埼玉県の心理カウンセラー 関野彩子のブログ -3ページ目

終結

カウンセリングを通して、クライエントや患者さん。そしてカウンセラーもそろそろ大丈夫かな…


カウンセリングを行わなくても問題解決できたと感じる時に訪れる終結。

抱えている問題やその人の進み方で様々ですが…

カウンセリングを始めたときと終結したときの表情の違いや、人として一回り成長したようなスッキリとした感じを受けるのも真剣に自分と向き合った結果だと感じています。



セッションが重なっていると心から聴くという姿勢。


相手の話に耳を傾けること。


最近の自分を振り返ると、こんな基本的な所が雑になってしまったり疲れを隠せない時が何度かあったように感じます。


成長しているクライエントや患者さんを通して…
改めて気持ちが洗われるような。

私の方こそいつも原点に戻ることの大切さを感じています。


もともと人は問題解決できる力を持っていること。

気づけるきっかけは友人や家族、恋人…

そして、カウンセラーなのかもしれない。


解決できる力を信じて行こう✨✨


いつでも、原点に戻ることの大切さを見失わないで私らしく進んで行こう・・・






おもいやり

前回記事をアップしたのが3月の初め…


桜の季節も越えて早くも梅雨入りあじさい

今日は梅雨の晴れ間の1日でした。

カウンセリングという非現実の中で日々成長させてもらえていることに感謝の思いです。



今日の最後のカウンセリングは自分の思いや気持ちを言葉にすることが苦手。

感情…感じるという事に乏しい、人の気持ちが読みにくい、言葉の裏を読めずにそのまま受け取ってしまうといった方とのセッションでした。




カウンセリングは言葉でするもの…



だけれども、言葉を越えた「思い」はあると信じています。


私の投げ掛け、私からの質問に答えることが精一杯です。


それでも頑張って、あきらめないで答え続ける青年。




中学生の時に彼はいじめに合い、集団でクラスメイトから「教室の窓から飛び降りろ」と言われました。


命は幸いにも守られましたが、圧迫骨折をしてしまいました。





どうせわからないから何を言ってもいい。
どうせわからないから…。






言葉をそのまま受け取ってしまう。




だけれども「追い詰められた」から飛び降りたんです。



その時のことを振り返るとどう思う?と聞きました。



わからない。




恐かった。憎たらしい…
どうゆう思いがある?



わからない…



「先生が今、感じていることがわからない…」




わからない。確かにわからないかもしれない。




だけれども、恐かった。




追い詰められた。という感情は絶対に感じています❗




勉強なんかできなくても、義務教育の間くらいは「思いやり」を学んでほしい。




人と違って良い❗
いろんな子がいて良い❗





学ばせてほしい。








理不尽ないじめにあったからこそ、人の痛みや気持ちがわかる人になって欲しい。





クリニックに来る患者さんの年齢層も低年齢化しています。



どういうことかわかりますか?




本気で子供と向き合って欲しい。



切に願います。






思うこと

カウンセラーとして本当に沢山の方と日々出会います。

その人その人で進みかたやペースは違うけれど…

息子と同じくらいの若い子にはピントくる言葉じゃない事もあるかもしれないけど…



今はしっくりこないかも知れない。


もう少し大人になったとき…
親の立場になったとき…




そういえば、「あの時のカウンセラーがこんな事言ってたな。」

なんて、思い出してもらえたらこんなに嬉しい事はないのかもしれない。



今日もまた真剣に生きている、真剣に問題と向きあっている方との出会いがありました。




沢山の人の人生という舞台に寄り添えること。


カウンセラーとして関わっていけること、全て私の財産です。



沢山の種をまいていこう。




そしていつか、沢山の色とりどりの花が咲きますように・・・