新・伝説のhiropoo映画日記 -3ページ目

新・伝説のhiropoo映画日記

映画が好きだ。ドラマも好きだ。
そして、イケてる面はもっと好きだ。

そんな好きなものが詰まった日記、読んでみるかい。

           

2023・香港     ★★☆☆☆(2.9)

      

監督:ジャック・ン

出演:ダヨ・ウォン ツェー・クワンホウ ルイーズ・ウォン フィッシュ・リュウ

 

 

治安判事から法廷弁護士に転身した男性の奮闘を描くヒューマンドラマ。

 

香港の法廷を舞台に、中年の新米弁護士が初めて携わったある事件を通して、

人々の為に力を尽くす。

 

監督などを手掛けるのはジャック・ン。

ダヨ・ウォン、ツェ・クワンホーのほか、ルイーズ・ウォン、マイケル・ウォンらが

キャストに名を連ねる。(シネマトゥデイより抜粋)

 

 

 

ブタ

すんごく見たくてチョイスした訳ではなかったが、どんなんかなぁ~と。レンタル。

      

           

治安判事ラム・リョンソイ。

 

新しい上司の気分を害した事で職を失ってしまうが、友人の勧めもあり、50代にして

新たに法廷弁護士として道を歩み始める。

 

 

そんなラムが初めて弁護を担当したのは、単純な児童虐待事件だった。

 

自分の力を過信して雑に取り組んだ、その事件が思いもよらない展開をみせる。

その為に思わぬ敗訴を喫し、無実の母親は娘の死亡により虐待致死で

17年の刑を下される。

 

          

この結果はラムが招いたと自らの浅慮を悔やむ一方、事件の裏には香港財界が絡んだ

深い闇があったのだが…。

          

 

<よくある話だけんども…>

               

兎にも角にも、治安判事時代も案件は溜まるも、全然平気で株式トレードに夢中だったり

1時間遅れで入って来るなんて当たり前のラム。

       

傲りに驕っている、経験もあるが、その辺の痴話げんか等が主な内容だから…。

でも、こんな態度の判事ているのか?

     

目に余る行いの為に(放送禁止用語連発)等で、新しい女性上司の怒りを買い失職に…。

     

でも反省するでも無く、スルスルと弁護士に鞍替え。

           

これで一発目立った弁護をして、ガッポリと儲けようと考える始末…。

母親は無罪なのに結局はラムのせいで17年刑。

(母親は娘の死に目にも合えず、罪も娘の死亡に伴い重くなってしまう) 

            

刑務所内で自殺を図った母親は未遂に終わるも、人が違った印象を受ける程の荒み様。

              

ラムは、娘が死ぬ前に「お母さんが叩いた事はない」とハッキリと証言しているにも

拘わらず、娘を死なせ、その母親も命を投げ出そうしている状況に「自分のせいだ」と…。

            

<御曹司の手を借りて…>何の御曹司?そんな事言えまシェン。

         

     

<始めは1人でやる方がマシと考えていたフォンだったが…左↑>

         

まぁ、ラムが心を入れ替えて…と言うストーリーです。

        

私は見た事がナッシングなので分かりませんが「リーガルハイ」の雰囲気も…と言う事です。

      

いい加減な男が心を入れ替えて、正義を見つけると言うのは有り触れているのだが

ハリウッド映画全盛の香港で、香港映画として初めて興収1億香港ドルを突破し、

最終的に1.21億香港ドル(約22億円)の大ヒットを記録したと言うのは

この作品の「事件」の隠された裏側にあるらしい。

          

その辺は見ない事にはねぇ~。

         

    

でも、私は本作は「韓国リメイク」で超面白くなるのではと考えるのだが…。

だって、韓国お得意「3種の神器」が詰まったストーリーだもの。

     

きっと、どえらくえげつない事になるのでは?等と想像して、ニヤニヤしてしまった。

        

主人公ラム・リョンソイを演じたのは、香港の国民的コメディアンで俳優や

映画監督としても活躍する「ダヨ・ウォン」氏。

(主人公ももっと振り切れた演技ならと…。どうしても韓国推しになってしまうな)

        

 

法廷ドラマがお好きな人には、良いかも…。(でも、物足りないかも) 

ちゅ~感じで御座いますが…。

(劇場上映があったらしいが、どれ位の動員数だったのかな?) 

 

 

 

 

 

 

   

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2019・ベルギー・デンマーク・アイルランド     ★★★☆☆(3.7)

       

監督:ロルカン・フィネガン

出演:ジェシー・アイゼンバーグ イモージェン・プーツ ジョナサン・アリス

 

 

新居を探すカップルが、奇妙な住宅地から抜け出せなくなるスリラー。

 

全く同じ家が並ぶ住宅地を紹介された男女が何時の間にかそこから

出られなくなってしまう。

 

ロルカン・フィネガン監督がメガホンを取り、ジェシー・アイゼンバーグと、

イモージェン・プーツがカップルを演じている。(シネマトゥデイより抜粋)

 

 

 

ブタ

昨日の今日だが、忘れないうちに見ようと。見放題を探したらHulu。

             

    

マイホームを夢見る若いカップル、トムとジェマ。

 

ある日、ふと足を踏み入れた不動産屋に「ヨンダー」という住宅地を紹介される。

 

                

さっそく現地に向かってみると、そこは人の気配がまるでなく、同じ建物だけが

整然と並ぶ薄気味悪い場所だった。

 

2人は不動産屋に案内されるまま、とりあえず「9番」の家を見学する事に。

 

       

ところが、いつの間にか不動産屋は姿を消してしまい、いざ帰ろうとしたところ、

どんなに車を走らせても出口に辿り着けない。

 

それどころか、気づくと必ず「9番」の前に戻ってきてしまうのだった。

 

                  

途方に暮れ、仕方なく「9番」に住み始めた2人の前に、ある日段ボールに入った

赤ん坊が届くのだったが…。

 

 

