現代社会を生き抜く子供の育て方 その③「コミュニケーション編1」 | メンターたかはしの「人生"直球”アドバイスBLOG」

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15年ぐらいHarley-Davidson乗りで、波乱万丈なアラフィフ人生を歩んでいるビジネス系コンサルタントが「カリスマメンター」の顔として書く「直球ブログ」。ビジネス、自己啓発、恋愛、人間関係、お金などなど…いろいろなジャンルで書いてみようかと思っています。

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引き続き、「親が最低限教える、注意すべき「たった3つのこと」からの続きです。

 

今回この3部作?の記事には実は順番があるんですね。

ともかくもっとも基礎となるのは、

●国語と算数に落ちこぼれさせないこと。

(→語彙力と論理的思考力の向上)

●お金の管理を通じて、お金との付き合い方を体験させる。

(→経済的に将来失敗しないための訓練)

 

これらは今回お伝えするコミュニケーションとも深く関連します。

つまり・・・語彙力や論理的思考力がなければ、そもそも伝えたいことが他人には伝わらないし、

当然算数も弱いので数字にも当然弱い。

数字に弱い人は、そもそもお金との関係性が弱い。また数字にも弱いから、俗に言われている

「パフォーマンスが高い」ビジネスパーソンになんてなれるわけがない。

社会人で言われる「パフォーマンス」の指標の多くは「売上や利益」(成果)ですから。

 

多くの企業でのコンサルティングをやっていますが、特に人材の教育で観ている視点があります。

 

時間=数字=お金(売上や利益など)

 

という方程式があります。これはいまのところ例外がほぼないと私は思っています。

つまり「時間にルーズな人は数字にもルーズ、そして数字にルーズであればお金関連にもルーズだ」

という法則です。だからまず最初は時間を守るように教育するのです。

考えてみてください。

大学生の時は、(私も含め)「死ぬほどヒマ」なんてことがよくありましたよね?

この程度の人間が時間の管理の方法を考えると思いますか?でもいまはどうですか?

中には「お金を払ってでもいいから、時間が欲しい!」と感じることが多々ありますよね?

しかしこれらをどう教育しても、時間にルーズな人は存在します。これはもともとの知識やスキル

が不足しているからなんですよね。

 

コミュニケーションは範囲が大きいので、いくつか分割してお伝えしますね。

 

●まずコミュニケーションの基本は、

「聴く、聴ける」ことです。

子供は「自分中心」(世界は自分を中心に回っている=天動説)が基本になっています。

だから言いたいことは何でも言います。相手の興味や関心などはまったく関係ありません。

まして自分の言っていることは「100%」親に理解してもらえていると、信じて疑ってもいません。

もちろん親なら子供の言っている「支離滅裂な話し」であってもある程度は「何を言っているのか?」

などは把握できます。

しかし世の中で「コミュニケーション」と言われれば「話すこと、話すスキル」と思われがちです。

もちろんこの感覚は間違えてはいませんが、「ヒアリング能力」つまり「聴く、聴ける」能力の

次に養うことなのです。

 

相手が何を言っているのか?

それを自分なりに理解できているのか?

それを基にして自分の感情や考えを相手が理解できるように話せるか?

 

という順番なのですから。話す(アウトプット)ばかりに専念して、聴く(インプット)が疎かに

なっている人があまりにも多いのです。

だから多くの大人が死ぬまで必要な他者とのコミュニケーションに苦労しているのですよ。

 

さて・・・このヒアリング能力を養うには、親や保護者さんの質問が大切になります。

保護者が言った内容を、大抵の子供は「テキトー」に聞いています。

まぁその内容の多くは子供にとって「極めて不都合な内容」が多いですからね。

(部屋を片付けろ、少しは家事を手伝え、いい加減ゲームはやめろ など)

 

その際に保護者が知って欲しい事実は

言ったから、伝えたから、子供は理解しているという幻想を決して持たないこと

です。

その際に質問してください。

 

「もう一回私が言ったことを言ってみてくれる?」

これだけでいいです。

この質問の後に話す内容が、子供の理解度ですから。

 

そして大切なのは保護者も話す時に、ただこれをやれ、こーしろあーしろだけではなく

 

何をやって欲しいのか?(結論、言いたいこと)

なぜやって欲しいのか?(理由)

 

を意識して伝えてください。

(この大切さは次回あたりにお伝えします)

 

ちなみに人は理解しただけでは行動しません。納得するから行動するんです。

(理解と納得は違いますよ)

だから子供があなたの要求に納得したかどうかはすぐ分かります。

それはあなたが何らかの要求をした後、すぐにその要求に沿った行動をするか否か?

という点だけを観ればいいのです。

 

言葉ではいくらでも嘘は言えるが、

その人の本音は行動に出る。

 

という法則も知っておくといいでしょう。

 

次回もコミュニケーションについてお伝えします。

 

※早速このブログへの反響を頂きました。

前々回の「語彙力」のアップで、飛躍的に語彙力が上がった例を教えてもらいました。

その方は、子供が小学生の時にひたすら「天声人語」を書き写すことをさせたそうです。

(天声人語の内容についての是非はここでは問いません・・・)

ともかく毎日やらせるのだそうです。ここまで来たら修行僧の写経のようです(笑)

その過程で当然子供にとって意味が分からない言葉が出てきますが、その時に必ず調べさせる

ことをしたそうです。(スマホではなく、辞書だそうです)

大切なのは「文章を読ませる」「書かせる」「調べさせる」といった具体的な語彙力アップの方法

だなぁ・・・と感心しました。

 

PS

最近プロフィール写真と実際がちょっぴり違いますよね?と言われました。

決して偽装や捏造はしていません(笑)

一応最近の画像をあげておきます・・・ちなみに普段は眼鏡はしませんが、乱視がひどくなったので

外では眼鏡をする機会が増えました。

 

 

 

 

 
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