円安の原因と結果 | フラクタルの森 玄明 陰陽学  

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円安が起きている

その結果、何が起きているのか

輸入価格が上がる

ということは、

石油や天然ガスなど産業に欠かせないエネルギー価格が上がるということ

当然、エネルギーを必要とする産業なら商品価格を上げざるを得ない

物価上昇は必然であり、国民生活が追い詰められていく

 

円安で輸出が増える面も有るが、現実には貿易赤字は膨らんでいる

国内の輸出産業が伸びないということは、トータルで貧しくなっているということ

賃金が増えることなく、全体で貧しくなる方向に向かう

ムリに賃金を上げれば、更に投資は少なくなり、さらに企業の力は弱くなる

 

では、逆に、何故円安が起きているのか

為替相場のことは分からないけれど、円の金利が低く抑えられているからだという

では、円の金利をドル並みに上げればいいらしいけれど

円の金利が上げれば、国債の利払いが増えて悪循環が起きるからだという

政府の予算編成が難しくなり、さらなる借金を積み重ねなくてはならない

この悪循環を抑えるためには増税が止む無しだとなる

 

その結果、国民負担率が5割になろうとしている

所得の半分を国に納めさせられるということはどういうことかを考えなければならない

 

要するに、円安の原因、そのまた原因の原因とたどらない限り根本原因はつかめない

根本原因をつかんで改革しない限り、その行き着く先に何が待っているのか、理解したくないのだ

 

根本原因に二つある

政府の仕事が、仕事になっていない

国民が政府に依存しすぎている

 

政府が、企業でいえば赤字体質になっているというか、すでに倒産している

ということは、延命治療ばかりしていることになる

円の金利を上げて、国債の利払いが増えて、財政が破綻するなら破綻させればよいとも考えられる

国民への課税が増えて、それでも国民生活が良くならなければ、当然、革命が起きるだろう

要するに、今の政府組織や制度を壊すしかないのだ

 

今だけ、ここだけ、自分だけが無事ならそれで良いという考えの人たちには、退場していただくしかない

原因を探し解決しようとしない人が、一般国民だけでなく

政府閣僚官僚、経済人、マスコミ人にあまりにも多すぎる

現状変更をしたくないのだ

 

行くところまで行って、本当に困るとこまで行かない限り改革は難しい

政党政治には限界がきていて、大きな政府で組織を肥え太らせ、更に価値の無い仕事を増やし、悪循環を起こしている

単に頭の良いだけの人たちに任せておけば、上手に言い包められ誤魔化されてしまうだけだ

先見性を持っている人、悟った人にゆだねる必要が有る

ハンドルを任せれる人は、ある意味、一人だ

集団指導体制でハンドル操作しても難しい

 

大統領制にするというのも一つの手段だろう

 

その資格を持つものは、次の二つの図表を持って考え決断してほしい

 

タテ軸の思考図

 

ヨコ軸の思考