2023年12月2日(土)の金沢紅葉探しの続きです。

続いて、紅葉探しではないのですが、

2022年7月に金沢大学工学部跡地に開館した

石川県立図書館に行きました。

 

 

天徳院から車だとすぐに到着します。

向かいには、去年10月に移転した金沢美大もあります。

 

 

2023年10月16日、国民文化祭の開催に合わせて来県された

天皇皇后両陛下もお見えになっていて、

それを兄に話すと、見てみたい・・・ということで案内しました。

私は案内だけでも5回くらいは訪問しています。

 

兄は好きな自然の風景や寺社・庭園めぐりではないため、

そんなには期待していなかったようですが、

実際に中に入ると、写真を撮りまくっていたので、

その写真をご覧下さい。

 

いつもと同様、最初にエレベーターで4階まで上がり、

その後は、階段で1階ずつ下りて行きました。

 

 

4階の廊下でずっとお散歩するのもよさそう・・・。

 

 

このお一人様用のスペースは大人気!

 

 

館内には、個性的なイスが100種類以上約500席用意されており、

一人になりたいとき、友人と語り合いたいとき、

集中したいとき、くつろぎたい時、

その日の気分に応じて座りたい席がきっと見つかります・・・。

 

 

 

 

約110万冊の蔵書や多彩なイベント・ワークショップ、

デジタルアートやモノづくり体験など、

さまざまな魅力が詰まった図書館です。

 

 

本のページをめくるような特徴的な外観と、

ベンガラ色と青色が用いられた天井が印象的です。

 

 

 

 

図書館内には、身近でなじみ深い12のテーマで

選りすぐった本を並べた円形閲覧空間や、

本の集まりを宇宙に見立てたデジタルアート「ブックリウム」、

回廊式の閲覧空間である「リング」、

生物文化多様性に関する資料を集めた

「里の恵み・文化の香り〜石川コレクション〜」など、

他の図書館にはない特別な空間が広がっています。

 

 

 

 

 

 

親子で楽しく過ごせる「こどもエリア」や、

吹き抜け空間をゆっくり味わえる「ブリッジ」も・・・。

 

 

気になるものを発見しました。

 

 

「百万石文化まんだら」という企画展がありました。

 

 

加賀百万石の文化は藩主前田家を中心に、

将軍家・皇室・茶人・絵師など、

さまざまな文化人との交流の中で育まれていきました。

現在、復元整備事業が進められている金沢城二の丸御殿にも、

多くの文化人が関わっています。

どのような人物や文化が交わりあいながら

加賀百万石の文化が成立していったのかを紹介します・・・というもの。

 

 

ここで私たち2人とも気になった方がいらっしゃいました。

小堀遠州=庭園のイメージしかなかったので、

てっきり作庭家・庭師かなと思っていましたが、

大名茶人で、前田家の茶道具収集に深く関わっていたそうです。

 

 

 

 

ここはおしゃべりしてもよい図書館なので、

好きな場所でお友達とおしゃべりするのもよいと思います。

私はお友達との旅の打合せの時にも利用しています。

私たちお気に入りの特等席があるんですよ!

 

(つづく)