Youtuberとの恋愛がヒット 「チャット小説」が10代に流行るワケ

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消費を牽引するのは高校生とバブル世代。子供が少なくなり、高校生向け商品が大ヒットになりにくくなった。そんな今、中高生にチャット小説がブーム!!若者の読書離れがうそのような人気なのである。その人気に乗じて「チャット小説大賞」も設立された。なんと賞金は100万円というから本気度がわかる。

チャット小説とは、アプリで展開するスマートフォンで読むLINE風の会話小説。ゲームと違って画面遷移がないのでサクサクと話が進む。一会話ずつ表示されLINEしている気分になれるので、読んでいる読者にとっては臨場感が味わえる。

 

中高生いや小中学生にとってはテレビより、ネットのほうが親和性が高い。

しかも日本ではパソコンよりもスマホのほうが普及率が高く、しかも若年層ほどパソコン使用率は低いのが現状。就職して初めてパソコンを触る人やエクセルワードができない人もいまどきは少なくないというから逆にびっくり。

 

 それとは別に世の中は今、アマゾンで5位に短歌本が入るくらいの短歌ブームだったりする。

同時にほかのSNSが沈むなかツイッターは活況。若者は短文の言葉遊びが身近にあり、子供の頃からなれている。

むしろ言葉遊びブームの気配さえある。

 

 そもそも、中高生女子向け恋愛映画がかなりの活況だ。

若者の映画離れといわれているが、実際は漫画を原作にした中高生向け恋愛映画が毎月のように公開されている。現在、映画会社の屋台骨を支えているのはこの中高生向け恋愛映画なのは間違いない。

 

 チャット小説って携帯小説じゃないの?という疑問もあるが、ほぼ同じではあるが会話が99%というところが違う。

むしろたとえ携帯小説ブームが去っても、ティーンがラブストーリーを常に欲しているという事実は変わらなかったということ。

 制作側からすれば、チャット小説はキーワードで解析できるので、どんな条件の恋愛が好まれるかもわかるので人気の出やすい小説を作ったりもできるのだから、ヒット作は作りやすい状況だ。今後もチャット小説は盛り上がりが期待できる。めずらしくヒットらしいヒットが生まれる予感がする。

 

なんといっても一番のヒット要因は操作性。

タップ操作で小説が読める手軽さにある。スクロールする小説や漫画はもう古い。横書き小説は小説に非ずという旧態依然とした状況に、いきなりタップですよ、タップ。

世の中の進化は面白い。