ちゃんと話を聞いています、という誤解 | 子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

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3つの「聞く」技術があれば、子育てのムダ叱りも イライラも ストレスも 減ります!
小学校教員 9年間の経験を生かした、子育ても 生きるのも 楽になるヒントが詰まっています。

コーチングを学ぶと がくぜんとすることがあります。

「私は、話を聴いている”つもり”だった」

話を聴くって、ものすご~く 深いんですネ。

先日、メッセージをくださったRさんは、コーチングを 受けたことがあるそうです。

「私の場合は、運よくコーチングに出会えて、じっくり聞いて頂けたことで、自分が今まで、いかに話を聞いていなかったかを自覚しましたし、聞いてもらえる 喜びを知ることが出来ました。

そのおかげで、日々の生活の中に、それを活かせるようになってきました。」

と メッセージを寄せてくださいました。

ありがとうございます~☆


本当の意味で 話を聴いてもらったことがある人って あんまり いないと思うんですね。

モデルとなる聴き方がないから、「聴く」ってどういうことなのか わからない。

たいてい 聴いている「つもり」です。

私のメールセミナーを 受けてくださっている Aさんからは、こんなメッセージをいただきました。

「私は子どもの話を一生懸命聞いていました。

でも、それは聞いていただけで、聴いていたわけじゃなかったんですね。

ミカさんが、一生懸命聞いているだけではダメ、とおっしゃっている意味が、やっとわかりました」

ありがとうございます~!

そうなんですよねラブラブ


でね。

聞き上手かどうかを 決めるのは、自分ではありません。

話し手です。


私が 教師をしていたときを思い返すと、聴く技術を持っている先生は 本当に 少なかったと感じます。

(私も技術がない教師の 一人でした。)

誤解のないように 付け加えますが、一生懸命聞いている 先生は、たくさんいますよ。

でも、一生懸命だから 技術がある、というわけではありません。

聴き方には コツがいるんですね。

話し手が 「聴いてくれている」と 感じなければ、それは 聴いていることになりません。


わたしの師匠も 教師のコミュニケーション力について 書いておられます。

私も、教師こそ 聞く・伝える技術を 学んでほしいな、と思います。

(師匠はの土方コーチは、たくさんの教師に研修をしていらっしゃるコーチです)

国語でも、10年ぐらい前から「聞くこと・話すこと」が 重要視されるようになりました。

でも、個人的には まだまだ 不十分に感じます。

生活するうえで 大事なことには、たいてい 正解がありません。

正解がない課題について ディベートすることは、日本人の不得意とするところです。

国語教材として 取り上げられてはいますが、効果は どれほどでしょう?

まずは、子どもに指導する立場の教師が まず コミュニケーション力を 身につける必要があります。


私のクライアントさんや受講生の方には、教育関係の方が 何人もいますが、みなさん 勉強熱心!

自分を振り返り、しっかりと 仕事に生かしておられます。

本当に 仕事を愛している教師は、耳が痛い言葉を 真摯に受け止める謙虚さがあるんですね。

私は コーチングも教職も 愛しているからこそ、教育にコーチングを 広めたい、と 思っています。

宣伝になっちゃうけど、聴く技術を磨くことができるメールセミナーは こちらですよ。5日でしめきりです。