皆さんこんにちは。スタッフドクターのMです。
皆さん、学会発表は積極的に参加していますか?
飯塚GIMは症例豊富で発表ネタには事欠かないのですが、規模にしては発表数が少ない気がするのを打開するため、今年度から学会発表のサポートをするプロジェクトを立ち上げました。
立ち上げの前に聞き取りを行ってみたのですが、驚くことがわかりました。
・学会発表してみたいけど、どんな症例なら発表できるか分からない
・どこの学会に発表したらよいか分からない
・抄録とかスライドをどうやって作ってよいか分からない
という声は想定の範囲内で、このためにプロジェクトでは学会発表を目論むレジデントが居たら、経験豊富なスタッフドクターが選出されサポートに回り、準備から発表までコーディネートすることにしました。また、発表向きの症例のプールも行っています。
しかし、聞き取りの中で驚くべき声がレジデントから共通して聞かれました。それは、
「発表する機会が今までありませんでした」
との声でした。チャンスは自分で作るものでしょう。
教授や上司から言われて、見たこともない症例を学会へ持っていくのはつまらないですよ。
このプロジェクトで学会発表の閾値を下げることを目標としております。
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というわけで先日のエントリーにある、感染症学会総会へのシニアレジデント3名発表(+私)でした。
また、同時期にチャレンジして大きなチャンスをものにした若者(+私)も居ます。
そこは、
Toronto, Canada !!
4月22-24日、カナダのトロントでSGIM(Society of General Internal Medicine;米国総合診療学会)が開催され、そこでポスター発表してきました。
かろうじて私も通ったので参加しましたが、当院のジュニアレジデント(登録時PGY1、発表時PGY2)も通るという大金星をあげてくれました。
素晴らしい体験でした。詳細や、レポなどは後日アップします。
また、これからもプライマリケア連合学会、ACP Japan、内科学会、感染症学会、病院総合診療医学会などへ飯塚GIMメンバーを送り込む予定となっております。
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(次回予告)
・SGIM登録から発表までの流れ(うろ覚え)
・トロントの町並みスナップ(多少観光)
海外って、ナチュラルにリスがそこかしこに居ますね。
日本人のイメージのリス(チップ&デールのような)ようにかわいらしい色ではなかったのでシルエット風に撮影しました。