<何だろうか?気の毒なカップルとしか言えない>

             

日本では、お初の監督作品となり、一躍有名になったが。

何故か私は触手が動かず、未見であった。

       

昨日の「ノセボ」程、諸手を挙げて好きとは言えないけれど「不思議」「不気味」…と

好きな言葉が続々と続きそうな作品であった。

         

       

ただ単に同じ家が理路整然と並んでいるだけなのに、私の視覚を刺激する。

家だと分かっているのに、虫の卵が並んでいる様な…(それだけで気色悪い)

            

後、延々とこのカップルを見続けるだけの作品なのが、ちょっと残念。

         

とは言え、最後まで見ても誰が何の為に?とかは、分からない。

            

<若い時は、子供に対しても反抗的な態度を取る2人>

          

      

早々に屋根に上がって見るのだが…。この光景も結構ショッキングだったな。

(上る前から分かっちゃいるが…)

    

  

雲ですら、皆同じ形で作り物?

   

この2人、病気にもならず、子供も出来ず、年齢だけ取って行く。

でも、持病がある人だったら?とか、色々と制限がある人だったら…?と考える。

          

         

それにしても、この子供気に入らないと激しく叫ぶ。

 

とうとう我慢出来ずにトムが車に押し込んで、出られなくしたが…。

その頃には、何かが芽生え始めたのか、母性のせいかジェマが助け出す。

       

私だったら「断然」トムに3000点なのだが。(子供は人間じゃないし…)

     

だって自分の息子でさえ、何時まで泣き続けるのか見てみようとして

我慢出来ずに下の階のママさんが抱っこしに来てくれたぐらいだから…。

(今だったら通報されるか?)           

 

と、色々な事を考えさせる作品ではあったが…、アイデアは良かったが

夢中にはなれない本作だったなぁ~。

     

 

 

 

 

 

 

 

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2022・アイルランド・英・フィリピン・米     ★★★★☆(4.4)

       

監督:ロルカン・フィネガン

出演:エヴァ・グリーン マーク・ストロング チャイ・フォナシエ ビリー・ガズドン

 

 

ロルカン・フィネガン監督によるスリラー。

 

原因不明の不調に悩まされるファッションデザイナーのもとを見知らぬ女性が

訪ねて来た事をきっかけに、デザイナーの一家を悪夢が襲う。

 

主人公をエヴァ・グリーン、彼女の夫をマーク・ストロング、彼らの前に突如現れる女性を

フィリピン出身のチャイ・フォナシエが演じる。(シネマトゥデイより抜粋)

 

 

 

ブタ

思わず見て「おぉ~」と声をあげてしまった。その「おぉ~」は果たしてどういう

「おぉ~」なのか?見たいでしょ。レンタル。

         

           

ファッションデザイナーのクリスティーン。

夫フェリックスや幼い娘ボブスと共に、ダブリン郊外で順風満帆な生活を送っていた。

 

   

ある日の仕事中、彼女はダニに寄生された犬の幻影に襲われる。

       

            

8カ月後、クリスティーンは筋肉の痙攣や記憶喪失、幻覚等を引き起こす

原因不明の体調不良に悩まされていた。

 

      

が、そんなクリスティーンの前に、彼女を助けに来たというフィリピン人のダイアナが

訪ねてくる。

 

雇った覚えのないダイアナを不審に思うクリスティーンだったが、ダイアナは

伝統的な民間療法で彼女の不調を取り除き信頼を得る。

 

クリスティーンは次第に民間療法にのめり込んでいくが、それは想像を絶する

恐怖の始まりだった事はまだ知る由もない…。

           

 

<ホラーはホラーなのだが…>

          

一番最初に言っておきます。ジャケ画の様な虫が口から出て来るシーンはおまへんので。

そう言う、ウジャウジャ系のホラーでもないです。

          

あぁ~、でもこれ以上は「〇〇系」のホラーって言えない。其れは見てのお楽しみ。

          

         

ある日を境に原因不明の体調不良に悩むクリスティーン。

症状は幾つもあるが、記憶が飛ぶと言うのも…。

       

そのせいなのか、雇ったつもりのないダイアナがフィリピンからやって来る。

(約束したと言われると、覚えていなくても、強くは言えない程記憶も曖昧)

      

だが、偶然雇う事になったダイアナは料理も美味しくて、掃除も完璧、

その上に民間療法ではあるが、症状を和らげてくれる治療をしてくれる。

            

         

さっき迄、あんなに苦しんでいたのに、ぴたりと治まる。

クリスティーンはダイアナの治療を受けて調子が良くなっていくが…。

     

夫は何故か、ダイアナに心許す事は無く、民間療法も止めて欲しいと思うのだが…。

 

<飲んでいた薬もクリスティーンが捨てたと言うダイアナのベッドの下に…> 

        

益々ダイアナを疑う夫だったが…。

              

            

私が「おぉ~」と叫んだのは、俗に言われる「蓮コラ」映像の様なモノが瞬間的ではあるが

映し出される事。(私はメッチャ苦手なのに画像は見たくなるby変態村村長)

        

コスモス

調べたら危険画像が出てきますので、注意して下さい。

蓮コラ…人間の肌に蓮の花托(花弁・おしべ・めしべを取り去った部分) を

コラージュした画像。

       

本作の場合は蓮ではなく、ダニの卵と思われる。(其れも流行っているのよねぇ)

   

               

ラストは、全く予想だにしなかったです。

かなり凄い作品だと思うのですが…。

        

単なるホラー作品ではなく、言わば社会派ホラーと言うのでしょうか?

