マイナススパイラルの先に有るブラックホール | フラクタルの森 玄明 陰陽学  

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マイナススパイラルの先に有るブラックホール

物質の最小単位である素粒子の持っている性質に、全ての存在は影響されている可能性が有る
これは、個人であれ国家であれ同じことで
波と粒の性質を持っている

物理学的な意味合いは難解だが
ただ、すべて粒子と波動の性質を持っているということを、拡大翻訳して、距離を置いてぼんやり眺めると
そのかすんだ光景の中に浮かび上がってくるモノがある
それは、見えないモノと見えるモノだ


粒の性質は何とか分かる
しかし、波の性質と言っても分かりにくい
これは、宇宙は全て因と陽の要素でできているとも言われることと関連するだろう

粒子とは、見えるモノであり
日常私たちが目にしている現実の光景だ
波動とは、私たちの周囲を取り巻いている波(情報)だ
見えないからイメージしにくいが、電波など信じがたいレベルの膨大な情報が私たちの周りを取り巻いていることは認めざるを得ない
人々の思いも目に見えないが、霊波として社会を覆っている

私は昔、ユリゲラーに触発され透視力や念力に興味があって、実際にそのようなことが存在することを経験もしている
なぜ、そのようなことが出来るのか、その理屈はいまだ分からないけれど、そのような情報というか、波動というか、エネルギーが私たちん周りには存在するのだろう

テレビやラジオ、携帯電話でそれらの情報を受信機が有れば取り出せるのと同じように、私たちの脳というか、思いの中に似たような送受信装置があり、波長を正確に合わすことが出来たなら、その中から情報やエネルギーを取り出したり入れたりもできる可能性が有る

生物の体、人間の体が出来あがる過程でみても、最初は卵から始まるのだろうが、その小さな卵の中に、私たちの体がこのように成長し、様々な本能の働き、種を保存し永らえるための行動情報が、卵の中に全て書き込まれているとは考え難い

おそらく、私たちが使っている携帯電話と同じように、私たちの周囲を取り巻いているモノから情報を得ているのかもしれない
スピリアルな世界で言われるアカシックレコードとかいうようなモノの中に私たちは浮かんでいて、そことつながっているのかもしれない
クラウドのようなもので、そこから情報を得たり保管しているのかもしれない

アインシュタインのE=mc²のように、目に見えないモノと見えるモノとは等価性が有り、ある一定の法則の元にエネルギー(波動・情報)は物質(現実)に変化して固定化しているのだろうか

最初に言いたかったことと離れてしまいそうだが、要するに、国の経済のことを言いたいのだ
人々の思いが波のように社会全体を覆いながら、その社会を現実化していく
個人も国家も同じであり、その渦が重なり合い創り出していく

個人でも国でも、稼ぐ力には一定のレベルがある
そのエネルギーをどこにどのように振り分けるかで未来は決まってくる
国家は、そのGDPの中から資金を集め仕事をしている
その仕事がダメだから赤字は増え続けているという現実を見るべきだ

極論でいうなら、本来、私たちの周りには、途方もないエネルギーがある
原爆や水爆の核エネルギーを見れば分かるけれど
本来持っているエネルギーを開放しさえすれば、その力は無限に近いのかもしれない
膨大なエネルギーを持たものに取り囲まれているのに活かせていないだけかもしれない

経済においても、その核(素粒子)のエネルギーを引き出すことが出来ず、ただ消耗させているだけかもしれない

もっとはっきり言うなら、経済の中で奪い合いが起きている
個人レベル、企業レベル以上に悪しき習慣が国レベルで起きている可能性が有る
政府組織を肥大化させ、それぞれの立場で奪い合いが起きている
その波動の集積が、マイナススパイラルを起こす経済も有れば
それとは逆のプラススパイラルを起こす経済も有るだろう

それがどちらに向かうのか、スタート点では分かりにくいけれど
そのラセンは、回転を繰り返し加速度的に向かう先を決める
核分裂で得られるエネルギーと核融合で得られるエネルギーの違いかもしれない
腐敗と発酵の違いなのか
スピンの方向を決める事なのか
そのポイントはどこに有るのか、どちらに向かうにしろ、核エネルギーを取り出すために必要なのは、「思い」の中身だと思う
その波動のエネルギー量なのかもしれない
愛と言ってもいい、全存在を創り出している創造主の思いに限りなく近づくことが出来るなら、奇跡は起きるということなのだろうか

今の政府(国民)は、その思いと反対の方向のモノをここに入れている
腐敗という方向にスピンさせようとしているのだろうか
全世界が、今、そのような状況になっているのだろう

本来すべての素粒子の持っている力は莫大だという
例えば、東京ドーム一杯の水を沸騰させるのに必要な物は、一円玉4個の核エネルギーで足りるという
物質(粒)は思い(波)とも等価性を持つならば、未来を拓くことは簡単なはずだ

ということは、この「思い」の中に、愛の不在がある
政府の思いの中には、お為ごかししか入っていないのだろう
神からその心の中を見透かされたなら、マイナススパイラルの渦どころかブラックホール化しているのかもしれない

ここに、「与える愛」が入るためには道徳が必要であり、その為には、本物の宗教が不可欠なのだ