ついにこの3連休までも、海に出れずに「うみんちゅ」


というブログ名を、返上する危機にひんしております。


そんな状態なので山男になるべく、登山に行きました。




昨年チャレンジしましたが、登山道が崩れていて登れな


かった、島根半島の西の端で、出雲大社の後ろの山


「弥山(みせん)」へ向かいました。




弥山駐車場から山へ向かうと、看板がありますので


そこから山道に入って行きます。




一旦「弥山登山道」へ入って少し登ると




そのまま登らずに、谷沿いの道「薬師谷コース」に


進みます。






右手に山林記念碑が見えたところで、対岸に川を


渡り、




木立の中を進みます。




30分ぐらい歩くと、石垣だけが残った屋敷跡があって




こんな険しい山の中に何故家を作ったのか?あれこれ


想像を巡らしながら歩きました。




50分ぐらいで尾根に出たようで、木立の間から


街並みが見えるようになりました。




どうやら弥山の裏側の下当りに到着したようで、


ここからは急傾斜の為ロープが張られていました。




残り10分ばかりの急こう配を一気に登ると、頂上部に


往路は1時間半で到着しました。




弥山の頂上には、2本の木とホコラがあって




中には神様が祀ってありました。


書類を見てみると、東側の麓にある、「阿須伎神社」が


関係あるようなので、帰りに寄ってみる事にしました。


それにしても良い眺めで




東は出雲市街地でドームや自宅も見えます。




少し大社町の方向に振ると、白く見えるのは


ブドウのビニールハウスでしょうか?




大きな国旗の下が出雲大社です。




本日のベストショットはこれで、大社町と日本海がとても


美しかったです。ここ弥山からの眺めは遮る物が無いので


久しぶりに綺麗な景色に見とれてしまいました。


そして、30分の休憩の後に1時間ほどで下山しました。


帰り道は頂上の神社に関係があると思える阿須伎神社に


寄ってみました。






ご祭神は「阿遅須伎高日子根命」(あちすきたかひこのみこと)


で大国主命の長男との説明がありましたが、古事記では


美保神社の「コトシロヌシノミコト」のはずで、子供としては


諏訪大社の「タケミナカタノカミ」ぐらいしかのっていなくて


初めて聞く名前です。多分「出雲風土記」に出て来るお子神


だろうと思います。


でもまあ、伝え聞くところによると、大国主命の子供は


180人も居たとの事ですから、探してみればまだまだ


この辺りに祀られていても、おかしくないでしょうから・・・


しかし本題の弥山頂上の神様とこの神社の関係性は


分からずじまいで、今後の宿題という事になりました。