俳優・山本太郎が脱原発を訴えてデモを行い、ドラマを干された。そして事務所も辞めた。ボクは彼のファンではない。でも、このニュースが気になった。日本は、信条の自由とか思想の自由を認めているはずなのに、こうして干されてしまった。そりゃー、報道だって正義の味方じゃないし、中立中正じゃない。スポンサの顔色は伺うし、視聴者とか言う正体不明の存在に怯えるし、視聴率というわけの分からない数字だけが一人歩きする。でも、少なくともボクは、この日本が信条の自由、思想の自由を認めている国だと信じていたかったんだけどなぁ。どうも、日本国憲法は、そううまくは機能していないらしい。

もちろん、ね。山本太郎は普段から方正品行な人物じゃない。いろいろとトラブルを起こしているから、この一件だけで全部が語れるわけじゃないのかもしれない。でも、それでも、この一件はボクたちに考える機会を与えている。警告を鳴らしている。と思う。

５月31日、衝撃的なニュースが飛び込んできた。WHOがケータイの電磁波を「発がん性あり」と発表したのだ。グリオーマの危険度が40%増とか、数字は何ともスキャンダラス。国際がん研究機関（IARC）の発がん性リスク一覧によれば、危険度はGroup2Bに分類された。これはコーヒーや鉛と同じということだから、まあ、ニュースのセンセーショナルな書きっぷりから見れば、大したリスクじゃない。喫煙なんかはGroup1だから、それよりは身体に優しい。でも、WHOが「発がん性あり」と発表したことについては衝撃を受けた。社会的には大きな影響があるだろうと思った。思い切った発表をしたものだなあ。

そして、毎度のことながら、センセーショナルな報道のあり方に辟易する。その上、報道に踊らされてケータイの廃止を訴えるコメントがあったりするんだけど、コーヒーが膀胱癌になるリスクと同じだと思えば、喫茶店でコーヒーを出すのを廃止しなきゃいけないわけで、その論調がいかに馬鹿馬鹿しいかが分かる。コーヒーやケータイの廃止を求める前に、タバコの廃止をした方がずぅっとスマートだ。

ぱっと与えられた報道に反応して、本質を見失っちゃいけないし、わざわざセンセーショナルな報道に乗っかって煽る必要もない。今更、ケータイなしの生活には戻れないよなあ。

オーケストラ聞いてるぜー。

トラファルガー•ロー大好きー。

というわけで。




ラーメンについていたオマケ。ふふふ。

先週は大阪にいた。研究発表。しかも英語だから最悪。議事進行も英語だし、質疑応答も英語。ボクはそんなにスペックがない。精々、入念に準備しておいたあんちょこを片手に喋るだけ。アドリブは利かない。突発の質問に対応できるような仕様には作られていない。

座長の先生は超早口。日本人なのに、巷で見かけるようなネイティヴよりも早い。早送り二倍速くらい。その早い議事進行に引きずられて、ボクも自然と早口に。気づいたときにはもう遅い。終了のベルがなるずいぶん前に発表が終わってしまった。質問タイムに突入だ。

それでも、まあ、何とかなったのは、ラッキーだった。アジアの方が質問して来たが、あんまり、突っ込んだところまで踏み込んでこなかった。

久々にサイフォンで珈琲を淹れる。忙しさに感けて、ついつい自動のコーヒーメーカーで淹れてしまう。でも、自分で豆をチョイスしてブレンドし、ゴリゴリと手で挽いて、そうやって淹れる珈琲を飲むというのは、とても贅沢な時間。




最近、近所にサイフォンで淹れるコーヒー屋さんができた。恰幅のいいおじさんが、ニコニコ笑いながら営業している。店内の壁には、骨董品然とした瀬戸物のミルや、明らかにディスプレィ用に作られたとみえる小さな焙煎機なんかが所狭しと陳列してあって、何だか素敵だ。羨ましくなってしまう。その上、淹れてもらう珈琲は美味しいのだから、もう、文句なしだ。

