フロントフォークの最新チューニング → 15,000円(左右で)
株式会社黒山レーシングの得意技は「リアクッションのいじり」のイメージがありますが、実は「フロントフォークのいじり」も合わせてやっています。
それはそうで「片方の靴だけいいのを履いても、もう片方がスカ靴だったら変」なのと同じですね。前後のサスペンションの動きが合って、初めて良いライディングが可能ですね。
株式会社黒山レーシングでは、メーカーを問わず「内部のシムやセッティングをいじらず、オイルの通路だけをいじる」事をして性能アップを狙います。
今のフロントフォークは、どのメーカーのであれとてもいい性能を持っています。上下の動きには別々にアジャスターが付いていて、最後の沈み込みも踏ん張り度の調整できるアジャスターが付いている、のがほとんど。
アジャスター機能の構造は、オイルの通路を「大きくしたり小さくしたり」で性能を変化させています。だからオイルの流れる通路の「バリを取り段差をなくす」事で、見違えるように動きが良くなりますね。
オイル通路の流れを良くする改良は簡単みたいですが、実はこれにはノウハウがあります。それは「流れを良くし過ぎてはいけない部分がある」という事。それと、流れを良くする場合「どちらの方向にオイルを流すか」というのもノウハウです。
*内圧抜き、の事
昔のフロントフォークのオイルシールは「漏れない」を重視して動きを犠牲、締め付けをきつくしていましたから自然オイル漏れも滅多にありませんでした。
今のフロントフォークのオイルシールは「動き重視のために締め付けを甘く」設計しています。だから、今のフロントフォークのオイルシールは「傷もないのに」簡単に、オイル漏れが始まることがあります。
荒っぽく、オイルシールの構造上、擦れている部分に内部からオイルをほんの少しだけ滲ませてゴム部分を湿らせ動きを良くする仕組みになっています。これはフロントフォークの往復軸でも、エンジンなんかの回転軸でも、オイルシールとはそうなるように設計されています。
フロントフォークの動く部分を見てみますと、ほんのりとオイルが滲んでいることがありますが、これは「汗かき現象」と申しましてオイルシールからのオイル漏れではありません。
でもこの汗かき現象も、夏場に内部の空気圧力が熱気で上がってくると「汗かき現象」が「オイル漏れ現象」に変わります。これで「オイルだだ漏れ」となるしだい。
夏場だけですが、この現象を防止するには「トップキャップに内圧抜きバルブ」をつけるのが一番の対策。これも一連の作業に含まれます。
さて、能書きはこれまで、以下の広告です。
・左右上下動スムーズ+最後のこらえチューニング+内圧抜きバルブ取付け 対応→φ38パイオリ、φ39Tech/Showa
→ 15,000円(左右で)
1) 上下動きをとてもスムーズに
2) 最後の沈み込みこらえを強力に
3) 左右トップキャップに内圧抜きバルブ取付け
4) ついでにオイルシール交換 + 800円〜1,600円/個
5) ついでにダストシール交換 +1,000円〜1,500円/個
送ってください。こちら受取後、すぐに対応いたしますが順番がありますので最低“3泊”はみて下さいね。
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株式会社黒山レーシング:開発部品製作室/黒山一郎