくれたり  笑




はい!並べてあげたよ!
ブログに使い♡と
この日の物々交換をディスプレイして
写真を撮ってくれたり

前回の集合は悲しい日やったことを
微塵も感じないいつものハイテンションで
ふじこをたちまち元気にしてくれる
何がそんな面白いのか?
大した内容でもないしょーもないことやけど
会って数分でお腹痛いくらい笑いまくる
19歳やった頃と同じように

救われる
しょーもない大笑いで
何もかも救われると思った




いくつになっても
娘時代を遥かに過ぎて
親を見送る年になった今でも
私たちの 可愛い、と好き、は似ている

クラスメートとして過ごした期間は
たったの2年間でも
幸せやった守られていた娘時代の思い出と
母となり大切な人を守る側になって
傷ついたり悩んだりした時代を共有している

だからと思う
泣いたり笑ったりを
さらけ出すことが出来るんやと思う




神戸で生まれて育った24年
西脇に来てから23年
もうすぐ
西脇生活と神戸時代が並ぶ

西脇に来なければ出会えてなかった
播州織
やろうと思うこともなかったやろう
つつむ

幸せに守られて過ごした神戸時代がベースとなり
守る側として悩んだ日々が強みとなって加わって
今やっと
本当の私を見つけられてると感じることが出来る





ありがとう🌈