「昔の自分を詠み返す」 | 灼熱漂流記~I wanna be a Cool&Beauty~

灼熱漂流記~I wanna be a Cool&Beauty~

音楽・映像・活字に依る脳内データベース。


高校の時のお友達と

久しぶりにラインで長々会話をした


彼女は今三人の子供の母親で

二度目の結婚をした

彼女のロケーションには激動の変化があったけど

彼女は昔から

自分の事をよく解っている


そのたくましさはずっと揺るぎない


今では近況をたまに報告し合う程度で

なかなか会えないけど

当時は毎日会って遊び回って

家に帰ると電話で何時間も話してた


あの頃から今も

彼女は堂々としていて

プロポーションも中身も美しい


若かったあたしには

羨ましいというより

本当は嫉妬に似た感情だったのかもしれない

今では賞賛という形に変わって

“あたしはこんな風に生きれないだろうな”という

彼女への敬意がある


自分の現状を話す時

文面にすると長くなるし

口に出すと限がなくて

後からいつも「あ~あ」と思うけど

彼女は何があってもどんな事でも

最後までちゃんと聞いてくれる


淡々と

あくまで彼女の意見を述べられるのは

あたしの色々を

ずっと把握し続けてくれてるし

憶えてくれてるから出来る事なんだよね


あたしが同じ様な場所をグルグルしている事

今どんな場所に立って

どんな人を見ているか

“進展があったら教えてね”と

その一言で心が軽くなった


ありがとね








胡麻(goma)