       

凄いのに血も出ませんし、子供も出て来る作品です。(せめてPGはいるやろう) 

あぁ~、流石にこれ以上は言えません。

       

R指定はないですが、ある一定の人にはトラウマ級だと思います。(私を含め) 

その辺を考慮してご覧下さいませ。

 

 

監督は「ビバリウム」の監督と言う事で、ビバリウムは未見ですので、

早々に見たいと思っております。 

 

 

   

 

 

   

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何か最近飽きて来たと言ってる韓国ドラマも、見れば朝まで一気見してしまい

     

一体何時寝れば良いんじゃ?的な身体になっている。今日も然り…。

       

そんなこんなで見ているけれど、書くのが面倒なので溜まりにたまったメモを。

 

 

 

>         

<予期せぬ相続者 > 韓国産。 12話。 ディズニー+。

       

冷酷な継父から長年虐待を受け続けたハン・テオは、鋭い頭脳と冷徹な理性で

 

継父を刑務所に入れると、別の街で新たな生活をスタートさせる。

 

しかし、転校先の高校では大成功を収めたカンオグループの会長の婚外子である

 

カン・イナがコネと端正な顔立ちを武器に、周囲を威圧していた。

 

そんなイナは財閥家の婚外子として捨てられた恨みから自分の存在を認めさせようと、

 

幼い頃から会社を乗っ取り、トップに立つ計画を企てていた…。

 

転校早々、アカデミックな才能を発揮するテオは真っ先にイナに目をつけられるも、

 

その圧力に屈する事なく、いつしか、それぞれの目的の為に2人は同盟を結ぶことに。

 

時は経ち、韓国最高の財閥家のトップを狙う計画を立て早々に成功を収めたイナとテオ。

 

順調に出世街道を歩み始めた様に見えたが、大学在学中に出会い、借金まみれの

 

母親に育てられるも取り立ての高利貸しと戦いながら這い上がろうとする

 

野心的な女性ナ・ヘウォンと運命的な再会を果たし、2 人の運命が大きく変わっていく…。

   

 

<こんな感じです。ユカリさん出揃いました。>

         

時代劇は超カッチョヨスだった「イ・ジェウク」様。スーツに着替えたらどうかな?と思ったが

    

武器は頭脳と言うテオと婚外子だが一応財閥の一員のイナ。

 

そんな2人が手を組み、相続者を目指すのだが…。まぁ、裏切り有りの切り捨て有りの

      

潰し合いは勿論、何もかもが計算済みで進んでいく。

     

<背も高いのでスーツもお似合い>

      

まぁ、面白かったけれど、最後の方が急いだ感じでちょっとなぁ~。

      

12話って、ちょっと物足りないわ、って感じかなぁ~。

 

でも物足りないから「還魂」にとはならなかったですわ、と言う事で…。

        

 

 

<寄生獣 ―ザ・グレイ―> 韓国産。 6話。 Netflix。

 

人間を宿主にして勢力を拡大しようと目論み、世界を「人知れず」騒がせている

 

謎の寄生生物=パラサイトが韓国に襲来。各地で事件を起こす彼らを阻止するべく

 

立ち上がった特殊部隊「ザ・グレイ」とパラサイトとの衝突が始まるなか、

 

何故かチョン・スインはパラサイトと共生する事になるのだが…。

        

       

人間の脳を乗っ取って肉体を操り、他の人間を捕食する事を目的とした謎の寄生生物だが

        

スインは、パラサイトに脳は乗っ取られらずにパラサイトと共生する事で、むやみに人間を

   

襲ったりはせずに反対に人間を脅威から守ったりする…。

            

6話なのであっという間に見れて、もう忘れしまっている感もあるけれど…。

    

今回はどうしてスインだけ、そうなったか?を中心にストリーは進む。大好きなので…。

      

<ラストには↑こげな人物が…>

  

と言う訳で、何が何でもシーズン2はあるでしょう。

 

1は忘れてしまっても、すぐ見直せるので何時でも掛かってきんしゃいと言ったところだな。

        

 

 

<大奥(アニメ)> 日本産。 10話。 Netflix。          

 

謎の疫病で男子の人口が急速に減少した結果、社会運営の根幹や権力が

 

女性に完全に移った江戸。徳川八代将軍吉宗は、女が男の名を名乗りながら

 

家督を継ぐ世の中を疑問に思い、大奥の所記『没日録』を読み、歴史を紐解き始める。

 

その始まりは、三代将軍・徳川家光の時代に遡る。「赤面疱瘡」と呼ばれる

 

奇妙な病が日本中に広がり、男子の人口は女子の約1/4にまで激減した。

 

江戸城でも三代家光以降将軍職は女子へと引き継がれ、俗に美男三千人と称される

 

男女逆転の大奥の世界が築かれていた。

 

京から江戸城を訪れた公家出身の美貌の僧・万里小路有功は、春日局の脅迫により

 

小僧の玉栄とともに無理矢理還俗させられ、家光の小姓となるべく大奥に入れられるが、

 

そこで驚くべき真実が明かされたのだが…。

        

 

<男女逆転と言うのは知ってはいたけれど>

        

本当に馬鹿にしていてごめんなさい。メッチャ良く出来たストーリーで、嵌り捲った。

      

実写化のも見たいと思ったり…。大奥以外での男性は子種を欲する人の為に

      

毎夜、違う女性に…。其れが商売となったり。それ位男性の数が少なくて、切羽詰まっている。

           

        

この↑公家出身の美僧・有功を大奥入りさせる。お坊さんを?と思いきや。

 

理不尽な仕打ちに反発していたが、やがて家光と有功、互いの境遇と心情を知り

 

愛を育んでいく。世継ぎの為ではなく、本当に愛し合った仲なのに、無慈悲にも

 

子が授からない。それならばと、他の男を…。有功はひたすら耐えるだけ。

          

快楽の為に美男達をはべらかすのではなく、子を産む為、しいては安泰の世の存続の為。

        

こんなに奥深いお話があるなんて…。本作も続編を…。

      

 

 

<薬屋のひとりごと > 日本産。 24話。 Netflix。

 

医師である養父を手伝って薬師として花街で働く少女・猫猫。薬草採取に出かけた森で

 

人攫いにあって後宮に下女として売られてしまう。 年季が明けるまで目立たぬように

 

勤めるつもりだったが、皇子の衰弱事件の謎を解いたことから美形の宦官である

 

壬氏の目に留まり、様々な事件の解決を手伝わされることとなるのだが…。

  

     

普通に面白かったし、これこそ実写化出来るのでは?と思ったが。

   

これも続く様なので、見続けたいと思う。

         

 

これ位で許しおくれ、マダマダ見ているのだが…。

     

取り敢えず、人間らしい生活に戻ろうと言うのが目下の目標だが…。なかなかねぇ~。

    

人間に戻る事は難しいなぁ~。さぁ、何を見るかな?

