14歳 | 季節の横顔

季節の横顔

昭和10年に刊行された祖父の随筆集『季節の横顔』によって,昭和初期という時代に生きた人々の様子,また時代を超えて共通する想いなどについて語るブログとしてスタート。
・・・今では単なるつぶやきノートです。

今日はた~ぴんの誕生日。
14歳になる。
「うげ」というかぼそい産声とともにこの世界にやってきたのは
お昼過ぎの1時半過ぎぐらいだったから,
あともうちょっとで14歳。


いちばんしんどいのが中学校生活かも・・・と
小2からお世話になっているI先生がおっしゃっていた通り,
本当にきつい毎日が続いている。

でもここを乗り越えれば
きっと光が見えてくるはず・・・と
毎朝「もうだめだ」と折れながら
夜,寝る前は「明けない夜はない」と言い聞かせている。

つらいのはた~ぴんなんだ。
私じゃない。



14歳。不安定な年頃。
薬の副作用で,食事がとれないた~ぴんは
体重は相変わらず40kgに届かないが,
身長は
この夏休みに入ってから私を抜いた。

起立性調節障害で
朝の苦しさは並大抵ではないけれど
今日の登校日,なんとか出かけていった。

とりあえずそこまでしかできない。
起こして学校に行かせる。
それだけ。
夏休みの課題,部活の過ごし方,
解決しなければいけないことはたくさんあるけれど,
そこまでたどりつけない。

でも,生きて,学校に行く。
それだけでいいやとも思う。



私が14歳のときってどんなだったろう。
もっともっとシンプルに過ごしていたように思う。
悩みはそれなりにあったけれど,
部活のバスケがすべてを支えていてくれた。
せつなくなったらピアノを弾く。
そんな毎日。
た~ぴんにくらべたらはるかにわかりやすくて
すごしやすい生活。
ただ父が亡くなったのが14歳だったから,
いきなり,現実の厳しさに直面することになったのもこの年齢。


もう子どもじゃいられなかった。
でも大人でもない。

14歳。
本当に不安定な年頃。

・・・53歳も不安定な年頃だけどw