2007年8月
夫は、この前の私が口を滑らせたことから、
今後の生活に無理をしちゃいけないってのは、
多少分かってくれたみたい。
けど、毎日バタバタしてる私を見てなのか、
「ごめんな。リハビリもしっかり頑張ってるからな」
ってしょっちゅう言ってくるようになった。
私は、ついこの前まで
「歩けないままだったらどうしよう」とか、
「今後介護生活になるのはイヤ!」とか、
先の見えない不安に陥っていた。
でも、ちょっと最近は考え方が変わってきた。
手術前にはもしかして、
もう死んでしまうんじゃないかと思ったし、
生きてても、意識が戻らないんじゃないかとも思ってた。
意識が戻っても、
脳障害が出たりするんじゃないかとも思ってたし、
こうした手術前の不安を考えたら、
今、夫は多少不調を訴えても、
毎朝目覚めてくれて、脳もしっかりしてるし、
会話する事も、
暖かいカラダをハグすることも出来る。
それだけでもすごい事だって思うと、
かなり心が満たされる。
だから、リハビリを頑張ってくれる
夫の姿を応援したい反面、
私の中では、ムリをして、しんどくなるなら、
多少足が不自由でも、
今のままでいいんだよ。