先日中古機流通協議会にて
「新基準に該当しない遊技機」の比率が50%を下回っていない店舗に対しての対応が決定しました。
これは「高射幸性遊技機」の設置比率ではなく、「新基準に該当しない遊技機」の設置比率です。
先日とある業界人のブログを見ていたところ、この2つをごっちゃ混ぜにしてしまっていました・・・
当ブログでは何度か説明したような気もしますが、確認のためにもう一度おさらいしたいと思います。
新基準に該当しない遊技機は主に、サブ基盤で出玉を制御している遊技機となります。
現在業界団体がリスト化している
「新基準に該当しない回胴式遊技機」は全409型式で1/31現在約64.8万台、
そのうち特に高い射幸性を有すると区分された回胴式遊技機が
「高射幸性遊技機」となり全77型式約49.4万台となってます。
今回問題視されている台数比率50%というのは
「新基準に該当しない回胴式遊技機」の設置比率
「新基準に該当しない回胴式遊技機の設置台数」/「回胴式遊技機の設置台数」
となりますので409型式がこれに該当します。
全国の平均では設置比率は現在約38%となってますので問題はありませんが、
個々のホールにおいては設置比率50%以下となっていないホールがまだまだあります。
今回の決議内容はこれらのホールが対象となります。
保安課の方々は「新基準に該当しない回胴式遊技機」の比率だけではなく、
「高射幸性遊技機」の台数に関しても問題視していますので
「新基準に該当しない回胴式遊技機」の設置比率だけ守っていれば問題無いという訳ではありませんが、
とりあえずは業界として決めた事は守るという態度を内外に示す為の決議という感じですね。
これはあくまで中古機の移動・設置に関する事ですので
新台の導入に関してはメーカー毎に対応を委ねるようですが、
日電協さんや日工組さんはどうするのでしょうね。
そもそもスロットはどちらの組合にも加盟していないメーカーもある訳で
色々と動きが取りづらいのでしょうか。
本来であれば2016/12/1の時点で
全ホールが設置比率50%以下となっていなければならなかった訳ですが、
そうならなかった背景にはホールと業界団体、警察との温度差があるからなのでしょうね。
はっきり言って最近の警察の本気度は相当なものですから、
この問題は早々に片を付けなければならない案件なのですよね。
いつまでも業界で決めた事すら守れないと・・・・
・・・
・・・
こっから先は考えたくないですね(´・ω・`)