2022・韓国 ★★☆☆☆(2.1)
監督:キム・ジニョン
出演:パク・ヒョジュ キム・ミンジェ チャ・ソヌ
長男を不慮の事故で亡くした家族が、ある少年を養子として迎え入れた事で
恐怖に見舞われるミステリーホラー。
居る筈のない長男の姿が見えるという少年によって、家族が互いに疑念を抱き、
その関係が狂いだす。
キム・ジニョンがメガホンを取り、イタリアのウディネ・ファーイースト映画祭で上映された。
長男の死を悔やむ妻をパク・ヒョジュ、彼女の夫をキム・ミンジェが演じる。
(シネマトゥデイより抜粋)
珍しく中国産の時代モノの評価が良いのが有ったので見出したが…どこが?
最後まで見たら良いのかもしれんが、止めて本作を見る。ホラーっぽかったけど。
Amazonプライム。440円。
牧師のソクホと妻のヒョヌは、教会で3人の子供達と暮らしていた。
夫妻には、もう1人ハンビョルという息子がいたが、池に落ちて溺れ死ぬという
不慮の事故で亡くなっていた。
そして、その哀しみから逃れるかの様に、新たにイサクという少年を養子として
迎え入れる事にする。
施設からイサクを連れて家に戻るが、3人の子供達は全く打ち解けなかった。
イサクは病によって視力が低下しているのだが、時折誰かの姿が見えると呟く。
ソクホやヒョヌ、そして子供達は何かに怯えるようにその方向に目を向けるが、
そこには何も見えなかった…。
<貴方様には見えますか?>
面白くなりそうなのに、この曖昧な設定は何故?
牧師夫婦と3人の子供の家族。(長女・次女・長男)
其処に病気の為に目の不自由なイサクを養子として迎える。
実は、足の不自由なハンビョルと言う長男を事故で亡くした為。
イサクは目が不自由だけれど、人には見えないモノが見える為に前に養子に行った家から
返された経緯がある子供。
それでもイサクは正直に見えた事を母親に伝える。
ハンビョルが傍に居て「ママ、泣かないで」と言っていると…。
<裸眼だとこれ位でないと見えない。しかし、其の内完全に失明すると医者に言われる>
始めは怪訝な表情だった母親も、イサクがハンビョルの気持ちを伝えてくれるので
イサクを可愛がるように…。
だが、母親を独り占めされた3人の子供達はイサクをのけ者に。
次第に事故と思われたハンビョルの死の真相が…。
イサク以外の子供達は夫婦の実の子供なのかな?
見始めた時は実は母親が「毒母」で…と言う話なのかなと思ったけど。
読みは全く外れてしまった。
牧師の家族なのに…。(ここは結構重要だが、なのにの続きは言えない)
でもタイトルの「震える家族」が良く分からん。
原題は「미혹」(ミホク)何かに惑わされたり、ぼんやりすると言う意味らしい。
海外向けには「THE OTHER CHILD」のタイトルが付いているが、これは直球過ぎるかな?
これから何かが始まるのか?
けれども「よく目を開いて見てごらん、貴方にも見えるから…」と。
(最後の最後で、これから恐怖の時が?いや幸せの家族の日々が始まるのか?)
ラストの台詞を聞いて「チェッ!」と言ったのは秘密にしておく。
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