手術を受けた大学病院は、高度医療機関ってことで、


大きな手術が必要な患者さんや、大病の患者さんを受け入れている。


その為、手術後、安定をしてきて、


更に入院継続の必要がある場合は、


リハビリ病棟のある病院に転院しなくてはいけない。




夫の場合は、


下半身麻痺 の症状が後遺症として残ってしまったので、


退院して家に帰ることは不可能なので、


リハビリ入院の必要があった。




大学病院のソーシャルワーカーさんと相談を繰り返し、


あちこちリハビリ病棟のある病院見学に行きました。



受け入れをしてくれる病院は、どこも家から遠いので却下。



家から近い病院のひとつに見学に行き、


受け入れを検討してもらったけど、


拒否されちゃいました。




リハビリ病棟は、多くの病院が、足腰の弱った老人が中心で、


若い患者さんを受け入れてる病院でも、


事故や脳梗塞によって、体が不自由になった患者さんが中心。



夫のように、大病を患って、手術の結果、麻痺した患者さんは


珍しいケースらしく、受け入れをする病院側も、


「今までに経験がない」とか


「もし、何かあったときに対処が難しい」とか


そういう理由での拒否が多かった。




確かに、何の心配も無く、麻痺のことだけ考えて


リハビリに専念するということが、夫の場合はできません。



血圧、血管、術後の経過観察など、


色んなことを気にしながらリハビリをしなくてはいけません。


その為、リハビリ病棟 プラス 循環器内科 もある病院に


入院する必要がありました。



病院探しのため、あちこち走り回る日々が続きました。



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