今日は勤労感謝の日、結果も出していない勤労に感謝する必要があるか?という話。 | 作家養成塾『遊房』の公式ブログ 「めざせ!公募小説新人賞」門座右京監修

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勤労感謝の日は、新嘗祭(にいなめさい)の日を、そのまま名称変更して勤労感謝の日としたこと。そして祝日が土日にならないように、月曜日とするいわゆるハッピーマンデーに、勤労感謝の日のみがなっていないことが、その新嘗祭であるからということは、お節介なネット上の知ったかぶり族の人が書き込んでいますから、それはそれとして、新嘗祭という本来なら収穫、あるいは豊作を祝う、労働の結果を祝う日が、なぜ、勤労そのものを祝う日にすり替えられたのか、という国家的陰謀説の方が興味あると思いませんか?
 
たぶん誰も書いていません。
 
さて、上述のように新嘗祭というのは、収穫あるいは豊作に感謝する日であり、神に供え物をすることで、来年も豊作でありますように、という意味であって、一生懸命働いてきましたが、満足な収穫が得られませんでした。というとき、実は徳川政権下では租税免除ということもあったわけですが、天皇政権になり、そこから太平洋戦争終結まで、天皇政権の時代が続いたのはご存じですね。
 
実は新嘗祭が勤労感謝の日にすり替えられたのは、この租税免除をノーとした日が勤労感謝の日になった理由なんですね。
 
今、税法的に免除になるのは、たとえば去年、解除された人は無収入ですから、税金は払えないですよね。でも免除にならない。つまり働いた報酬は、多い少ないは別に、どんなことがあっても払う義務がある。ということをいっている日だということを、国民として認識させる日なんですね。
 
勤労に対する報酬は、必ず租税対象になるよ。という意味では、勤労に感謝する日ではなく、勤労には成果に関わらず租税対象になる日と心得るべきなんですね。