おはようございます。深海ゆずはです!

 

今日は5時前に起きて仕事をしています。

早起きって、自己肯定感がメチャクチャあがるっ!

 

今年こそ、たくさん早起きできる人になりたいー!!!!

 

 

 お待たせいたしました!

 

浅井君の変身あてクイズ企画で見事

正解者がでましたので、SSアップいたしますー☆

 

改めて参加してくださった「あなた」、

そしてページを見て応援してくださった「あなた」や、

新刊を読んでくださった「あなた」!!!!

本当にありがとう!!!!!!

 

「スイッチ!」7巻では、ガッツリ『こちパっ!』の

しおりちゃんも出ていますので、3月前にしおりちゃんに

会いたい「こちパっ!」ファンの方がいらっしゃれば、

ぜひ手にとってみてくださいませ。

 

ゆのとまつりの入れ替わり事件以来、

作者に内緒で連絡をしあう仲になっていたみたいでした。(笑)

 

 

 

 

 

ではでは。『スイッチ!』SSはっじまりまーす!

 

----------------------------------------------------

 

<スイッチ!SS>

「くっそー。なんでだよ……」
 くやしそうな浅井さんに向かい、私はニッコリとほほえむ。
「大丈夫ですか? ゆがんだ心が顔に出てますよ?」
「ゆがんだ心とか言うんじゃねぇ! なんで当てられたのかって話だよ……」
 大きな声で反論してくる浅井さんに向かい、パラパラとコショウをふりかける。


ハックシュン!


 ポン!
 ……と変身した姿に、私の目は絶対にハートマーク!
 両手をひろげて変身した浅井さんに向かって突進した。

「ふぎゃあああああああああああああっ、幼女様っ!幼女様ああああああっ!」
「気色悪いわわああああああああああああああああっ!!」

 コショウをふりかけ、幼い女の子になった浅井さんを抱き上げ、私は全力で頬ずりしまくる。
「うひひひ。どうせお話するならば、むさ苦しい姿より、今のかわいいお姿で話たいという乙女心が理解できないんですか⁉」
「1ミリもできねーし、そんなあやしい目つきをしたオマエに説教されたくない!」
 キッパリと言いきる浅井さんに、私はぷうっと頬をふくらませる。
「説教じゃなくて事実です。どーでもよい浅井さんのことを、10秒程度でも真剣に考えてくださったんですよ?」
「……」
 だまりこむ浅井さんに向かい、私はまっすぐにその瞳を見つめる。
「紫の上! あなたはモブのクラスメイトAから大昇給をとげたんです!怒ったりせずに『スイッチ!』を応援してくださる、

私のかわいいかわいい子猫ちゃん達に、土下座でお礼をして頂きたいところで!」
「オマエの子猫と言われたら、乙女たちも迷惑じゃないのか? そ・れ・に・な。みんな、ようやく俺の魅力に気付いたってことだろ? …にしても、土下座って! もうちょい言いようがあるだろうが!」
「はううっ。うちのティンクルスターは、どこまでワガママちゃんなんですか」

 ブチュー!