 

 

 

 

 

        

 

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2023・邦画     私は化石になりました。

      

監督:水田伸生

出演:岡田将生 松坂桃李 柳楽優弥 安藤サクラ 仲野太賀

 

 

「ゆとり世代」と呼ばれるアラサー男性3人が、恋や友情、仕事に奮闘する

ドラマ「ゆとりですがなにか」シリーズを映画化。

 

30代半ばを迎えそれぞれ人生の岐路に立たされた彼らが、働き方改革や

コンプライアンスなどの難題に立ち向かう。

 

ドラマ版に続き、宮藤官九郎が脚本、演出の水田伸生が監督を担当。

ゆとり3人組を演じる岡田将生、松坂桃李、柳楽優弥をはじめ、安藤サクラ、仲野太賀、

吉田鋼太郎らが続投するほか、加藤清史郎、木南晴夏、上白石萌歌、

吉原光夫らが新たに出演する。(シネマトゥデイより抜粋)

 

 

 

ブタ

このドラマはリアタイで見ていた。当時、新人だった「太賀」氏の名前を一発で覚える程の

モンスター級の演技が面白くて。何故か7年経っての映画化…。

Amazonプライム。400円。

          

         

「野心も競争意識も協調性もない」と揶揄されてきた「ゆとり世代」の男達も

30代半ばに差しかかり、それぞれ人生の岐路に立たされていた。

 

夫婦仲も家業の酒屋もうまくいかない坂間正和。

倦怠期の妻・茜との関係に悩む坂間家の次男で、家業の坂間酒造が

契約打ち切り寸前の窮地に…。

 

          

真面目で今だに女性経験ゼロの小学校教師の山路一豊には、新たな恋の予感が。

 

 

中国での事業に失敗して、出戻りフリータとなり坂間酒造で働く事になった、道上まりぶ。

 

           

働き方改革、テレワーク、多様性、グローバル化など新しい時代の波が押し寄せる中、

更なる試練が次々と襲い掛かって来るのだったが…。

 

 

<出演者は同じなんだが…>

       

何故、我慢出来ずに見てしまったのか?私。

今、ひたすら反省しとります。

       

こうなるのだろうなぁ~、と予想は出来たが、まさか現実に…。

      

       

あれ程モンスター新入社員だった山岸も、今や「Z世代」の新入社員にやり込められて

休暇を会社指示で取る事に。

        

その間に皆が務めていた「みんみんホールディングス」は韓国の「辛心食品」に。

     

唯一、坂間酒造が卸していた名酒も人気がないとの事で打ち切りに…。

ぜ~んぶ、ドンドンと雪崩の様にドツボに嵌って行く…。

        

「俺もアップデートしなくちゃな」と口だけのゆとり組。何にも変わっちゃいない。

けれども、彼等の事はお構いなしで時代は進んでいくのだったが…。

          

      

思わず懐かしいと思ったのは「青木さやか」氏。今もドラマに出たりしているのかな?

        

年数が経っているのに、未だに全く進歩していない。(何なら、後退しとる)

ドタバタ度だけが進歩しちゃって…(私がクドカンの脚本について行けないのか?)

本当に面白くなかったし、400円も出したのにとそればかり思った。

       

ドラマの方はもう少し面白かった気がしたが…。

         

あの嘗てのモンスターも、今は新入社員との付き合い方で悩む方。(そうなると思ってたが)

でも、其の新入社員は脅威でもモンスターでもない。(まぁ、その方が厄介かも…)

           

 

唯一、ホッコリさせてくれるのはお母さんの「中田喜子」様。何時までも若いわぁ~。

      

        

其れと意外にも、怪演だったのはチェ・シネ役の「木南晴夏」様。

久々に見たけど、え?ホンマの韓国の役者さんかと思った。

    

韓国ドラマで聞き慣れた単語がポンポン出て来て、おばちゃん受けを狙ったのか?とも。

              

もっと、大人で居て欲しかったよ。其処の3人。

  

ところが評論家の方々はこぞって高得点で、それにもびつくり。

もう、私は化石です。家で静かにしています。えぇ~ん。

(あの感動をもう一度と思った私が悪いのね…)

 

 

 

 

 

 

 

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1962・邦画     ★★☆☆☆(2.7)

      

監督:伊藤大輔

出演:三國連太郎 淡島千景 三田佳子 平幹二朗 花沢徳衛

 

 

実在した将棋界の奇才・坂田三吉を主人公とした北条秀司原作の戯曲を

1948年の「王将」と1955年の「王将一代」に続き三度目の映画化。

 

伊藤大輔が脚色と監督を務め、続編も製作された。

村田英雄による主題歌も大ヒットし、出演も果たしている。

 

 

 

ブタ

5月に入って、初めての買い出しに。眠いし、暑かったしでサクッと軽いモノを。

カラー作品かと思っていたら、モノクロだった。U-NEXT。

               

           

裏長屋に住む草履作り職人の坂田三吉。

 

天才的な棋力の持ち主だったが、大会があれば女房娘の着物を売り飛ばして出場し、

何日も帰ってこない。

          

帰って来る度に愛想をつかした小春に「将棋はもう止める」と誓うが…、堂々巡り。

  

           

将棋大会に参加した三吉は、相手が関村七段と知らずに挑戦し負けてしまった。

其の将棋も勝負には勝って、三吉は知らない規則で負けた。

 

しかしその様子を見ていた関西将棋会は、三吉にプロになる様に勧める。

 

                 

10年後、坂田三吉七段は関村八段と勝負をする事となる。

 

三吉は関村に勝ち越し、第十三世名人位の継承者に推されるが、自分よりも

関村八段がふさわしいと申し出を断るのだったが…。

 

 

            

本作は妻の小春役に「淡島千景」様。ホンマに「べっぴんさん」やなぁ~と見惚れる。

          

        

大きくなった娘役に「三田佳子」様。美人親子だわ。

(でも、何だか本作の三田様はイマイチの芝居に感じた)

          

ヤッパリ阪東妻三郎の「王将」の方が面白かったな。

同じ位の上映時間にも拘わらず、阪妻作品の方が丁寧だった気がするが…。

(単に先に見たのでそう思うのかも?)

