「私を苛めてる」って言われました | 自分らしくしなやかに

自分らしくしなやかに

自分の人生をいきたいと願いつつ還暦になってしまいました
母の縛りはますます強固に、介護という名で重くのしかかっています

母はずいぶん前から睡眠導入剤を飲んでいて
量も少しだし、あまり気にせずに服用させていたのだが、

高齢になって薬の代謝が悪くなったのか
数ヶ月前から朝起きたときの顔がボーッとしていたり
言葉がはっきりしなかったり
何より夜中のトイレで起きたとき
朝起きたときでさえ
足元がふらついているのが気になってきていた

薬を止めさせようとしても
なかなか得意の屁理屈で言い負かし、
先生が新しい安全な薬に処方を変えて下さっても
「あれでは寝られへん」といって
少し出してもらっていた

今回の心臓での手術のあとも、
持って行った今まで飲んでた薬から
それが排除されると
最初は大人しく病院の言うことを聞いていたが

元気になってくると私に
家から持ってこいといい
断るとなじってなじって
根負けして少量持って行ってしまった

そして、今月の骨折の入院でも
やはりその薬は排除され

入院中に薬剤師の先生と話をして
夜間せん妄や、ふらつき、記憶障害の原因になるから
止めた方が良いと言われ
退院前に母の部屋にため込んでいるそのお薬を処分した

帰ってくると案の定、その薬を出せと言い
先生との話、薬剤師さんとの話を
こんこんと説明し
代わりに処方されたお薬を飲んで
寝れるように生活を整えようと
努力してきた

どうしてもの時に入院中にもらってた薬(安定剤)を
飲ませていたのだが寝れない寝れないとうるさい

そりゃ、1日のほとんどをベッドで過ごし
することも無く上げ膳据え膳、
場合によってはお下もそのままで過ごしていたら
夜だからって眠れるはずも無い

前置きが長くなったが

それで今日
また、あの薬が無いと寝れない
が始まった

あれはダメやから
誰も出してくれないよ

主人との食事も中座して
延々と説明を繰り返し

「ひょっとしたら今回の骨折も
知らない間にベッドからずり落ちて
尻餅着いたのかもしれないよ」と
何とか納得してもらおうと思って話していたが
収まらない

人の留守の間に勝手に薬を捨ててしまうなんて
酷いことをする娘だという

「なんのメリットがあって
こんなにグチグチ言われながら
お薬止めようって言ってると思う?
私になんの得があってこんな事してるのよ」

あまりの情けなさに聞いてみたら

「私(母)を苛めてるんや」
とひと言

「じゃぁ、勝手にして」と
部屋から出たが
悲しくて悔しくて・・・

入院中にも「じゃあ、私のこと信頼してないねんね?」
と聞いたら
「信頼してへん」
っていってたもんね

よく、こんな世話をさせておいて
信頼してへんなんて冗談でも言えるなと
我が親ながら情けない

いっそ認知症とでも言うのなら
病気が言わせたのかと諦めもつくのだが・・・

いつも探るような疑うような目で
見てるよね

もう良いよ


それ出なくても今日は
少しからだが動くのか
薬を探し回ったり
台所にやってきて人の炊事に口を出したり

はるる♪と買い物に行きたいとか
美味しいもの食べに行きたいと
うるさい!

こっちは来週の通院をどうやって連れて行こうか
考え中やのに

そんなんいけるぐらいなら
私は私の家族と出かけるから
留守番してて!

と、
ホンマに
もう少ししたら言ってしまうかも

言えたら良いな

思いきって
今年の夏は出かけるから
ショート探すから2泊してな
なーんて言ってみたい

母となんて
もう充分
山ほど付き合った

世界中どこ探しても
絶対負けないくらいの時間を過ごした

もう充分

仕事としてならお付き合いするけど
母と娘としてはもう充分

信頼してくれてない人と
一緒には過ごしたくない

限界が近いかな