目標となる味ができた。自宅で、この味を目指してがんばろう。そう思った日だ。

念願のCA4LAでお買い物。多分、「カシラ」と読むんだと思う。横浜駅にある帽子屋さんだ。超クールでイカした帽子がたくさん陳列されている。ヘンテコ帽子やお洒落帽子もあれば、シルクハットみたいなのも売っている。髑髏の帽子もある。でも、これが高い。４万とか５万とかしているからビックリ。試着するにも、注意書きを読みながらでないと商品に触れない。そんなオーラが出ているお店。

いっつも、眺めているだけだった。いいなーって思いながら、眺めているだけ。でも、今日は買い物をするつもりで臨んだ。そして３万円ちょっとのお帽子を買ってもらった。しわくちゃのお帽子だ。




今日は働いてから買い物に行ったので、いつもよりもシャキっとした恰好をしている。だから、正直、店内で帽子をかぶっても、普段のパンク・ファッションと釣り合う帽子なのかどうか判別できない。もう、こうなったらイマジネーション勝負。鏡を見て、目を閉じて、普段の服を想像して、それで善し悪しを判断するという作戦に出る。

それで選んだのがこのしわくちゃのお帽子。家に帰って、早速、ファッション・ショー。持ち合わせの色んな服に合わせてかぶってみる。そして一人でにんまり。意外と想像どおり。満足したボクは、きっと、明日は愉快な気持ちでお出掛けすることになるのだ。

ファンタジィ事典の数が300項目を達成した。念願の300項目。

結構、神話・伝承の事典系ウェブサイトってあるんだけど、1,000項目とかあったりして、すごいなあって思っている。思ってはいるんだけど、ボクの場合、非常にゆっくりだ。向き不向きってあるみたい。ボクはゆっくりタイプだ。

でも、ようやく300項目。100項目までは比較的すぐだった。バリバリとやっていた。でも、だんだん失速。これはボクがルーズだからというのもあるし、だんだんやりやすい項目がなくなっていくというのもある。悩み始めるというのもある。

この悩み始めるというのが曲者で、項目を増やしていくと、だんだん勝手が分かってきたり、不備に気がついたりする。そして過去のものに遡りたくなったり、過去のやり方じゃダメな部分に目が向いたりする。こうなると、新規開拓じゃなくって、過去のものの修正作業になってしまう。でも、そうならないように、過去のものは過去のものと割り切って、無視している部分も多分にある。




300項目更新に気を良くしたボクは、絵なんか描いてしまった。セイレーンの項目だ。実はこういうのがボクの理想形だった。文章も極力、固くならないようにしているんだけど、どうもボクの性格上、固くなってしまうらしい。だから、ポップな絵を入れて、それで雰囲気を変えたいなあという想いはいつもあった。ポップな絵があれば、雰囲気が変わる。その雰囲気に引きずられる格好で、文章も柔らかくなる……はずである。

そんなわけで、引き続き、ゆるゆるとやっていきたいと思っている。ではでは。アディオス。

最近、カクテルをつくるのが上手になった。要領が分かってきたというのかな。シェイクのコツが掴めてきた。いい感じに混ざる。この「いい感じ」というのを、口で説明するのは難しい。適度に空気が混ざっているというのかな。口当たりがまろやかになるというのか。とにかく、ちゃんと振れば、それに応じただけおいしい味に仕上がるのだ。

最近のボクは、グラス・ホッパーがイチオシだ。生クリームを使うので、なかなかつくる機会もないのだけど、でも、おいしく出来上がる。ホワイト・カカオとグリーン・ペパーミント、生クリームのカクテル。それから、フレンチ・エメラルドが好き。ブランデーとブルー・キュラソー、それにトニック・ウォーターのカクテル。
アルコールの瓶がずらりと並んでいる我が家の棚は、それはそれは壮観だと思う。是非、足をお運びください。

みなとみらいで靴を買ってもらった。赤みがかった茶色。すごくいい色だ。ヴァイオリンみたいな色。明日から、この靴で職場に行こうと思う。ふっふふー。