最近の母 | 自分らしくしなやかに

自分らしくしなやかに

自分の人生をいきたいと願いつつ還暦になってしまいました
母の縛りはますます強固に、介護という名で重くのしかかっています

徐々に本調子になってきた母は、
先週の金曜日に初の通院となった

介護タクシーを頼まなきゃ行けないかもとの
心配は全く無用で
心配して手伝いに来てくれて親戚の人と
私の運転する車の後部座席にさっさと乗り込んだ

さすがに病院では、レントゲンやCTやらと
動き回るので車いすに乗ってもらったが
呼ばれた診察室には杖をついて歩いて入っていった

帰りにはいつものようにランチを食べ
本当はデパ地下にも寄りたそうだったが
さすがに疲れたのか
諦めて帰宅

痛みが出てからちょうど2ヶ月
毎日、骨を丈夫にする薬を注射しているので
折れていた所も骨ができてきて
それで痛みも引いてきたのかな?
とのことで
万々歳?

でも、私は疑っている

確かにきっかけは
骨折だったかもしれない
母は本当に痛かったのだろう

でも、あの酷い痛がり方
この急速な治まり方

なんか違う・・・

詐病というのでは無く
本人は本当に痛みを感じているんやけど
自分で作り出している痛み・・・

これでデイリハの話もチャラになり
私はこの夏休み(どころかここ何週間も)
ほとんど近所の買い物か仕事(か用事)でしか出かけること無く
母の思い通り・・・

回復してくれてことは
素直に喜ぼう

夜中のトイレや
朝から夜から
何度も布団やシーツの洗濯に追われ
食事から何から何まで介助が必要だったことを
思えば
今は身体はうーんと楽

でも、始まった

今週二度目のこの台詞・・・

「家の中歩いていてもちっともリハビリにならないから
ちょっと○○デパートまで行って
ちょっと地下をくるくると回ってこようか。
どうせなんか買わないとあかんやろ?」
「10時に着くように言ったら、入り口の前に止めれるし」

家にいたら退屈(→だからデイリハに行けば良いのよ)
 ↓
足腰も弱る(→だからデイリハに行けば良いのよ)
 ↓
本来の買い物好き(→1人で行けば?)
 ↓
ひとりで言ってもふらふらするし
荷物も持たれへん
 ↓
私とお出かけ

こうなるわけね。

で、連れて出ないと
余計筋力も落ちる

すると

「痛くはないねんけど、
腰がふらついて立たれへんねん。
なんでやろ~?
なんでこんなんになったんやろ~?」


え?今さら?
まるで初めてそうなったかのように
訴える母

痛みが治まったから、
元の腰のふらつきが
一番の問題になってきただけやん

だから、デイリハ行って
少しでも筋トレしようって
みんな寄ってたかって
勧めてくれてはったんや

そんかこと言っても
聞こえないふり?

もう散々、その話もしてきたし、
ケアマネさん、リハの先生も
話をして
やっとお試しに行ったのに
「もう2度と行かない。あんなとこ。
失礼なチラシ持ってきて
折り紙しろって…
失礼な!
リハビリしに行ってるのに

初めてやからどの程度か分からないから
あんまり色々さしはれへんかってん
とか
マシンを使ってするときは
1人に1人の先生が付くから、どうしても待ちの時間がでるんよ
折り紙が嫌やったらそういえば言いって
ケアマネさんも言ってたよ

とか
色々言ったけど

はなから聞く気は無し・・・

もうホンマに好きにしなはれ

今日は
「なんでこんなに腰がふらつくんやろ~」
と言われたとき

「ホンマやね~
なんでやろうね~」と
答えておきました

母が望むのはこういう自分に意見したり
逆らったりしない私なのだから
仕方ないよね