メールしませんか。だからメル友できないんだ。メル友ゲットは小説上達の近道です。 | 作家養成塾『遊房』の公式ブログ 「めざせ!公募小説新人賞」門座右京監修

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公募受賞する作品。売れる作品を量産できるプロ作家を養成しています。
誰でもすぐ使えるストーリーの教科書とレシピで3年でプロデビュー。ここではそんなストーリー構築の発想法を紹介。原則的に受講生対象。

こういう問い合わせをいただきました。

 

男性塾生君にメル友募集に応募して、女性を口説いてみたら、少しは女性心理がわかるんじゃない。そうしたら少しはまともな男女の会話が書けると思うよ。

 

それに従ってメール書いた塾生君から、何度書いてもレスポンスがないと、泣きを入れてきたわけです。

 

で、どう書いたの?って原文を送らせてわかったんですが、表題にあるように

 

ぼくとメールしませんか。

 

なんですね。

 

何人かの塾生諸君に聞いてみると、口説き文句は別でも、共通項は

 

メールしませんか。

 

なんですね。

 

え?何がおかしいの?

という人が多いのは、設定が理解できていないからです。

 

もちろん女性のすべてが、そういう判断をしているわけではないでしょうし、そのことでレスなしになっていないと思いますが、要は対等以上に感じていることは紛れもありません。

 

メル友募集の伝言板、今はどういうスタイルか知りませんが、少なくとも女性が書き込んだものに対し、モテない男どもが群がる構図だと思うのですが、この図式というのは求人募集で考えてみるとわかるのですが、

 

入社したいと応募する人が、

 

ぼくを入社しませんか。

 

と書きますか?ということなんですね。

 

求人募集に応募するとき、ぼくを入社審査の対象にしていただけませんか?なんですね。

 

仮に年齢が上でも応募する側は目下なんです。

もちろん雇用成立後は実力次第で対等以上に持っていくことは可能ですが。

 

つまり

 

メールしませんか。

 

ではなく、

 

メールのやり取りのお相手をお願いできませんか?

であり、それがシチュエーションを考えた場合の、当たり前の言い回しなんですね。

 

しかも堅苦しい言い方はダメなんで、と身勝手にいって、のっけからため口では、相当、腹の座った女性でも怖いと思うのが普通です。

 

メル友を作るというのは、リアルに設定ができるという意味でもやっていただきたいんですが、結局、塾で何も学んでいないということなんですね。

 

ちなみに現在の妻は21歳年下ですが、即座に会いたいといって来ました。

20数年前のことで、インターネットも今ほど完備されない時代の、私はメル婚の走りということですね。

 

文章だけでも女性は口説けるのです。