乳酸菌などのプロバイオティクスがアレルギー症状の改善によいと言われています。
一般的に乳酸菌は体にいいといわれていますが、乳酸菌ならなんでもよいと思ってしまいがちです。ヨーグルトなどをとれば一見いいようにも感じますが、ヨーグルトは脂肪分も多いですし、日本人の腸内には定着しにくい菌がほとんどですし、チーズなどは種類によっては、(プロセスチーズなど)アルミのとりすぎになり、体に有害な重金属が体に蓄積される原因にもなり得ます。
なにより乳製品のとりすぎは、さまざまなアレルギー症状を起こす原因になりやすいのです。ですから腸内環境をよくするものを取り入れたい場合は、以下のような方法があります。
1.植物性乳酸菌をとる
2. 自分の体(腸内)にあるよい菌を増やす野菜などをとる
3.自分の体に定着しやすい、またはアレルギーに効果がでる種類の乳酸菌サプリをとる
1の場合
味噌や醤油、納豆や、無添加の漬け物(ぬか漬けなど)、梅干しなどからとれます。
2の場合
オリゴ糖などは有名ですね。
ただしオリゴ糖は安い輸入物のコーンシロップから作られているものは、農薬なども使って栽培された材料であるため、あまり品質のよくないものは避けた方がよいでしょう。
3の場合
プロバイオティクスとして用いられる微生物は、細菌、酵母、カビなどさまざまなものがあります。
★乳酸菌(lactobacillus)
★ビフィズス菌(bifidobacterium)
★酪酸菌clostridium butyricum)
などが一般的です。
これらのプロバイオティクスは、疫学研究において、腸内細菌叢の優勢菌のちがいにおって、アレルギー性疾患のある方の発症率が異なることが報告されています。
プロバイオティクスの一種lactobacillius strainGGやKW乳酸菌などはアトピー性皮膚炎、花粉症、アレルギーの発症予防に効果を上げているという実験結果がでています。
http://kirin-foodresearch.jp/LactoKW/explain/relation_1.html
http://beautystyle.jp.msn.com/healthcare/feature/chosatai/december/spot/default.htm
乳酸菌を選ぶ際には、原材料表示をとくに注意してみてみましょう。乳糖が入っていたり、その他甘味料が加えてあるものもあります。わたしはそれらの入っていないものを飲ませています。ただし毎日ではありません。
腸内環境を整えるためのプロバイオティクス
値段もお手頃で乳製品にアレルギーがない場合には、こちら のようなものがあります。
LGG菌の場合は、乳酸菌飲料やヨーグルトなどの製品はありますが、砂糖で甘味が加えてある製品しかみあたらず、乳アレルギーのある方には使えないかと思いますので、こちらではあまりおすすめできるサプリや食品がみあたりませんでした。個人的にあまりヨーグルトを常用することは、特に日本人の体質からしてあう方はごくまれであると思われますので。
少し値ははりますが、乳製品アレルギーがあるけど大豆アレルギーがないという場合にはこちら のようなものがあります。
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アレルギーは個人差もあります、食事や環境に左右されるものですので、個人の状態で効く効かないはありますので、お子さんの体質、(大人の方の場合はご自身の体質)にあうものを。
またサプリは必要と思われるときに最低限使うようにして、なるべく食品からとりたいなと思っています。