フォンタン後なかなかサチュレーションがあがらず
原因を探るために心臓カテーテル検査を受けた結果
1・想像以上に大量の側副血行路が出来ていた
2・フォンタンした部分の右肺動脈が狭窄していた
3・肺血管抵抗が高くほとんどの血液がフェネストレーションのほうに流れていた
動画を見せてもらいましたがフォンタンどころか右肺動脈に関して言えば
グレンすらうまく流れておらず右肺には正規のルートからは
ほとんど血液が行かず側副血行路からの血液でどうにか保っていたようで
かなりの太さの側副血行路が2本と無数の細い血管が出来ていました
それでは今後どのような対応をしていくかですが
担当の循環器の先生の上司の知り合いに
心カテを専門としている先生がいらっしゃって
その方にせがれの資料を見てもらって
意見を聞いて今後の予定を考えるとの事でした
そしてその結果を今日聞いてきたんですが
やはり専門の先生からもかなりの量の側副血行路があると言われ
塞ぐことは出来るが全部やるとなると1回では終わらないから
2回に分けてやるしかないだろうとのことでした
なので今後の予定としてはまずは
12月6日に心カテでコイル塞栓術を行い出来るだけ血液を遮断
12月10日にフォンタン部分の再吻合手術
その後様子を見て再度コイル塞栓術を行うこととなりました
また今回のコイル塞栓術は1日がかりの大変難しい手術となるため
今回判断してくださった別の病院の先生も
せがれのために手術に参加してくださるそうです
さらにフォンタンの再手術の方では小児・心臓手術の麻酔を専門とし
麻酔科の科長をされている教授が担当してくれることになりました
想像以上に万全の体制で臨まれることとなった
せがれのコイル塞栓術とフォンタン再手術ですが
当の本人はいつものようにヨーグルトをバクバク食べ
あたりかまわず笑顔を振りまき謎の宇宙後を話ながら
ご機嫌に過ごしておりました(ノ∀`)
せがれの様子と今後の予定とのギャップがあまりにも激しすぎて
かーさんちょっとついていけず正直複雑な心境ですが
たくさんの方のお力添えをいただけること
本当にありがたく思っております
当然今回の再術後再びサチュレーションが下がり
フォンタン不成立をなる可能性もまだ0ではありませんが
出来ればこれが最後の手術となることを願うばかりです
忙しい師走になりそうだけど頑張ろうね!!