2023・邦画 ★★☆☆☆(2.4)
監督:山下敦弘
出演:綾野剛 齋藤潤 芳根京子 橋本じゅん やべきょうすけ
和山やまの漫画を実写映画化。
とある事情から歌がうまくなりたいヤクザと、彼の歌の指導をすることになってしまった
中学生の交流を描く。
山下敦弘がメガホンを取り、野木亜紀子が脚本を担当。
中学生に歌の指導を頼むヤクザを綾野剛、彼に歌を教える中学生を
オーディションで抜てきされた齋藤潤が演じる。(シネマトゥデイより抜粋)
ホントこの間劇場公開になった本作が見放題で見れるとは…。ありがたやNetflix。
中学校で合唱部の部長を務める岡聡実。
真面目だけど毒舌な彼は、数少ないソプラノパート。
だが、ヒタヒタト迫り来る変声期で悩んでいた。
ある日、聡実の歌を聞いた、見知らぬヤクザの成田狂児からカラオケに誘われる。
戸惑う聡実に、狂児は歌のレッスンをしてほしいと依頼。
話を聞くと、組長が主催するカラオケ大会で最下位になった者に待ち受ける
恐怖の罰ゲームを免れる為。
どうしても歌が上手くならなければならないのだと言う。
狂児の勝負曲は、X JAPANの「紅」。
嫌々ながらも歌唱指導を引き受ける羽目になった聡実は、カラオケを通じて
少しずつ狂児と親しくなっていくが…。
<聡実役はピッタリだと思ったが…>
コミックスの実写化と言う事で、お子ちゃまが見てもヤクザが出てても安心な作品。
モチのロン、何時も通り未読で御座います。
聡実役の「齋藤潤」氏はぴったりだし、驚いた事に神奈川県出身なのに関西弁に
違和感なかったけど、練習したのかな?大変やったと思うが…。
私のイメージですので、突っ込まんでね。
狂児役の「綾野剛」様はちょっと違うなぁ~って最初から最後まで思った。
でも原作がコミックスで小説の様に言葉だけでなく「絵」もあるのでね。
(私は本作を見てから、原作の絵を見た)
<こんな韓国ドラマに出て来るシュッとした人>
見ている時は、もうちょっと狂児が年上の方が良いなぁ~って思って
「北村一輝」様がやったら面白くなるのに…って思いながら見てたら。
(お察しの通り「疫病神シリーズ」の大ファンなんで)
そしたら…本作に北村様出演してた。其れも組長で。
<やっぱ、もう風格が出て組長なのね>
と…なると、誰が良いかな?出て来ないなぁ~。
ひらパー兄さんも良いけど(大阪やし)でもな、歌下手に歌うたうのは…。
(何時までもこの事を言ってるわけにもいかんので)
ストーリーはごくごく単純。
中3で、ボチボチ変声期が始まりだした聡実。合唱コンクールで歌を聞いた
ヤクザの狂児が「これや」と、歌の師匠になって貰う為にカラオケに誘う。
裏声が気持ち悪いという感想を言って、もう会わないと思ったが
狂児は諦めずに…。其の内、情も移って…というお話。
タイトル通りの「カラオケ行こ!」ですわ。
<聡実は「映画を見る部」の顧問公式の幽霊部員でもある>
映画を見る部のシーンが凄く良くて、後半合唱部ではなくて映画を見る部の方に
練習をさぼって行くのが楽しみで…。
昔のモノクロの洋画のビデオを見るのだが…。
ウチにあるDVDを寄贈してあげたい位。(あっ、R-15とかが殆どであかんやん)
映画を見ながら彼らの感想を聞くのも面白いし。
(って、全然本筋と違う所に喰いついてしまった)
年の差があるバディモノは面白いのだが…。
やっぱ、もう一捻りある方が良い感じがしたな。
ヤクザが学校に迎えに来てるのに(そう見えないにしろ)誰も何にも言わんし。
親も気づいてないし、車で送って貰っているのに団地の人も…。
まぁ、サクッと見るにはお正月作品として(上映時期は)家族皆で見れて良いんじゃない。
<このお方も友情出演で出ていたので嬉しかったし>「加藤雅也」様。
貴方様のカラオケの十八番は何ですか?
教えてちょんまげ。
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