転職して1年・・・・ | 技術士の四方山話

技術士の四方山話

技術士(建設部門:道路)として、業務、資格関連等について、ちょっとしたネタを提供するブログです。

1ヶ月遅れましたが、転職から1年経過しました(笑)

同じ建コンでも、これまで所属した会社と専門分野が多少違いますので、いろいろと最初は苦労しました。ちょっと苦労した点を↓

①国交省案件
これまでは地方コンサルでしたので、業務は自治体中心でした。技術的なことは変わりませんが、業務のシステムというか手順に多少苦慮しました。しかも、いきなりの管理技術者(変更)だったし・・

②提案書の作成
これは①と被りますが、提案書の作成に時間と労力が削がれること。以前、NEXCO業務で提案書を書いたことはありましたが、年間を通じて担当したのは初めてです。国交省の表彰等はないので基礎点は低いですが、とりあえず最近の提案書の評価点は上々です(笑)

③橋梁補修に携わる
橋梁補修については、これまで道路設計の中でも雑工みたいな感じで成果を作成しましたが、業務としてはじめて取り組みました(取り組んでもいます)。私はRCCMの鋼構造及びコンクリートを取得しておりますので、自治体では管理技術者もやっています。
で、この橋梁補修ですが・・・・面白いですね。鋼部材やコンクリートの劣化経緯・損傷メカニズム、補修方法等、いろいろ勉強させられます。最初は慣れない現地踏査もありましたし、橋梁の専門知識・ワードがなかなか耳に入りませんでした・・・まあ、業務を経てそこそこは慣れてきましたが、高所だけは一向に慣れないですね(笑)
次の技術士一般部門は、鋼構造及びコンクリートで決まりですね。補修関係をネタに受験しようと思います。

④組織の規模
弊社は一応全国組織ですので、支社・支店間の調整があります。特に道路の技術者は少ないし、道路を専門とする技術士は私一人だけなので(鋼構造及びコンクリートとダブルで取得の方はいます)、社内の設計審査や設計関連の会議にも参加させられます。
職階が低いので、あれこれ意見はできないですが、なんとなく風通しの悪い組織であるなとは感じました(笑)

まだいろいろありますが、大きなところではこんなものでしょうか。
とりあえずは、橋梁補修が今年度のメインですので、いろいろと勉強していこうと思います。