           

でも驚く勿れ、私が見た「王将」2作品はどちらも同じ監督って…。

話の筋も内容も殆ど同じものを三國様で撮ってみたかったのか?

         

 

永遠のライバル関村役を「平幹二朗」様が。

後、主題歌の村田英雄氏と千葉ちゃんが三吉の弟子役で出演している。

(1962年の作品なので、本作の方が知っている役者が多いのは嬉しい)

          

 

モノホンの坂田三吉さんはどないなお方だったのか、知る由もないが

天才的な将棋馬鹿と言うイメージならば三國様なのかもしれない。

(阪妻の方が私は好きだが、何処となく策士と言う感じもするし)

           

タダ関村に勝利した三吉に「名人」の称号を与えるには、知性や教養が足りんというのは、

あの時代にはあまりにも理不尽な事では無かったのだろうか。

(それを言うと名人には、金持ちしかなれないって事でしょう?)

        

子供の頃から、草履を造り生活の糧にして来た三吉に…。

(まぁ、その点「平様」は如何にも上品で頭も良くてッて感じなんだよね~)

           

     

後は勝新の「王将」があるが…、これにはそんなに心が靡かない。

(やっぱりイメージが付いているしね)

       

そんな事を言っていると、又「阪妻」の方が見たくなる。

どんな魅力があるのかって?それは貴方様の目で確かめて下さいませ。

 

 

 

 

 

 

 

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2022・米     ★★☆☆☆(2.8)

          

監督:マイケル・モリス

出演:アンドレア・ライズボロー アンドレ・ロヨ オーウェン・ティーグ マーク・マロン

 

 

高額な宝くじに当選したシングルマザーの人生を描くヒューマンドラマ。

 

宝くじで大金を手にするものの酒に溺れ、行き場をなくしてさまよう女性の姿を映し出す。

 

監督を務めるのはマイケル・モリス。

アンドレア・ライズボローのほか、オーウェン・ティーグ、アリソン・ジャネイらが出演する。

ライズボローは第95回アカデミー賞主演女優賞にノミネートされた。

(シネマトゥデイより抜粋)

 

 

 

ブタ

スクリーン組がこぞって良いと言っていたので見たかったが、何か銭を払ってまで…

と言う気がして、見放題になるのを待っていた。Hulu。

       

          

テキサス州西部に暮らすシングルマザーのレスリー。

宝くじに当選して19万ドルの賞金を手にし、大喜びする彼女だったが。

 

     

6年後には、自堕落な日々を送り、そのお金を酒で使い果たしてしまう。

 

彼女は息子のジェームズのもとへ転がり込むが、性懲りもなくまた酒に溺れて、

息子から愛想を尽かされ、嘗ての友人ナンシーとダッチのもとへ向かうが、

まるで変わらない彼女に呆れられてしまう始末。

      

          

行き場を失った彼女を見るに見かねた中年男性スウィーニー。

彼の経営するモーテルで働き口を得たレスリーだったが、そんな簡単には酒を手放せない。

 

気長にレスリーの更生を見守ろうと思っていたスウィーニーにも、

流石に限界が来てしまうのだが…。

 

 

<あぶく銭とはよく言ったもので>

             

自堕落なママの作品は、見ていてしんどい。なんせ自分を見ている様だから。

(レスリーはアル中なのでメッサ痩せているけどな)

       

シンママで6年前に降ってわいた様な銭が手に入る。息子の誕生日を入れ続けて

およそ3000万円。

新しい家も買ったようだが手放さねばならなくなる。

       

全部自分のせいなのに、アルコールに身を任せ日々ウダウダと過ごす。

自分を甘やかし、アルコールの溺れる。

全て人のせいだと言い張るが、見るだけで彼女が悪いと分かる。

        

遂には13歳になった息子も捨てて、逃げ出した。

       

<息子はナンシーとダッチが面倒を見てくれた>

           

そして6年後…。

何処を振っても、誰に言っても金を貸してくれる所も無く、住んでいた所も追い出される。

         

<性懲りもなく、堂々と息子を充てに…>

       

最初は面倒を見てくれる息子も…、一向に治らない酒癖やシェアーしている友人の

お金迄盗んで、酒を飲む。

(全く悪いとは感じず…。服も一式下着まで息子が買ってくれたのに)

        

とうとう息子にも見限られ、追い出されてしまう…。

                 

         

そんなレスリーが、立ち直ろうとするお話。

       

バーで、1人でいる男性を見ると近寄って行っては、勝手にその男性のビールを飲んでしまう。

でも、激高する男もおらず、拘わらない様にそっと席を外す。

    

美人でも若くもないレスリーだから、そう簡単に酒を奢ってくれる男には出会えない。

男の方も見返りを求めるものもいるが、それには決して応じない。

あくまでも、酒を奢ってくれて楽しい時間を過ごす。

     

だが世の中そう都合よく行くわけもなく。

          

韓国ドラマではこれ見よがしに「産んでやったんだから金をよこしな」と言う親が出て来る。

でもレスリーは、其処まで面の皮は厚くないようだ。

(アルコールのせいで、盗む事は犯罪だとかの判断は出来ないみたい)

             

        

見るに見かねて手を差し伸べる男が…。

  

でも赤の他人のアル中を治して、仕事を与えるって「どんなけ良い人なんやろう」

どれ程良い人かは、見ない事には分からない。

 

      

自分が自堕落な生活をしている為におばちゃんの主人公が落ちて行く作品を見るのは

自分の末路を見る様で嫌だ。

しかも、自分の事は棚に上げて「施設に入れよ」とか思ってしまう。

        

一度甘い汁を吸ったら…、余程の事が無いと這いあがれない。

分っちゃいるけど止められない。そして地獄へまっしぐら…。

     

<息子役のオーウェン・ティーグ氏は「モンタナ・ストーリー」の主人公役> 

何か幸薄い役が多いけど最新の「猿の惑星」にも出るみたい。(もしや猿役?)