 ホッペにキスをしようとすると、幼女浅井さんは全力であたしの顔をおして阻止してくる。
「ハアハアしながら気色悪い目でこっちを見るんじゃねぇ!」

「こんな目はどうでしょう?」

「キラキラしてもダメだ!……そーゆーことは、この恰好じゃない時にするもんだろ」

「おえっ」

「……オマエ、今本気でえずいただろ」

「はい。想像しただけで気持ちが悪くて。ううっ。まだムカムカが止まりません」

「……今日という今日は許さない!そこに座れ!」

 低い声でそう告げる浅井さんに向かい、
「ちょーっと待った!うちのポチ子を、いじめないでくれる」

 正義のヒーローのようにさっそうと3人の男子が登場する。


「―ー出た。次からのモブ」

「「「誰がモブだあああああああああああっ!」」」」

「いい加減に消えろ。しっしっし」


「そんな犬を追い払うような言い方しないで欲しいんだけど」

「まー。つばさはなぁ。ワンワン」

「……レン。なんで語尾に『ワン』とかつけるわけ?」

「そりゃー。おまえにピッタリだかだろ」

「はいはいはいっ! ケンカはおしまい!」
 つばささんと浅井さんのやりとりに、和月さんまでもが参入してくる。
「そうですよ。ケンカは良くないです。4人ともばい菌みたいなものですから。一緒です」
 アハハハと私が笑うと、
「「「「誰がばい菌だ!!」」」」
と男子4人がツッコミを入れる。

「まあまあ。無駄話はそのくらいにして。ちゃんとお礼を言いましょ!」
「お礼?」

 けげんな顔で聞き返すレンさんに、私はサッとあんちょこを渡す。

「さあ。これをキラキラスマイルを浮かべて読み上げてください!」

 レンさんはけげんそうな顔をしながら紙を受け取ってから、私の意図を極上スマイルで読みはじめた。
「今回、見事、浅井が幼女だ見抜いた名探偵は、あいりさん、いっぴさん、ゆうさん、まーぴーさん。おめでとう!」

 レンさんの紙を横からのぞき込み、今度は和月さんがニコリと笑いながら話はじめる。
「それから参加してくれた、ゆいこさん、音々さん、まーぴーさん、ゆにこさん、ひななさん、るんるんさん、ニャンコさん、みみさん、
リク推しさん、いろはさん、マイマイさん、サナ&モモさん、さくらんさん、love☆さん、niziu loveさん、1412さん、
グク推しさん、フウカさん、モモさん、さくらさん、ミュ~~~~~~^^さん、パンダさん、ふゆさん、本当にありがとう!」
「モブキャラの企画に参加してくれるなんて…。そんな優しい君が優しい大好きだよー!」

 翼さんはウィンクをしてから投げキッスをする。

 

「そのちょいちょいディスりながらの発表はなんだよ」
「嫌がらせに決まってるだろ」
「レン、おまえ……」
「ーーあ。それから」

 レンさんは浅井さんを睨みつけてから不敵に笑う。

「そうそう。今日はみんなに伝えておこうと思って」
 レンさんはゆっくりそう告げると、うしろから私のことを抱きしめる。
「言っておくけど。別に事務所が違っても、まつりは俺のだから」
「私は別に誰のものでもーーー!!!!!!!!!!!」

 うしろからレンさんの柔らかい唇が私の唇の横をかすめる。
「うぎゃあああっ。レンさん。ぬわんてことをするんですかああああああああああっ!」
「はあ? ポチ子は僕が一番仲良しなんけど。ねー。ポチ子♪ だーい好きだよ☆」
 翼さんがそう言って、子犬のように全力でこちらに向かって抱き着いてきたかと思うと、

顔中にキスをする。

「ううううううううううううううううううううううううぎゃああああああああああああああ」

 悲鳴をあげる私に和月さんが近づくと、
「まつりちゃん安心してね。俺が今消毒するね」

と言い、和月さんの顔が近づいてくる。
「うおええええええええええええええええええええ」

「うわっ。戻すなああああああああああああああああっ」


 4男子のケンカの声とともに、私の悲鳴が重なり……。
 阿鼻叫喚は続くのでありました。
 

【了】

---------------------------------------------------------

 

コメント欄で浅井さんの正体を推理&同意してくださった名探偵の、

あいりさん、いっぴさん、ゆうさん、まーぴーさんへ。

超ささやかなのですが、プレゼントは夕方にアップさせて頂くね。

 

企画はまたやっていきたいなと思うので、どうぞヨロシク!

 

 

3月発売予定の

『こちパっ!』『男だけど死神姫の嫁になりました(仮)』の

準備も進んでおりますので、もう少しお待ちくださいませ。

 

ではでは。お互い体調には気を付けて!

(特に受験生の「あなた」がベストが尽くせますように!)