巨大地震が教えてくれたこと | ふせい白書

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あらあらまたこんなことを?よろしくないわねえー。ちょっと成敗してあげましょうよ。

原発事故についての政府に対する批判が取りざたされている。
歴史上最悪の地震が発生し、原発事故が起き、当初の発表とは
違う、深刻な事態になってしまったことに対する批判である。


このような批判を聞くと、私であれば、ではご自分でどうぞ、
と思ってしまうのだが、責任ある立場のパーソンズはそうはいか
ない。


ただ、自民党が政権を握っていたとしても変わらない結果だった
であろう。


むしろ、あの体質のことを考えるともっと最悪な事態を招いたか
もしれない。


批判は批判で受け止めなければならないが、批判にはルールが存
在するのを多くの人は分かっていない。


今回の件だけではない、色々なことで、ごもっともなご意見を批
判という形で発信する場合のルールがなさすぎる、と感じる。


批判するのであれば、じゃあ自分はどこでどうしたのか、今なら
自分はどうするのか、という具体論までいうべきである。
前代未聞の事件などに対応する場合はなおさら、そのようなスタ
イルが必要なはずである。


それが、ニュース等をみると、テレビのアナウンサーも偉くなっ
たらしく、政治家をスタジオに呼びつけ、意地の悪い質問を(
それがアホな国民にはおもしろいのだろうが)するのが最近の流
れになってきている。


こういった批判を日ごろから書いている私ではあるが、最低限、
そこのルールはきっちり守っているつもりだ。


必ず批判する時は、自分はこう思う、と意見を持っている。


むしろ、反論する自分の行動起源がなければ批判はしない。


なぜなら、じゃあ自分ならどうするか、と考えるからである。


話を戻すと、今回の地震で、原発の問題の初動に問題がある、と
主張するのであれば、ではどうすればよかったかまでコメントす
べきであるし、できなければ任せるしかないのだ。


更に、どうすればよかったと言えるなら、その時に言っておくべ
きである。


それができないから、後付けと思わざるを得ないし、それなら信
用できない。


そろそろ自分の保守だけではなく、本当に国民の事を考えた政治
をするべきだと実感してほしい。