          

   

レスリーが立ち直るキッカケが、少々弱い気がしたが…。

人間って弱い生き物だから…、分かるんだけどね。

       

私には、ちと刺さらない作品だったな。

如何にもアメリカ産だなと感じる作品だったけれど…。  

 

 

 

 

 

 

 

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2022・邦画     何処まで貶めるのか。

       

監督:木村ひさし

出演:小芝風花 川村壱馬 黒羽麻璃央 八木優希 西田尚美 池内博之

 

 

鈴木光司の小説を原作に映画化したホラー「リング」に登場する「貞子」の呪いを

解明すべく、女子大学院生が奔走するホラー。

 

IQ200の頭脳を持つ主人公が「呪いのビデオ」を見てしまった妹を救う為、

ビデオの謎を解き明かそうとする。

 

主演は小芝風花。

監督を木村ひさしが務める。(シネマトゥデイより抜粋)

 

 

 

ブタ

見放題になったので見たけれど、又もやどっこも笑えないコメディと化した「貞子」さん。

Netflix。

         

        

最早、都市伝説的な扱いにもなっている呪いのビデオの存在。

 

又もやビデオを見た者が24時間後に死亡する事件が、全国各地で続発する中…。

IQ200の天才大学院生・一条文華は、テレビ番組で共演した人気霊媒師・Kenshinから

事件の解明を挑まれる。

 

           

呪いがSNSで拡散すれば人類は滅亡すると主張するKenshinに対し、

文華は呪いなどあり得ないと断言。

          

          

そんな彼女のもとに、興味本位でビデオを見てしまった妹・双葉から助けを求める電話が入る。

 

「全ては科学的に説明可能」と考える文華は、自称占い師の前田王司や

謎の協力者・感電ロイドとともに、貞子の呪いの謎を解き明かすべく奔走するのだったが…。

 

 

<皆で見れば怖くない?さぁ、ご一緒に>

           

おばちゃんは、見るまでず~っと「デラックスな貞子さん」が見れるのかと思っておったよ。

     

DX=ディーエックスと読む。

意味は、デジタルトランスフォーメーションの略でデジタル技術を活用して

生活やビジネスを変革することです。(超簡単に言うと…其れでも分からん)

         

     

なんせIQ200ですから、難しい言葉なんかもバンバン使っちゃう訳です。

     

でも現代の世の中では「ビデオデッキ」って何?と疑問を持つもの多し。

今やDVDも廃れつつあるからね、配信の時代が…。

            

そんな現代に伝わる、もう都市伝説となっている「呪いのビデオ」。

これを見ると、1週間後に死ぬと言う事だったが、今や見たら24時間で死ぬ。

     

「The time is money」呪いも時代に乗っかってるんだ。

           

でも、此処に「科学で解明出来ないモノはない」と言い切る文華がいる。

其れならばとKenshinから渡された呪いのビデオのコピーを見て解明する事に。

    

でも、文華よりも好奇心旺盛な妹が見ちゃったから、さぁ~大変!

家族の危機とばかりに24時間以内に呪いを止める方法を探す。

      

間に合うのか、否か?そして、その方法は解明できるのか?と…。

       

↑これを読むと面白そうやんと思うかもしれないけれど。

もう、この作品自体がホラーじゃなく、コメディーと化している。

          

<ポスターにもある文華の特徴的なポーズ>子豚でも、狐でもウサギでもない。

     

頭の中にある記憶を探し出すのに使うポーズ。

(実際そう言うのがあるのか知らんが、何かふざけてるし)

          

其れと、こんな私が大笑いしたのが「呪いのビデオ」を見たら貞子さんが見えて

迫って来る筈が、妹は親戚のハゲのオッサンが見えると…。

(おじさんは骨折して入院中で、絶対其処には行けないし、友達には見えない)

       

そのオッサンを見続けると髪の毛が栄えて伸びて来る…。

(オッサン今にも毛が生えて歓びの舞でも踊るん違うか?って、想像したら笑いが止まらん)

           

まだオッサンは良かったんだけど、文華の母親は亡くなった夫が見えて迫って来る。

(このお父さんが貞子の動きをまねるが下手すぎて、ギャグにしか見えない)

             

   

貞子さんも折角都市伝説に迄上り詰めたと言うのに、この描かれ様ではお気の毒すぎる。

井戸の中で泣いとるぞ。

        

       

だがしかし、もっと凄いモノを見つけてしまった。

 

「世界感監修」鈴木光司…と。宜しいんですか?こんな風に貞子さんが扱われて…。

(生みの親が監修している位なので、これ以上は何も言うまい)

          

  

あんなに怖かった貞子さんが「R-1」に登場する日も、そう遠くないのでは…。恐ろしや。

         

 

 

 

 

 

 

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2024・米 6話。 U-NEXT。

      

出演:ジョディ・フォスター ケイリー・リース フィオナ・ショウ フィン・ベネット

 

 

エミー賞5冠に輝き、犯罪ドラマ史上屈指の傑作と絶賛された

「トゥルー・ディテクティブ」シリーズ。第4章となる。

 

