老婆心でございますが | 石つかい彩(Aya)のブログ - Seeds of happiness -

石つかい彩(Aya)のブログ - Seeds of happiness -

世界的風水マスター”リリアン・トゥー”のもとで風水を学び、米国宝石学会”GIA”の資格を持つ、風水開運アドバイザー・開運ジュエリーデザイナー“Aya”の開運裏ブログです。

今日みつけたハッピーの種を公開します。

こちらの裏ブログでは、実はまだアクセス数が1,000にも満たず、好きかってなことを書いているこのブログにわざわざお付き合いくださっている方には、本当に感謝している次第でございます。 

褒められて伸びる子ですが、打たれ弱い性格なもので、あえてこちらのブログには、コメント欄を設けておりません。

その分、好き勝手なことを書いておりまして、先日は「この毒舌女!」とメールが届いた…という夢を見て、ドキドキしながら目が覚めました。 実はとっても小心者でございますあせる



さて、今日はたまたま”さりげなく彼女の指輪のサイズを知る方法7パターン”という記事を見つけまして、どれどれ目と拝見させていただきましたところ…。

イカン!! こりゃイカン!! どれも危険すぎる~ガーン

あまりにつっこみどころ満載で、ついひとことモノ申したくなりました。


【1】寝ているとき、糸とペンを使って計る。
絶対無理!! 無理がありすぎる。 泥酔状態で爆睡してない限り、フツーは目が覚めるよ。 しかも、こんな計り方で指輪のサイズが正確に計れるなら、世の中の計測ツールは不要です。

【2】寝ているとき、配線をまとめるプラスチックのひもを使って計る。
結束バンドを人間につかってはいけません。


【3】ストローの袋を巻き付けて計る。
昔から(私が大昔、乙女だった時代から)定番の方法として広く知れ渡っている計り方です。 しかし、実際には恐ろしく無理があります。 これはあくまで都市伝説です。
そもそも、指輪は金属、ストローの袋は脆い紙製です。 紐や糸も同様ですが、このような素材で、人の繊細な指のサイズを正確に計測するのは、あたくし、ハッキリ無理だと断言できます。

【4】雑貨屋さんで指輪をつけてもらい、ピッタリの指輪をこっそり買い、サイズを確認する。
指輪のデザインによっても、着け心地が変わりますから、これもかなり危険です。
そこまでするなら、始めからちゃんとしたジュエリーショップにお2人で出掛け、彼女にはちゃんとした指輪を着けてもらって、その場で購入して帰りましょう。


【5】彼女の友人に聞き出してもらう。
バストサイズを正しく申告していな女性なんて世の中にたくさんいます。 指輪のサイズだって、必ずしも正しいサイズを公表するとは限りませんよ。 


【6】指輪の話題を出して、さりげなく指輪のサイズを聞く。

買ってくれるもんだと期待されて当然でしょう。

【7】こっそりと彼女の持っている指輪をはめて、固定された位置を覚えておく。
ありえへん。 そんなんで正確なサイズがわかるもんか。 プロをなめちゃイカン。


指輪のプレゼントに限ったことではありませんが、贈りものや、相手になにか「してあげる」ことに関して、一番危険なことは、独りよがりの自己満足になってしまう事だと思います。

独りよがりの押し付けは、相手にとっては有難迷惑も甚だしいものです。

以前、私が海外ラグジュアリーブラントのマネージャ―をしていましたころ、ジュエリーのブティックでお仕事をしておりますと、よくこのような独りよがりな方にお目にかかる機会がございました。

このような方は、「指輪をプレゼントなさるのなら、お相手のサイズを確実にご存知でないとガーン汗 」 と、こちらがいくら必死で止めても聞く耳を持ちません。

『カッコいい男はなんの前触れもなく、さりげなくリボンのついた箱をコートのポケットから取り出し、彼女に無言で渡すもの 』だと信じている男性がいらして、これがまー、ホントに困りものでした。

『いきなり彼女の手をとって、だまって指にはめてあげる 』ことを一人よがっちゃって絶対に譲らないわけです。 


で、結局数日後には、必ずしょんぼりした彼女を伴って再び現れるのです。 彼が自分の中でイメージしていた、カッコよく渡して、彼女が美しい涙を流す予定だった指輪は、彼女の指には爪のあたりまでしか入らなくて。

あるいはどの指にもブカブカで…。

しかも、たいていこちらが想像していた通り、お相手の女性の雰囲気や服装は、どうみたって先日、男性が気に入ってご自分で選んだデザインが似合いそうな方ではないものです。

でも、こんなケースはまだましなほうかも。

だって、数日後に、「あれ、もういらなくなったんで返品できますか?」という連絡がきたということもありましたし。

こんなふうに、独りよがりの人って、相手の気持ちも、好みも、何もわかってあげていなくて、悪気はないんだろうけど、自分の気持ちが優先。 相手の事情は無視しがちです汗

そういえばある時、婚約指輪の下見に来られた女性で、予算は100万から150万くらいだと言っていたのですが、数日後の週末、彼を伴って現れたとき、先に彼女の言っていた予算と、彼の考えていた予算とに、なんと数倍のギャップがあったということがありました。

彼はドン引き・・・彼女はがっかり・・・しょぼんこれも独りよがりの悲しい現実でしょう。

あまりにビビりまくってうろたえながら「はぁぁ??叫び 指輪とか、20万か30万くらいでいっちゃないと(指輪なんて、20~30万も出せばいいんじゃないの)?? てか、だいたい指輪とか、別にいらんっちゃないと(そもそも指輪なんて別に要らないんじゃないの)??」と言い出した婚約者に、女性は怒りと絶望で、その場で泣き出してしまい、なだめるのが大変でした。

お二人のコミュニケーションは本当に大切です。

女性は指輪をもらえたら、そりゃとても嬉しいし、感動のあまりホントに泣いちゃうかもだけど、正確なサイズを知らないのに、サプライズに指輪ってのは、私はあまりおススメしないけど…。 だって、マジに悲しくて泣いちゃうことになる可能性が高いんだよね。 だからホント危険です。 


この記事をお書きになった方、どうか失礼をお許し下さいませ。 どうやら、この方の知識やご意見というより、一般的に言われている方法をまとめられたようです。しかし、リサーチの際、何故プロの意見はお聞きにならなかったものか。

ちなみに、指輪のサイズはこのようなサイズケージで計ります。 これは私の私物なのですが、プロとしては、指を見ただけでおおよそどれくらいのサイズかがわかるようになれば一人前です。ただ、正直それは一朝一夕で成せる技ではありません。 





一般的に多い女性の左手薬指のサイズは、細めの方でだいたい7号、もしくは9号~11号くらいですが、とってもスレンダーな女性でも13号という方もいらっしゃれば、結構ぽっちゃりめだとお見受けできる女性でも、指のサイズがとても小さい方もいます。

その日の体調や気候によっても指のサイズって変わりますしね。


ペアリングの場合、男性よりも女性のサイズが大きいというケースもありますから、油断はできません。


指輪とブラジャーのサイズは、きちんと計測&試着が絶対です。 お安くないお買い物だけに、リスクは極力減らしましょう。 老婆心でございますが。