今日は休日出勤でお昼過ぎまで出社。

13:00すぎに会社を出て向かったのは、

横安江町商店街にあるうどん屋「加登長(かどちょう)」。

金沢市内には、あちこちにお店があります。

 

 

横安江町(よこやすえちょう)商店街は、

金沢駅と武蔵が辻の間にある商店街で、

かつてはアーケードがあったので、

「横安江町アーケード街」と呼んでいました。

 

2006年4月に全ての街路整備事業が完了し、

46年間のアーケード街の歴史に別れを告げ、

新しい街路「金澤表参道」に生まれ変わったのですが、

確かに明るくて、きれいな通りにはなったものの、

今日などは、厳しい夏の陽射しで頭上と足元から熱が伝わり、

こんな日はアーケードが欲しいわ~と思いました。

 

たまたま今日はイベントがあったので、

スタッフの人たちは暑い中、

テントの下で頑張っておられましたが、

歩いている人はほとんどいませんでした。

 

 

この商店街は、300年ほど前、

浄土真宗金沢別院の門前町として、

古着屋などが軒を並べて商売をしたのが始まりだと言われています。

 

私も高校生くらいまでは、体に合う女性用の洋服がなかったので、

仕立ててもらうために、よく生地を買いに来ていました。


現在では、別院の門前町らしく仏壇店、法衣店なども多く、

結納品店や古書店、古美術店のような「通」を唸らせる店、

寝具や傘、鞄、靴、衣料品などの専門店が揃っています。


コミュニティ循環バスの金沢ふらっとバス「此花ルート」は、

金澤表参道の区間(東別院表参道口ー武蔵ヶ辻)でフリー乗降でき、

バス停以外で乗りたい時は、ふらっとバスに向かって手を上げれば、

その場で乗車できます。

 

ということで、昨日の夜はハントンライスで満腹となり、

今日のランチはうどんか蕎麦でも食べようと、

久しぶりにこの店に行くことにしました。

 

お店の写真は拝借しました。

 

 

私たちが行った時はお客さんは誰もいなかったのですが、

営業中ということで、席に座りました。

 

昔から、この店に来たらカレーラーメンを食べていた私。

お皿で出て来るラーメンに最初はビックリ。

お汁はほとんどなく、カレーうどんのカレーを

ラーメンの上にかけた感じでした。

 

でも、事前にネットで調べると、

2020年のメニューにはカレーラーメンはありましたが、

2022年のメニューには消えていてガッカリ。

今日は何を食べようかなあ・・・と迷いつつ入店しました。

 

お友達は天ぷらそばにしたのですが、

私は丼も美味しそうだし、天とじうどんとか、

ふっくら卵がかかったうどんも好きで、

とても迷ったのですけど、

お母さんに「昔、カレーラーメン好きだったんです」と言うと、

「作りましょうか? 材料はあるからできますよ!」

と言って下さって、特別に作っていただきました!!

 

 

写真を見るとつゆだくに見えますが、

どろんとしたルーがラーメンに絡んでいる感じで、

すべて麺を食べ終えたら、底に少しだけスープが残るので、

それをレンゲですくって完食です。

 

昔と変わらない、カレーうどんと同じ甘めのルーに、

具は玉ねぎと豚肉くらいしか入っていませんけど、

細いストレート麺に絡んで美味しかったです。

和風カレーが好きな方は、気に入ると思います。

 

私が食べているのを見たお友達は、

カレーラーメンが食べたくなったらしく、

次回はカレーラーメンにする!と言っていましたけど、

メニューにはないので、あまり忙しくない時間ならOKかも。

 

また、お店の駐車場はありませんが、

この近くにはたくさんコインパーキングがあって、

今日は店の近くの40分100円の所に駐車しましたけど、

もう少し行くと60分100円の所もありました。

 

私たち、おしゃべりにも夢中になり、

熱々の麺とも格闘していたので、

何分経ったかわからずに精算しましたが、

100円で済みました。

 

近くに行かれたら、優しい金沢のうどん、

懐かしいうどん屋さんのラーメンなど、

ぜひ味わってみて下さい。