年イチのイベントが忘れた頃に開催。 | フーテンひぐらし

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永遠の放課後。文化祭前夜のテンションで生きたい。なかなか大人になれない。

もう閉経だー!と思ってたのに、約1年ぶりにまた生理が来た。
(いきなり赤裸々な話ですみません)

5月末に「何だか下腹がシクシクするな…?」となり、6月に入ったら胸が張りはじめ、そして3日前から生理になった。
すごい。量が多くて止まらない。3日めになっても勢いが衰えない。やる気に満ち溢れてる。真夏のフェス状態である。ああ〜真夏のジャンボリー🏄‍♀️🌴🌺💃

立ったり動いたりするとドッと来るしそれが頻繁なので、ジムにもダンスにも行けなくて困っている。
これまでのようにタンポンやシンクロフィットという文明の利器を使えばしのげるとは思うけど、めいっぱい動くと決壊するかもしれず、それを気にしながら運動したくないので行くのをやめた。それにしても生理用品を処分していなくてよかった。

ヤク(バファリン)が切れた途端にズンズンと痛み出す腹を抱えて唸りながら世の中を呪うとか、お風呂の出入りに失敗して洗面所の床が事件現場になり「いま警察が捜査に来たらルミノール反応出ちゃうな」と思ったりとか、予定がぜんぶ狂うとか、そういうの久しぶりで懐かしくすらある。でも懐かしがれるのは私にとって年イチイベントになったからであり、改めて「こんなんと毎月格闘してる女たちってマジ大変だよな…みんな本当に本当にいたわってあげろよな」と思う。

それにしても生理ってしんどいけど、身体の清掃浄化サイクルをめちゃくちゃ動かす一大システムだよなーーと改めて思った。開始すると身体からはいろんなものがドドーーッと出てゆく感覚がある。溜め込んだむくみとかも汗となって出る。ぼってりしてた腰まわりが少しずつシュッとしてくる。生理がなかった時期はこれがそのまま放置され固定していた感じなので「あーすっきりした」というきもち。

更年日記ひさしぶりの更新だ。
去年5月からホルモン剤(ジュリナ錠)と骨粗鬆症防止のためのビタミンD3剤(エディロール)を処方され、毎日飲む生活になってはや1年。飲み始めて数ヶ月でムックムクのむくみ、手足のこわばり、関節の膨張(?)、鬱々とした気持ちなど、更年期っぽい症状はすべてどこかに行った。やせにくいとかそういうのは相変わらずだけど、本当に快適になったと思う。医学ってすげー。ありがとうS先生。

同時に、ホルモン剤を飲むリスクである子宮がん検診は半年に一度きっちり行かねばならなくなった。半年に一度の子宮頸部組織診(これは昔の異形成円錐切除後の定期検診)と子宮体部の細胞診。血液検査。薬の処方。お金がかかるようになったけど仕方ない。

実は子宮体部の細胞診は前2回失敗している。2回とも色々やったけど「入り口が見当たらない、ふさがっている」と言われた。入り口とは子宮口だろうか?頸部の組織診は毎回できてるから、体部の入り口が見つからんってことなのかな。だから体部は代わりにエコーで検査した。
ふさがっているのはあまりよくないから次は生理を起こすか…と言われていたのだけど、今回5月の検診でS先生が奮闘した結果「あった!見つけた!入り口が大きくずれてたんだ右に!」となったのでびっくり。へえええ。というわけで無事細胞診ができたのである。自信家のS先生は「いやーすごい。これは僕だから見つけられたんだ」と何度も私と看護師さんに自慢してた。えらいえらい。
もしかしてその入り口探索の結果、生理が呼び起こされたのかなあ…知らんけど。

エコーで見ると、ホルモン剤を飲んでるから子宮内部が若々しくなったらしい(まあ使いどころはないのだけど)。そしてホルモン検査の数値もよくなった。もちろん更年期前の数値には戻らない。戻るとよくない(がんリスクが高まるから)。月経がある女性と閉経女性の間くらいの低め数値でいることが大事らしい。骨の数値の方もよくなった。

いまはジュリナを毎日2錠飲んでいるけど、これを少しずつ減らしていく方向で身体を慣らしていきたい。エディロールは死ぬまで飲め、と言われている(笑)

というわけで次の更年日記は、備忘録として2019年〜今日までの状態を書き残しておきますね。