現代の家は本当に住みやすい? | (有)横山雑記帳

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長岡市(旧中之島町)建築工事業と設計事務所をやっています。
仕事の様子や日々の出来事について、感じたままに綴りたいと思います。

先日、車で移動中の話です。


私 「Aさんのお宅って、まだ新しいですね。

   高気密、高断熱で快適でしょう?」


Aさん 「震災で、家傾いて仕方なく

     建てたんですよ。」


私  「うちは、昔ながらの低気密低断熱で

    燃料ばっかり食って、大変ですよ。」


Aさん 「ほんと。燃料費がここまで

     上がるとはおもってなかったしね、当時はさ。」


私  「知らない間に、あれやこれや上がってさ。」


Aさん 「でもさ、新しい家建ててから、なんか調子わるいんだよねー。

     風邪は治らないしさ。人間も寒暖の差があってこそ、

     健康な体を保てるんじゃないのかねえ。」


私  「なるほど。でも、省エネ住宅は義務化されますよ。」


Aさん 「貧乏人は建てるなって事?」


私  「おかしな世の中になってきましたね。

    いいのか、悪いのか。

    それにしても、暑いですねー。」


人の住まいって

どうあるべきなんだろう?





かぐらみつまたの道の駅で


足湯に浸かってきました。




きれいな道の駅でした。


今度、温泉兼ねてゆっくり来てみたいな。