2023・香港 ★★☆☆☆(2.9)
監督:ジャック・ン
出演:ダヨ・ウォン ツェー・クワンホウ ルイーズ・ウォン フィッシュ・リュウ
治安判事から法廷弁護士に転身した男性の奮闘を描くヒューマンドラマ。
香港の法廷を舞台に、中年の新米弁護士が初めて携わったある事件を通して、
人々の為に力を尽くす。
監督などを手掛けるのはジャック・ン。
ダヨ・ウォン、ツェ・クワンホーのほか、ルイーズ・ウォン、マイケル・ウォンらが
キャストに名を連ねる。(シネマトゥデイより抜粋)
すんごく見たくてチョイスした訳ではなかったが、どんなんかなぁ~と。レンタル。
治安判事ラム・リョンソイ。
新しい上司の気分を害した事で職を失ってしまうが、友人の勧めもあり、50代にして
新たに法廷弁護士として道を歩み始める。
そんなラムが初めて弁護を担当したのは、単純な児童虐待事件だった。
自分の力を過信して雑に取り組んだ、その事件が思いもよらない展開をみせる。
その為に思わぬ敗訴を喫し、無実の母親は娘の死亡により虐待致死で
17年の刑を下される。
この結果はラムが招いたと自らの浅慮を悔やむ一方、事件の裏には香港財界が絡んだ
深い闇があったのだが…。
<よくある話だけんども…>
兎にも角にも、治安判事時代も案件は溜まるも、全然平気で株式トレードに夢中だったり
1時間遅れで入って来るなんて当たり前のラム。
傲りに驕っている、経験もあるが、その辺の痴話げんか等が主な内容だから…。
でも、こんな態度の判事ているのか?
目に余る行いの為に(放送禁止用語連発)等で、新しい女性上司の怒りを買い失職に…。
でも反省するでも無く、スルスルと弁護士に鞍替え。
これで一発目立った弁護をして、ガッポリと儲けようと考える始末…。
母親は無罪なのに結局はラムのせいで17年刑。
(母親は娘の死に目にも合えず、罪も娘の死亡に伴い重くなってしまう)
刑務所内で自殺を図った母親は未遂に終わるも、人が違った印象を受ける程の荒み様。
ラムは、娘が死ぬ前に「お母さんが叩いた事はない」とハッキリと証言しているにも
拘わらず、娘を死なせ、その母親も命を投げ出そうしている状況に「自分のせいだ」と…。
<御曹司の手を借りて…>何の御曹司?そんな事言えまシェン。
<始めは1人でやる方がマシと考えていたフォンだったが…左↑>
まぁ、ラムが心を入れ替えて…と言うストーリーです。
私は見た事がナッシングなので分かりませんが「リーガルハイ」の雰囲気も…と言う事です。
いい加減な男が心を入れ替えて、正義を見つけると言うのは有り触れているのだが
ハリウッド映画全盛の香港で、香港映画として初めて興収1億香港ドルを突破し、
最終的に1.21億香港ドル(約22億円)の大ヒットを記録したと言うのは
この作品の「事件」の隠された裏側にあるらしい。
その辺は見ない事にはねぇ~。
でも、私は本作は「韓国リメイク」で超面白くなるのではと考えるのだが…。
だって、韓国お得意「3種の神器」が詰まったストーリーだもの。
きっと、どえらくえげつない事になるのでは?等と想像して、ニヤニヤしてしまった。
主人公ラム・リョンソイを演じたのは、香港の国民的コメディアンで俳優や
映画監督としても活躍する「ダヨ・ウォン」氏。
(主人公ももっと振り切れた演技ならと…。どうしても韓国推しになってしまうな)
法廷ドラマがお好きな人には、良いかも…。(でも、物足りないかも)
ちゅ~感じで御座いますが…。
(劇場上映があったらしいが、どれ位の動員数だったのかな?)
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