ぴーたんのブログ

日本から、友達がロンボクに遊びに来てくれました

遠いし、時間もお金もかかるのに、去年も今年も来てくれた

それだけで十分ありがたいのに、山のようにお土産も持ってきてくれて

ジャカルタで2日、ロンボクに移動してクタで2日、ｷﾞﾘﾅﾝｸﾞで2日

あっという間の1週間

お別れはさみしいけど、あと5か月だから、今年は泣かないでお別れできると思ったのに

最後の最後、空港でこんなものを渡されました

珊瑚のストラップは、クタで、私がかわいーといって眺めていたもの

でも、自分には贅沢と思っていたら

なんと、こっそり買っておいてくれて、プレゼントしてくれた

それとアルバム

今回の旅の写真と、日記と、私へのメッセージを1冊びっしり使って作ってくれた

重いのに、海外にチェキ持ってきたんだなあと思っていたら、このsurpriseの為だった

誕生日に突然プレゼントはもちろん

派遣前訓練で2か月福島に行くときは、道で行ってらっしゃいのボードを持って立っていたり

一時帰国からIndonesiaに戻るときは、見送り来れないと言っておきながら、いきなり空港に現れたり

とにかくsurpriseだらけの仲間たちなのに

毎回びっくりさせられる

結局お別れは涙だった

空港でおんなじTシャツを来て、泣きながら別れを惜しんでいる日本人は

かなりインドネシア人の注目の的

でも、この旅でたくさん笑って、愛をもらって、私もとってもきれいな気持ちになれた気がする

Terima kasih

おじいちゃんが住んでいるという時点でもう無人ではないんだけど

先日行ったギリナングから、隣の小島へ泳いで辿り着くと、一人のしわしわのおじいちゃんが海辺に座っていました

「こんにちは、ここおじいちゃんの家？」と聞くと、満面の笑顔で、一緒に行ったまりちゃんと私を招き入れてくれました

おじいちゃん、年齢は、もう忘れちゃったんだって

仕事してても村に行くと、みんなあまり自分の年齢は覚えてないけど

その島は、おじいちゃん自作の小さな小屋と、鶏たちしかいなくって

年齢どころか、曜日も日にちも月も西暦も、何も関係なく時間が過ぎていて

年齢なんて関係なく生きていけるのが、ココロからうらやましかった

おじいちゃんは、砂浜で拾った貝殻でアクセサリーを作っていて

箱いっぱいに入った作品の中から、まりちゃんと私にネックレスをくれました

おじいちゃんが苦労して作ったんだし、私たち何もお礼できないから、そんなにいいよって言っても

いいからいいから、とにこにこ笑って次から次へと腕輪や指輪やらを出してきて

私たちをジャラジャラにしてくれました

まりちゃんは名前の通り本当に貝まりちゃんになってたね

いきなり海から泳ぎ着いた外国人に、おじいちゃんはとっても温かく接してくれて

3人でブルガ（あずまやのようなもの）に並んで座って、ぼーっと鶏を眺めた時間は、なんだかとっても不思議な感じで

私とまりちゃんもとっても幸せな気持ちになれました

世界のどれだけの人が、私たち日本人のような生活をして

どれだけの人がこのおじいちゃんみたいな生活をしてるのかわかんないけど

どっちが幸せとか、便利とかじゃないけど

私が今こうして現実的な生活をしている間にも

おじいちゃんは、お日さまと鶏と、あの島で静かに暮らしているんだなあとふと思い出したりします

いつかまたギリナングに行く機会があったら、今度は手土産を持ってまた泳いで行ってみよう

それまで元気でいてね、おじいちゃん

ロンボク島の南西にあるギリナングという小島に行ってきました

存在はずっと気になっていたんだけど、行く手段を調べるのも億劫だったりして

行かずに終わるのかなあと思っていたところ、スラウェシ島の隊員が帰国前に行きたいと言うことで

スラウェシ隊員2人とロンボク隊員2人で行ってきました

海の透明度や、お魚の多さは北西のギリの方

人の少なさや、珊瑚のキレイさも東のギリ方

星がきれいに見れるのもクタの方

なんだけど

ここには、生まれて初めて見た夜光虫がいた

夜光虫って本でしか読んだことがなくて

その本では夜に海に入ると、周りがキラキラ光るって書いてあって

残念ながらそこまでではなかったけど

波と一緒にキラキラが打ち上げられて

初めて見たので大感動

上をみると流れ星がキラキラで

下をみると夜光虫がキラキラで

上を見るのと下を見るのにとっても忙しかったー

これを大事な人にも見せたくて

２週間後、日本からはるばる来てくれた友達を連れて行きました

星も夜光虫もカメラにはおさめられなかったけど

きれいだったね