おもいやり
前回記事をアップしたのが3月の初め…
桜の季節も越えて早くも梅雨入り
今日は梅雨の晴れ間の1日でした。
カウンセリングという非現実の中で日々成長させてもらえていることに感謝の思いです。
今日の最後のカウンセリングは自分の思いや気持ちを言葉にすることが苦手。
感情…感じるという事に乏しい、人の気持ちが読みにくい、言葉の裏を読めずにそのまま受け取ってしまうといった方とのセッションでした。
カウンセリングは言葉でするもの…
だけれども、言葉を越えた「思い」はあると信じています。
私の投げ掛け、私からの質問に答えることが精一杯です。
それでも頑張って、あきらめないで答え続ける青年。
中学生の時に彼はいじめに合い、集団でクラスメイトから「教室の窓から飛び降りろ」と言われました。
命は幸いにも守られましたが、圧迫骨折をしてしまいました。
どうせわからないから何を言ってもいい。
どうせわからないから…。
言葉をそのまま受け取ってしまう。
だけれども「追い詰められた」から飛び降りたんです。
その時のことを振り返るとどう思う?と聞きました。
わからない。
恐かった。憎たらしい…
どうゆう思いがある?
わからない…
「先生が今、感じていることがわからない…」
わからない。確かにわからないかもしれない。
だけれども、恐かった。
追い詰められた。という感情は絶対に感じています❗
勉強なんかできなくても、義務教育の間くらいは「思いやり」を学んでほしい。
人と違って良い❗
いろんな子がいて良い❗
学ばせてほしい。
理不尽ないじめにあったからこそ、人の痛みや気持ちがわかる人になって欲しい。
クリニックに来る患者さんの年齢層も低年齢化しています。
どういうことかわかりますか?
本気で子供と向き合って欲しい。
切に願います。