緻密なストーリーと作り込まれた世界観が多くの視聴者を魅了。

 

製作総指揮にはジョディ・フォスター、第1章で主演したマシュー・マコノヒーと

ウディ・ハレルソンらが名を連ねている。

 

 

 

ブタ

ドラマが続くけど、ごめんねごめんね。大好きなシリーズの最新作だが、昨夜から

コレマタ一気見で買い出しにも行けてない。映画よりも濃ゆい内容が取柄のシリーズだから。

                

      

米アラスカ州エニス。

科学研究所に勤める学者達8人が全員忽然と姿を消す。

     

        

事件の捜査にあたるのは地元警察の署長ダンヴァースと、州警察のナヴァロ。

過去の事件から確執のある2人。

 

季節は極夜に入り、太陽の昇ることのない日が続く…。

 

           

ダンヴァースとナヴァロは、漆黒に包まれた町や自らの闇と対峙しつつ、

解ける事のない氷の下に眠る呪われた真実を掘り起こすのだったが…。

 

 

<ジョディ―様がくたびれた署長役>

                

先ずは目玉の衝撃の氷漬け。

   

          

化学研究所は以前からあるのだが、一体何を研究しているのか?どこの会社が?等

気にしていなかったとは言え、全く分からない。

      

其処に勤める研究員も、街に来る事も全く無かった。

食料品を定期的に運ぶ運転手が研究所に誰も居ない事に気付く。

      

警察の署長ダンヴァースと州警察のナヴァロが、捜査すると机の下に人間の舌が…。

だが、それは研究員のモノではなく、年数の経ったモノであった。

         

其の後、通報を受けて行ってみると↑積もった雪から出ている3人の顔が…。

どうしようもないので、スケートリンクに切り取った雪の塊事運ぶ。

        

鑑識は吹雪の為に足止めを喰らい…数日かかる。

             

       

どうしても、この山は自分で解決したいと躍起になるダンヴァースだったが…。

それさえも、色々と妨害や政治絡みの事が起こって、すんなり行かない。

          

一体何から始めれば良いのか?それさえも分からない、奇怪な事件。

1つ1つ紐解く様な捜査を開始するのだが…。

           

    

トゥルー・ディテクティブ1」「トゥルー・ディテクティブ2

トゥルー・ディテクティブ3」記事らしい記事も書いてないが、このシリーズは

本当に気に入っている。

       

だが、本作は本当にお世話になっているemiさんの記事を読んで知った次第。

だってジャケ画も女性が2人写っているので、ちゃんとチェックせずにスルーしていた。

       

4作目にして、初めての女性達が主人公。

            

<ややこしくないし、人数もそうでもないけど、相関図>

            

事件のことばかり書いたけれど、テーマはネイティブの女性達。

(人権とか、宗教とか、伝統、自然etc…)

 

        

ダンヴァースは左遷でこの土地にやって来た。リアとは継母との関係しか分からない。

時々出て来る、白熊の縫いぐるみを持った少年は彼女の息子なのか?

夫の死もどうしてなのか分からない。

(関係ないからと言うのなら、出さねば良いのに。6話なんだからもう1話増やしても…)

       

ジョディ様、皴が目立って「倍賞千恵子」様に見えて仕方なかった。

        

         

ナヴァロはイギリスで育ったが、母親の故郷に妹と3人で戻って来た。     

母親と妹は見えないモノが見えたり、聴こえたりする。彼女も段々と…。

         

でも其れが、役に立つかと言うと…。

            

<ダンヴァースの犬的存在・ピーター>24時間、呼ばれたらスグ駆けつける。

       

本当に可哀想にも思えて来るけれど、彼女の下で働けば間違いないと信念を貫く。

(小さな子供がいて、嫁も看護師になる為に勉強しながら働いているので不満爆発)

          

<一番良かったのはナヴァロの恋人的なお方>       

何時も暖かく彼女を迎え入れてくれる。でも、ナヴァロは踏ん切りがつかない。

           

   

まぁ、あの氷漬けの様子が衝撃的なので、すっごい結末を期待しちゃうが…。

其れもその筈、極寒地で発見された死体を作る為に、ギレルモ・デル・トロ監督が

間接的に協力していたらしい。

   

段々と氷が溶けて全員が裸である事。恐怖のままの表情で凍り付く。

(これはただ事ではない事が伺えるよね)

          

    

ネタバレしない様に書くのは本当に難しい。

もし、気になった貴方様は是非ご覧下さい。

そんなには恐さはないですが、多少イライラするかも…。

         

ジョディ様にもう一つ魅力を感じ取れなかったしな。その辺も勿体ない気もする。

        

シリーズでは1が兎に角面白い。後3もなかなか良いですけど。

ドラマなので時間もかかる事を念頭に入れておかないとね。

          

 

 

 

           

 

 

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<主な登場人物>

<サーガ・ノレーン>…「ソフィア・ヘリン」氏。スウェーデン・マルメ県警の女性刑事。

 

巧みな情報分析と推理力を誇る捜査チームのリーダー。

他者の感情を理解出来ずアスペルガー症候群気味ではあるが、正面切って

サーガは病気であるとは言わず「個性的」と表現している。

極度のワーカーホリックで、どんな事も本から知識を得る。

             

<マーティン・ローデ>…「キム・ボドゥニア」氏。デンマーク・コペンハーゲン警察の刑事。

 

社交的で人情家。2回の離婚歴があり、現在の妻メッテとの間に3人の子供がいる。

最近パイプカット手術をしたばかり。前妻との息子も引き取り一緒に住む。

人情家であり、何故か女性のモテモテの為に浮気で失敗するタイプ。

           

<ハンス>…スウェーデン・マルメ県警の刑事。サーガの上司で、彼女の最良の理解者。

        

感情的な問題でクレームが多いサーガの尻拭いを全て引き受けてくれている。

彼女の有能な部分をドンドン広げる為にサーガには一切クレームの事を言わない。

          

