2023年5月18日(木)の通院報告の続きです。
9:00頃に皮膚科が終わると、次は頸動脈エコーでしたが、
10:30の予約だったので、1時間あまり暇でした。
テーブルのある一人用のイスに座り、
用意してきた本「病気になるサプリ」を読みつつ、
最近私の洋服を作ってくれている友達とLINEをしていたので、
忙しくてあっという間に1時間が経過。
予定より早い10:15くらいにエコーに呼ばれました。
今回、久しぶりに頸動脈エコーをしたきっかけは、
3/21のブログ「再び解離は起こるのか?」に詳しく書きましたが、
2月に起こった首の激痛について詳しく調べるため、
まずは頸動脈エコーで調べてみましょうということになりました。
でも、私はきっと異常なしだろうなあと思っていました。
普段は全く痛みはないし(解離していれば痛いはず)、
解離していないと、エコーで調べてもわからないのではないかなあ。
頸動脈エコーは仰向けで横になり、
頸動脈が見えるように、首を横に曲げた状態で行います。
左側と右側、各15分くらいかかりました。
心臓血管外科は11:00の予約でしたが、
頸動脈エコーの結果が出るまでに時間がかかるだろうと思っていたら、
予約時間ぴったりに呼ばれました。
早速、エコーの結果を聞きました。
頸動脈エコーでは、動脈硬化の状態を知ることができます。
私の場合、左右ともわずかなプラーク(脂肪など)の付着はありますが、
血流を妨げるような血管の狭窄もなく、血流速度も正常。
もちろん解離などはありませんでした。
やはり予想したとおりの結果でした。
その後、前回(3月初旬)の受診後から、
毎日朝晩の血圧を測定し、血圧手帳に記入していたので、
先生に結果を見ていただきました。
降圧剤を3種類も服用しているので、
高血圧の状態にはなっていませんでしたが、
平均すると上が110~120台、下が60~70台で、
やはり以前よりは上下ともに10は高くなっていたので、
久しぶりに薬を変えてみましょう・・・ということになりました。
これまでは降圧剤として、
アムロジピン、カルベジロール、カンデサルタンを服用。
途中、製品名などは変わりましたが、
10年あまり、この3種類の降圧剤を飲んでいました。
特にマルファン症候群の患者には、
ARB(アンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬)が有効とされていたとおり、
私自身もカンデサルタンはよく効くイメージを持っていました。
今回は、そのカンデサルタンに代わりに、
エンレスト200mgを朝1錠飲むことになりました。
えっ、信頼していたカンデサルタンが飲めなくなるんだ・・・と、
心の中で叫んでいましたよ。
そこで先生に、「これはARBではないんですか?」と質問すると、
この薬は今までの薬の作用に+αの作用があって、
降圧と心不全の治療の効果もある薬とのことでした。
Webで薬の情報を調べてみると、この薬は、
アンジオテンシン受容体ネプリライシン阻害薬(ARNI)で、
体内物質ネプリライシンおよびアンジオテンシンIIの働きを抑え、
血圧を下げたり、過度な水分貯留などを改善し、
心臓への負担を軽減することによって、
主に心不全(慢性心不全)の病態悪化を抑えたり、
高血圧症を改善する薬だそうです。
安全性も高く、心不全や糖尿病のある人に向き、
血糖・尿酸・脂質などに影響しないということで、
血糖値が高くなってきた私にも合っているのかもしれません。
10年あまり前、カンデサルタン(当時は別の名前)を飲み始めた時、
わずかな量なのに、ものすごく降圧効果があり、
当時は立てばフラフラになるし、胃の辺りが重くなったり、
普段全くない頭痛が出たりと、
体調不良が続いて受診したことがありました。
検査結果は異常なしで、自律神経ですかね~なんて言われ、
もっと詳しく調べるには入院が必要と言われて断ったのですが、
帰宅して、ある日、座っているのにフラフラになって、
これはおかしいと血圧を測ったら、ものすごく低くてビックリし、
すぐに先生に電話をして、一部の降圧剤をストップしたら、
体の不調もすぐに治ってしまいました。
こんなこともありますから、
新しい降圧剤の効果と副作用を確認するため、
いつもは2ヶ月後ですが、1ヶ月後に再度受診することになりました。
ちょうど眼科の予約が4週間後に入っていたので、
同じ日に受診予約を入れて終了。
薬の効果については、後日、またご報告します。