家族に尽くした1年 その12 告別式とその後 | hachiのブログ…from time to time

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今の気分、きまぐれに

一昨日 無事に一周忌を終えることが出来ました。

 

私の中で いろんなことがあった1年

一周忌をつつがなく終えることが 父と母に対する親孝行と

私の人生においての ひとつのけじめであると思っていたので

終えて ホッするとともに スッキリしました。

 

子供が自立しましたし 一周忌を終えたら

自宅のリフォームをすることが 次のプランで

昨年末から ショールームを回り始めていて

最大の難関 キッチンリフォーム(またこの件は 書くつもりです)が

私の希望が 難易度が高いので 配管等の問題で 暗礁に乗り上げてまして

父の法要を終えたあとすぐに 工務店さんからLINEが入って

「ご検討の件 なんとか実現可能の見込みがつきました」と。

 

この件は ここ1か月余り胃が痛くなるほど悩んでいたので

ぱあっと希望の光が見えました。

 

まずは 自分に課せられたことを先に終わらせろって事だったのかなあと。

1年間 家族のために走り続けていたご褒美をもらったような嬉しさでした。

 

その1その2その3その4その5

その6,その7,その8その9その10

その11 から続きます。

 

話は 1年前の告別式に戻ります。

 

賑やかだった通夜が終わり

母と兄は 実家に帰り 娘夫婦は 近くのビジネスホテルへ

昔とは違い 一晩中起きている必要もない

8時間消えないお線香とろうそくがありましたが

息子が 私と一緒に寝ずの番をしてくれるというので

せめて最後の夜は 父の近くに居たくて 会館のお部屋に宿泊しました。

 

大きな会館なのですが

ご時世もあり 夜間は セキュリティーシステムがあるので遺族だけになります。

なにかあればセンターに連絡すれば駆けつけてくれますし

気楽でもありました。

 

残念ながらwifiがなく (会館の方も 毎回聞かれますが申し訳ありませんと )

息子が退屈するからと 家から古いゲーム機(ニンテンドー Wii)を持ってきました。

息子が小学生の頃 二人でよくゲームをしていたのですが なんだか懐かしくて

結構遅くまで 盛り上がりました。

ちょっと不謹慎な気もしますが 父が可愛がっていた孫と娘が 仲良く遊んでいたのは

喜んでいてくれてたと思います。

 

告別式には また違う伯父、伯母、イトコとハトコが来てくれました。

最期に花を御棺に入れるときに 母も涙は流していましたが

母は 取り乱すこともなく ずっと穏やかに父を見送っていました。

 

新しい焼き場も 本当に綺麗で 時間も昔よりはずっと短縮されて

初七日までを無事を終わらせることができました。

 

最後に 葬儀会社の方から 今後の手続きなどを教えてもらい

その際 サービスで 相続や今後しなくてはいけないことを

司法書士さんが無料で相談に乗ってくれるということなので 申し込んで 帰宅しました。

 

兄は1週間の忌引きを取っていたので

そのまま実家に泊まり 母の世話と 直近でしなくてはいけない役所の手続きなどだけはしてくれました。

 

父が亡きあとの母の暮らしをどうするかという問題は

ケアマネージャーと一緒に話し合いをしましたが

母が 「ここまで出来たし 私は家で頑張りたい」ということもありましたし

介護関係者の方々も この2か月でルーティーンが出来上がっていたので大丈夫だろうと。

 

母の気落ちが心配でしたが

逆に「一人で頑張る」という強い意志があったので

気落ちする余裕すらないようで 

また私たちも 母がそういうならと とりあえずこのまま続けていくことにしました。

ただ、母からの唯一のお願いは

「デイサービスの人には お父さんのことは 言わないで欲しい。

 お悔やみとかを言われたくないから」ということでした。

 

関係者には 亡くなったことは伝わってますが

一緒に利用してる人には知られたくないようですし

「お悔やみを言われたら 辛いようなので 父の件には触れないで下さい」とお願いしました。

 

こうして 母が世帯主となる生活がスタートしました。

 

その13 家族に尽くした1年 その13 父が遺したもの | hachiのブログ…from time to time (ameblo.jp)

へ続きます。