こんにちは、今週もきゃっほいがお送りいたします。
さて、今週のシニアカンファは後輩を指導するときに使う、”5 micro skills”についてです。
Presented by 真鯛Dr. 神童Dr.
なんだかワクワクするテーマです。Skillって単語がつくとなんかかっこいい響きですよね!!
では、その”5 micro skills”とは一体なんぞやというお話から。
5 micro skillsとは臨床教育の場で用いられる指導法で以下の5つのスキルを使って行うものです。ただし順番どおりでなくてもいいですし、全てやらなくてもいいというもの。またあくまで数分間で手短に行うというコンセプトのもと作られています。
①Get a commitment 「考えや意見を述べさせる」
②Probe for supporting evidence 「根拠を述べさせる」
③Teach general rules 「一般論を教える」
④Reinforce what was done right 「できたことを褒める」
⑤Correct mistakes 「間違いを正す」
実際にワークショップもやってみると、慣れないとぎこちなくて演技くさくなってしまいますね(笑)
特に、「できたことを褒める」というのは意外と難しいです。単に「いいね」だけでは意味がないし、あんまり当たり前のところを褒めると「バカにしているのか!!」と思われてしまいそう。
カンファではこの点について、「日本人は褒めるのが苦手だから、“認める”くらいの感じでやるのがいいのでは」という意見もありました。なるほどね~。
また、間違いを正すというのも相手のやる気を削いだり、自信喪失させてしまっては失敗。「次にもっと良くするには、・・・」「あえて付け加えるなら、・・・」など、うまくその気にさせる言葉を選択することも大事ですね。
今回はスキルだけじゃなくて、教えるときの相手への配慮まで、大変深く考えさせられる講義でした。
真鯛Dr.、神童Dr. ありがとうございました!!
以上、きゃっほいがお送りいたしました。