2004年2月19日
救命救急センターなるところは、アメリカのドラマERのような場所で、
重篤な患者さんばかりで、一般病棟からは隔離されており、扉も2重。
インターホンで「○○の家族です」と声をかけて、「どうぞお入りください」と言われてから入室できる。
入室方法は、まず一つ目の扉(足でスイッチを蹴ると自動で開く)を入り、
そこで、手の消毒、白衣に着替える、帽子もかぶる、マスクもする。
で、装備が整ったら、2番目のドア(同じく足で蹴ると自動で開く)をくぐり、中へ入る。
到着した日は、家族待合室で、とりあえず待たされる。
そこへ来た、他の家族さん。
母親らしき人は号泣。
小さな赤ちゃんがストレッチャーで運ばれていくのが見えた。
号泣しながら、家族に電話をかけているけど、どうも赤ちゃんにミルクを作ろうとして、
熱湯をかけてしまったらしい。
そして、慌てて、赤ちゃんの着ていた服を脱がせたら、皮膚が一緒に剥がれてしまったらしい。
私と妹とで、ビックリして、目を見合わせてしまった。
中に入ると、壁で区切られて入るけど、ドアのないところに、ベッドが並んでいる。
心電図などの音が「ピ。ピ。ピ。。。。」と鳴り響き、中央にあるナースステーションも、
慌ただしい感じ。
本当に重病な人ばかりで、夫も大変な状態なんだと思い知らされる。