<リリアン>…デンマーク・コペンハーゲン警察署長。

     

合同捜査にに当たって、最初はサーガの良さが見い出せないでいたのだが…。            

 

 

<ストーリー>U-NEXTにて一気見。

<シーズン1>2011・スウェーデン・デンマーク。10話。

 

デンマークとスウェーデンを繋ぐ、オーレスン橋のライトが突然消え、48秒の沈黙が終わり

電源が復旧すると、その国境線上には切断された女性の遺体があった。

 

上半身はスウェーデン側、下半身はデンマーク側。

そして、その上半身はスウェーデンの政治家、下半身はデンマークの娼婦と全くの別人の物。

 

スウェーデン・マルメ県警の女性刑事サーガとデンマーク・コペンハーゲン警察の刑事

マーティンは、共同で捜査を開始する。やがて事件は、意外な展開を見せ始めるのだが…。

 

                 

<シーズン2>2013。10話。

               

デンマークとスウェーデンを繋ぐオーレスン橋。

海峡を航行していたファクスボ号が航路を外れ、そのまま橋脚に衝突して止まる。

 

船内からは、鎖で繋がれたデンマーク人とスウェーデン人の若い男女5人が。

          

やがて動物のマスクを被った4人組の犯行声明ともいえる動画がアップされる。

 

そして、ペスト菌によるパンデミック計画、毒入り食品の無差別殺人、爆破事件など、

組織的な犯行でその手口は瞬く間にエスカレート。

 

そんな中、捜査に当たるのはサーガは、嘗て共に働いたマーティンに連絡を取るのだが…。

その事件で息子を失い、深い悲しみの中にいたマーティン。

 

要請を受けたマーティンは、再び共同捜査に乗り出してゆくのだったが…。

 

 

<シーズン3>2015。10話。

       

スウェーデン、マルメ。

工事中のビル内で奇妙な死体が発見される。被害者はヘル・アンカー。

 

LGBT問題に取り組むレズビアンの活動家で、死体は男性と子供のマネキンと

食卓を囲むような形で放置されていた。

 

被害者がデンマーク人であった事から、サーガは、またもやコペンハーゲン警察と

合同で捜査を進める事になるのだが…、其処には何時もの相棒のマーティンの姿はない。

           

<ヘンリック・セアボー>…「トゥーレ・リントハート」氏。コペンハーゲン警察の刑事。

 

サーガの相棒に志願する。優秀な刑事である彼女に迷宮入りの事件ファイルを

見てくれるよう頼む。妻と2人の娘がいるが、世間には隠している事実がある。

    

仕事面では、記憶力が抜群に良い。だが永らくの不眠症から薬物を常用している。

             

ヘンリックと一緒に捜査し、個人的には身体の関係も…。

(でもサーガにとっては、仕事は仕事、SEXはSEXなので全く支障はない)

         

 

<シーズン4>2018。8話。

         

ヘル・アンカー殺害をはじめとする一連の事件が収束して、2年が経った。

 

ある女性が石打ちの刑に処されたかの様な形で惨殺された。

遺体はデンマーク入国管理局の局長、マーガレテ・トアモウだと判明。

 

彼女は最近イラン人同性愛者ターリックの国外退去を決定した後に祝杯を挙げた事で

非難されており、それが理由かと思われた。

 

ヘンリックは同じく、コペンハーゲン警察の刑事ヨナスと共に捜査を開始する…。

一方、サーガは母親を殺害した罪でイースタッドの女性刑務所で服役していたのだが…。

                  

        

実は「シーズン1」「シーズン2」「シーズン3」までは見ていたのだが、4だけ見れずに

ずっと悶々としておった。(私も大人になったのか、感想が全然違うのだが…)

       

シーズン3でサーガの過去が分かって来る。(詳しくではないが、大まかに)

其れと共にハンス刑事がリリアンと結婚するのだが、事件に巻き込まれて意識不明の為

一時的な措置で「リン警察官」がサーガの上司になる。

(ハンスト違って全くサーガを守らず、その為にサーガは事件外のダメージを喰らい続ける)

          

サーガの実父が亡くなり、実母にはサーガしかいなくなった事から、度々警察署を訪れる。

(訳あって、20年疎遠であった母親は、当時と全く変わらず、サーガを陥れようとする)

          

で、当初自殺と言われていた実母の死は、サーガの殺害が濃厚となり…。

             

         

ヘンリックもちょっと変わっているけれど、良い奴。始めは何か裏があるのかと

勘ぐったりしたけれど、基本サーガに振り回される。其れをちゃんと理解し答えてくれる。

         

もう1人サーガの強い味方で大好きなお方↓   

<病理学者>…「ガブリエル・フローレス・ジャイール」氏。

 

サーガが優秀である事を見抜き、検視の見立てをさせたり、サーガが唯一お願い事が

出来るお方。彼もサーガがどんなに無礼な事をしてもそんな事で叱ったりしない。

(どうして、ドラマに出て来る病理学者ってイケてる面が多いのかしらん)

           

   

まぁ、兎にも角にもサーガありきのドラマですが。

私の様にコメディでは笑えない人には、とっても向いている。

    

北欧独特のどんより感はあるものの、サーガに興味津々だし、事件はえげつないし

奇天烈な猟奇殺人だったり、ボカシ満載のエッチィシーンもおます。

    

       

一番面白いのは、スウェーデンとデンマークの2国の警察が合同捜査にあたる部分。

考えた事もなかったが、隣接する2国は言葉も異なれば、性格も違う。

 

一括りに北欧と言う訳にはいかない。

デンマークはおおらかに物事を捉えるが、スウェーデンは生真面目。

そう言う事が捜査上の不備等、往々にして影響してくるところも見所。

        

一週間もかからなかったが、かなりドップリ「ブリッジ」に嵌ってしまった。

又時間が経てば見たくなるのだろうな。

      

シーズン4で終了しています。終わり方も最の高でゴワス。 

 

 

 

 

 

 

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