警察はストーカー事件を間違える | ふせい白書

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警察はストーカー事件を間違える


京都三鷹市で起きたストーカー殺人事件。とても痛ましい事件で
ある。今迄にもストーカーから始まって人が亡くなった事件は数多
い。


このような事件はおそらくストーカーという言葉ができる前からあ
ったであろう、と想像をめぐらせてみると、自分の中での最初のス
トーカー事件は桶川の女子大生殺害事件ではないかだろうか。

メディアでは「桶川ストーカー事件」として扱われたので覚えてい
る人も多いかと思う。


事件では被害者となる女子大生が何度も警察に相談していたのにも
かかわらず、その女子大生は帰らぬ身となっている。

この事件に関しては、ストーカー事件と関連付けなくとも、自分の
中では数年に一回思いだされる事件である。


それは犯人の結末によるものが大きい。


何人かいた犯人の中で一人だけ逮捕されなかった人物がいる。
逮捕はされなかったが、死体で発見されたのだった。
単なる首つりとか、飛び降りとかではなく、北海道の海、しかも氷
の合間で発見されている。


この件については自殺ということで終っているが、


・自殺に北海道の氷の間を選ぶ人がいるだろうか。
 普通は飛び降り、首つり、薬物、死ぬにはその程度の想像力しか
 はたらかない。(自分だけ?)

・その人物が持ち運んでいた数億円がなくなっている。


どうだろう、この2件の情報から、自殺と信じる人はどれだけいる
だろう。

ちなみに遺書は見つかっている。遺書は政治家でもホテルなどで自
殺する時は書いているし、殺人事件を起こし北海道の氷の中に飛び
込む人間が、はたして遺書を書く確率はどれほどのものであろう。


この事件では様々な問題点が浮き彫りにされた。

警察が告訴状を改ざんしたり、親が500万円要求され、本人に殺す
ぞというメールが送られてきたりしているにもかかわらず、民事不
介入という理由で警察が事件を煙たがったりしている。

今では考えられないが、当時はストーカー事件自体、その程度の扱
いだったのだろう。
この事件を機に事件の翌年にストーカー規制法というものができて
いる。


今回の三鷹市の女子高生殺害事件に関しても、警察の捜査について
いくつか指摘されている。

このような殺人が絡むストーカー事件については、ほとんど警察の
捜査の間違いが原因となっている。

というより、これだけ繰り返した間違いなのだから、もっと早くに
気づくべきなのである。

警察はストーカー事件の捜査を間違える、と。


そして、法律を代える必要があるのではないだろうか。

今回の三鷹市の事件では、容疑者の携帯電話に忠告をしたが、実は
していなかった、ということが浮き彫りになっている。

そして、被害者は亡くなる前に警察と連絡をとっている、無事に家
に帰り着きました、と。


そして自宅で殺害されている。


冒頭にも書いたが、とても痛ましい事件である。それは私が言わな
くともニュースで何度も報道されている。

実は報道されているのは桶川事件も同じなのである。

そこから、何を警察を学んでいるのだろうか。
自身の保身なのか、捜査の手順なのか。
もっと自分がストーカーだったらと想像することも、無駄ではない
のではないか。

自分が人を追いかけまわす時に困ること。それを突き詰め、まずは
一つ目の答えをだすことも、警察の反省の意を表す一つの方法であ
ることを警察の方々には気付いてほしい。

事件を学習せよ、事件は会議室で起きてはいないが、たまには会議
でつきつめていただきたい。

現時点でやらなければならないこととしての提案。私がストーカー
だとして、最もやられたくないこと。


ストーカーはストーカーと扱われた時点で確保。


それくらいはやらないと、今後も殺害されて泣く親はあとをたたな
いのではないか、と思うこの頃。