● 高度障害状態とは?
おはようございます。舘下(たてした)です。
死亡保障の生命保険をよく見てみると、『死亡保険金』だけでなく『高度障害保険金』という記載もありますよね。
この『高度障害保険金』とは、被保険者が高度障害状態になった場合に支払われるとなっていますが、よく「高度障害状態ってどんなとき?」って聞かれます。
そこで、高度障害保険金の受取対象となる身体障害の状態について、書いてみたいと思います。
◆両眼の視力を全く永久に失ったもの
◆言語またはそしゃくの機能を全く永久に失ったもの
◆中枢神経系・精神または胸腹部臓器に著しい障害を残し、終身常に介護を要するもの
◆両上肢とも手関節以上で失ったかまたはその用を全く永久に失ったもの
◆両下肢とも足関節以上で失ったかまたはその用を全く永久に失ったもの
◆1上肢を手関節以上で失い、かつ、1下肢を足関節以上で失ったか、またはその用を全く永久に失ったもの
◆1上肢の用を全く永久に失い、かつ、1下肢を足関節以上で失ったもの
個人の契約の場合は、高度障害保険金の受取人は、被保険者本人です。
受取人である被保険者本人に意思能力がないなど、高度障害保険金を請求できない特別な事情があるときは、通常、死亡保険金受取人が代理人として、高度障害保険金を請求することができます。
もしくは、あらかじめ指定した『指定代理請求人』が請求できる制度を取り扱っている生命保険会社もあります。
保険会社や契約時期などによって取り扱いが異なりますので、詳しくは「ご契約のしおり・約款」で確認してくださいね。