不倫問題カウンセラーの花田好久です。
 

 

夫の不倫は、いわゆる「自然消滅」の形で終わることもあります。


自然消滅に至る理由としては、下記のようなものがあります。


・夫が不倫相手に冷めた（不倫をする夫の心理がわかる本第２章９参照）

・不倫相手からフラれた

・不倫恋愛ののぼせが冷め、お互いに連絡を取り合わなくなった

・社内不倫の場合、どちらかが異動・転勤で会う機会が減った



夫の不倫に気づいた場合、妻が動く形で対処するのではなく、「自然消滅を待つ」のも一つの方法ではあります。


夫の不倫が自然消滅するのを待つのには、下記のようなメリットがあります。


・自分では何もしなくて済む

・夫と対立したり、夫の反発や逆ギレを受けずに済む



逆に、下記のようなデメリット（リスク）もあります。


・待っている間のストレスが大きい

・夫は何も痛い目にあわないので、味をしめて浮気を繰り返す恐れがある

・不倫が終わったあと、不倫のことには触れにくくなる


 

上記のメリット・デメリットを比較すると、メリットは短期的なものにとどまる一方、デメリットは中長期的にわたることがわかります。


長い目で見れば、目先の対立を必要以上に怖れず、夫ときちんと向き合う方が、夫婦関係の再構築のためにはプラスになるでしょう。






ところで、夫の不倫の一番良い終わり方とはどういうものでしょう？

 

それは、夫が「このまま不倫を続けていてはいけない」と感じて、自分の意志で不倫をやめることです。


そういう終わり方をすれば、夫もある程度反省をしてくれているので、夫婦関係の再構築に向けた協力も得やすいのです。



夫の不倫が発覚すると、どういう形であれ、とにかく１日でも早くやめてもらいたいという気持ちでいっぱいになると思います。


ただ、夫を責め立ててばかりいたり、強制的にやめさせようとすると、かえって夫の反発を招くことになりがちです。

 

出来れば、最初は一番良い終わり方を目指していきたいものです。


そうなるように持って行くには、この３ステップ（夫の不倫・浮気を解決するための３ステップ）に従って対処していくことをお勧めします。